ページの先頭行へ戻る
Symfoware Server V11.0.0 アップデート情報
Symfoware

2.48 rdbexecsqlコマンドの独立性水準

変更内容

7.0.2以前

rdbexecsqlコマンドの独立性水準の初期値は、以下の表のとおりです。

表2.13 rdbexecsqlコマンドの独立性水準の初期値(7.0.2以前)

R_LOCKの値

DSO_LOCKの指定

独立性水準

YES

×

REPEATABLE READ

NO

SERIALIZABLE

×: 指定不可

○: 指定あり

-: 指定なし

8.0.0以降

rdbexecsqlコマンドの独立性水準の初期値がREAD UNCOMMITTEDとなります。

ただし、動作環境ファイルでDSO_LOCKを指定している場合はSERIALIZABLEです。

表2.14 rdbexecsqlコマンドの独立性水準の初期値(8.0.0以降)

R_LOCKの値

DSO_LOCKの指定

独立性水準

YES

×

READ UNCOMMITTED

NO

SERIALIZABLE

READ UNCOMMITTED

×: 指定不可

○: 指定あり

-: 指定なし

非互換

DSO_LOOKを指定していない場合、rdbexecsqlコマンドの独立性水準の初期値がREAD UNCOMMITTEDとなります。

対処方法

7.0.2以前と8.0.0以降の非互換による対処

独立性水準をREAD UNCOMMITTED以外に変更したい場合はSET TRANSACTION文で独立性水準を変更してください。

rdbexecsqlコマンドを実行する場合は、クライアント用の動作環境ファイルのDEFAULT_ISOLATIONで指定した独立性水準の変更は無視されます。