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Interstage List Works V10.1.0 帳票印刷配信機能メッセージ集
Interstage

2.1.5 ソースがWORKIT MSG(F3BW)のイベントログ

ソースがWORKIT MSG(F3BW)のイベントログは、メッセージ通知に関するイベントログです。以下に、ソースがWORKIT MSG(F3BW)のイベントログが出力された原因、および対処方法をイベントID順に説明します。

ソースがWORKIT MSG(F3BW)のイベントログ

イベントID

種類

メッセージ本文

原因と対処方法

1

エラー

メッセージ制御プログラムの動作環境が異常です。製品を再度インストールしてください。

帳票出力サーバの動作環境(レジストリ)が存在しない、または壊れています。

List Works Print Agentを再インストールしてください。

2

警告

メッセージ情報管理ファイルが未作成です。

メッセージ情報管理ファイル(メッセージログファイル)が存在しません。
以下のどちらかが考えられます。

  • 製品格納フォルダ下にあるメッセージ情報管理ファイルを誤って削除した

  • 前回サービス起動時(システム起動時)にメッセージ情報管理ファイルの再作成に失敗した

「メッセージ管理環境設定」画面で「メッセージ情報管理ファイルの大きさ」の値を変更し、コンピュータを再起動してください。「メッセージ管理環境設定」画面については、到着通知パネルのメッセージ操作ヘルプを参照してください。

4

警告

メッセージ情報管理ファイルが破壊されているので、メッセージ情報を初期化します。

メッセージ情報管理ファイルの内容が壊れています。以下のいずれかが考えられます。

  • 製品格納フォルダ下にあるメッセージ情報管理ファイルを誤って削除した

  • 製品格納フォルダ下にあるメッセージ情報管理ファイルを誤って変更した

  • 前回のシステムシャットダウンが正常に行われなかった

対処は不要です。自動的にメッセージ情報が初期化されます。ただし、以前のメッセージ情報は消去されます。

5

エラー

パッケージ格納情報、またはパッケージ格納先に矛盾が生じたため、処理ができません。

製品格納フォルダ下に必要なファイルが存在しない、または壊れています。

製品を再インストールしてください。

6

エラー

WinSocketが未サポートです。

ネットワークプロトコルが正常にインストールされていないか、またはネットワークプロトコルが正常に動作していません。

ネットワークのソフトウェア環境およびハードウェア環境を見直してください。

7

エラー

WinSocketのAPLとDLLの対応がとれていません。

ネットワークプロトコルが正常にインストールされていないか、またはネットワークプロトコルが正常に動作していません。

ネットワークのソフトウェア環境およびハードウェア環境を見直してください。

8

エラー

WinSocketエラー。ネットワークの準備ができていません。

ネットワークプロトコルが正常にインストールされていないか、またはネットワークプロトコルが正常に動作していません。

ネットワークのソフトウェア環境およびハードウェア環境を見直してください。

100

情報

メッセージ通信サービスを開始しました。

“WORKIT MSG(F3BW)”サービスの開始ログです。

対処は必要ありません。

101

情報

メッセージ通信サービスを停止しました。

“WORKIT MSG(F3BW)”サービスの停止ログです。

対処は必要ありません。

102

情報

メッセージ制御サービスを開始しました。

“WORKIT MSG(F3BW)”サービスの開始ログです。

対処は必要ありません。

103

情報

メッセージ制御サービスを停止しました。

“WORKIT MSG(F3BW)”サービスの停止ログです。

対処は必要ありません。

111

警告

メッセージ送信に失敗したため、xxx.xxx.xxx.xxxに送信しました。

[送信に失敗した
コンピュータ]xxx.xxx.xxx.xxx

[メッセージ番号]xxxxx

[メッセージ送信元]xxxxx

[メッセージ本文]xxxxx

返答メッセージ、または応答メッセージの送信に失敗したため別の通知先へ送信しました。
返答メッセージ、または応答メッセージの送信に失敗した場合、出力時の優先順序にしたがい通知可能なコンピュータを検索し、最初に見つかったコンピュータにメッセージを通知します。

xxxxxには、送信に失敗した通知先と、変更先コンピュータ、メッセージ内容に関する情報が表示されます。
なお、メッセージの通知先コンピュータが存在しないなど、不当なコンピュータ名が指定された場合、[送信に失敗したコンピュータ]には何も表示されません。
この場合、ソースがF3EWSRVのイベントログのイベントID11001に不当な通知先コンピュータに関する情報が表示されます。また、メッセージの通知先コンピュータまたは送信に失敗したコンピュータが自ホストである場合、メッセージの通知先コンピュータまたは[送信に失敗したコンピュータ]に「0.0.0.0」と表示される場合があります。

