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Interstage Business Application ServerV10.0.0 インストールガイド
Interstage

1.3.1 標準インストール

標準インストールは、Java EE、および本製品の標準的な機能を簡易に利用する場合の導入方法です。
また、インストール後にサンプルアプリケーションを使用することにより、運用方法や、アプリケーションの作成方法を理解することができます。
標準インストールが完了した後は、Interstage Java EE管理コンソールを使用し、簡易な操作で運用を開始できます。

<標準インストールで使用できる機能>

標準インストールによって、以下の機能がインストールされ、使用できます。

表1.1 アプリケーションサーバ機能の標準インストールで使用できる機能

機能

説明

フレームワーク

フレームワーク基本機能

フレームワークに共通の基本機能と、Webアプリケーションのフレームワークです。

Webアプリケーションフレームワークオプション

データベース連携機能、アプレットとの連携機能です。

EJBアプリケーションフレームワーク

EJBアプリケーションのフレームワークです。

バックエンド連携サービス

バックシステムとの連携を行うライブラリです。

エンタープライズアプリケーションオプション

ログ拡張機能です。

ログオプション

高信頼性ログ機能との連携を行うライブラリです。

オープンJavaフレームワーク

Spring framework、Struts、iBATIS等のオープンJavaフレームワークです。

アプリケーション連携実行基盤

同期アプリケーション連携実行基盤

クライアントからの処理要求に対し、サーバアプリケーションの処理結果を即時応答(同期処理)するアプリケーション連携実行基盤です。

データベースアクセス管理機能

業務データベースに対するコネクション管理、およびトランザクション制御を行うための機能です。

アプリケーションサーバ機能

基本機能

Interstage Application Serverに必要な基本機能です。

Java EE

GlassFish v2.1ベースのJava EE機能です。

マルチ言語サービスの基本機能

CORBAサービス、ワークユニット管理機能などマルチ言語サービスの基本機能です。

データベース連携サービス

データベース連携サービスです。

イベントサービス

アプリケーションプログラム間の通信をオブジェクトで非同期に行う機能です。

Portable-ORB

Javaクライアントの実行時にWebサーバからJavaランタイムをダウンロードして実行環境を構築するサービスです。

Webサーバ

Apache HTTP Server Version 2.0ベースのWebサーバです。

セキュア通信サービス

証明書・鍵管理機能、およびSSL通信機能です。

Interstage ディレクトリサービス

Interstageの各サービスから使用できる、LDAPをベースとしたディレクトリサービス機能です。

Interstage管理コンソール

GUIによるInterstageの環境構築/運用操作/運用監視を提供する機能です。

Webサーバコネクタ/J2EE互換

Webサーバコネクタ、およびTomcat5.5ベースのServletサービス、Interstage EJBサービスなどを含むJ2EE互換機能です。

Java SE

JDK 6

JDKのバージョン6です。

JDK 5.0

JDKのバージョン5.0です。

Fujitsu XMLプロセッサ

Fujitsu XMLプロセッサです。

高信頼性ログ機能

高信頼性ログ機能です。