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Interstage Big DataComplex Event Processing ServerV1.0.0 ユーザーズガイド
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5.4.11 XTPのキャッシュ

XTP連携により、複合イベント処理ルールから外部のXTPのキャッシュを参照する場合、以下の点に留意して検討します。

5.4.11.1 利用可能なXTPのキャッシュの形式

XTPのキャッシュは、KeyとValueで構成されます。本製品で参照するキャッシュは以下の構成にする必要があります。

Keyに使用可能な型

Valueに使用可能な型

java.lang.String

java.util.HashMap<java.lang.String, java.lang.Object>

複合イベント処理ルールで指定する各プロパティは、上記HashMapの各要素に対応します。

キャッシュのHashMapの各要素の値で使用可能な型と、対応する複合イベント処理ルールにおける型は以下の通りです。

HashMapの各要素に使用可能な型

対応する複合イベント処理ルールの型

java.lang.String

string

java.lang.Boolean

bool/boolean

java.lang.Byte

byte

java.lang.Integer

int/integer

java.lang.Long

long

java.lang.Float

float

java.lang.Double

double

XTPのキャッシュのKeyとValueに指定するHashMapは以下の関係とする必要があります。

実際の使用方法については、「5.4.15 キャッシュアクセスアプリケーション(更新)の設計」を参照してください。