メッセージ通知先に指定している環境を見直してください。主な原因は以下のとおりです。

  • メッセージ通知先コンピュータの電源が投入されていない

  • メッセージ通知先コンピュータの到着通知パネルが起動されていない

  • メッセージ通知先コンピュータが存在しない

  • メッセージ通知先に、IPv6形式のIPアドレスを指定している

  • 帳票出力サーバまたはメッセージ通知クライアントがWindows XP/Windows Server 2003などのIPv6をサポートしていない環境の場合に、setenvmsgコマンドによる通信時に使用するプロトコルの設定に誤りがある

  • 帳票出力サーバとメッセージ通知クライアントのsetenvmsgコマンドによる通信時に使用するプロトコルの設定に誤りがある

  • IPv6形式のIPアドレス、またはIPv4形式のIPアドレスのいずれかが名前解決(正引き、逆引き)できていない

注意

IPv6プロトコルで通信を行った場合も必ずIPv4形式でIPアドレスが表示されます。

112

エラー

メッセージ送信に失敗しました。

[送信に失敗した
コンピュータ]xxx.xxx.xxx.xxx

[メッセージ番号]xxxxx

[メッセージ送信元]xxxxx

[メッセージ本文]xxxxx

返答メッセージ、または応答メッセージの送信に失敗しました。
返答メッセージ、または応答メッセージの送信に失敗した場合、出力時の優先順序にしたがい通知可能なコンピュータを検索しますが、どこにも通知できなかった場合に表示されます。
xxxxxには、送信に失敗した通知先と、メッセージ内容に関する情報が表示されます。
なお、メッセージの通知先コンピュータが存在しないなど、不当なコンピュータ名が指定された場合、[送信に失敗したコンピュータ]には何も表示されません。
この場合、ソースがF3EWSRVのイベントログのイベントID11001に不当な通知先コンピュータに関する情報が表示されます。

メッセージ通知先に指定している環境を見直してください。主な原因は以下のとおりです。

  • メッセージ通知先コンピュータの電源が投入されていない

  • メッセージ通知先コンピュータの到着通知パネルが起動されていない

  • メッセージ通知先コンピュータが存在しない

  • メッセージ通知先に、IPv6形式のIPアドレスを指定している

  • 帳票出力サーバまたはメッセージ通知クライアントがWindows XP/Windows Server 2003などのIPv6をサポートしていない環境の場合に、setenvmsgコマンドによる通信時に使用するプロトコルの設定に誤りがある

  • 帳票出力サーバとメッセージ通知クライアントのsetenvmsgコマンドによる通信時に使用するプロトコルの設定に誤りがある

  • IPv6形式のIPアドレス、またはIPv4形式のIPアドレスのいずれかが名前解決(正引き、逆引き)できていない

注意

IPv6プロトコルで通信を行った場合も必ずIPv4形式でIPアドレスが表示されます。

201

エラー

コンピュータ名またはIP アドレスが見つかりません。ネットワーク環境を見直してください。

通信先:XXXXX

通信先の名前解決に失敗し、メッセージの通知を行うことができませんでした。

本エラーはIPv6環境でのhostsファイルやDNSサーバの正引き、逆引きの設定に不足がある場合、複数回出力されます。

hostsファイルやDNSサーバなどには、IPv6形式のIPアドレスだけではなく、IPv4形式のIPアドレスの定義を合わせて設定してください。

  • ホスト名からIPv4形式のIP アドレスへの名前解決(正引き)

  • ホスト名からIPv6形式のIP アドレスへの名前解決(正引き)

  • IPv4形式のIPアドレスからホスト名への名前解決(逆引き)

  • IPv6形式のIPアドレスからホスト名への名前解決(逆引き)

2000

エラー

メッセージ制御サービスにエラーが発生しました。XXXXX

予期しないエラーが発生しました。
XXXXXには、“エラー発生WindowsAPI名failed-エラー要因”が表示されます。

メッセージの内容を記録して、当社技術員に連絡してください。