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Systemwalker Runbook Automation リファレンスガイド
Systemwalker

4.4.2 全部品共通の注意事項

全部品共通の注意事項を示します。

4.4.2.1 フォーカス移動におけるInternet Explorerの動作に関する注意事項

あるUI部品上にフォーカスが当たっているときに、ほかのフレームのスクロールバーをマウスでクリックしても、依然としてその部品に対してキー入力が可能な状態となります。しかし、このような状態でキー入力を行うと、入力したデータが失われたり誤ったデータが設定されたりする危険性があります。このような状態で、キー入力を行わないように注意してください。

スクロールバー以外の部分をクリックすることで、フォーカスとキー入力の可・不可の関係は、正しい状態に戻ります。

また、画面設計を行う際にも、フレームにスクロールバーが表示されないよう考慮してください。

4.4.2.2 部品に対するキー入力に関する注意事項

Calendar部品における空白キーでの日付選択など、いくつかの部品ではキー操作による独自の処理が定義されています。
これらの部品に対してキー操作を行う際にIMEがONになっていると、正しく処理が行われない場合があります。そのような場合はIMEをOFFにして、直接入力モードでキー操作を行うようにしてください。

また、Microsoft IME以外の日本語入力システムを使用している場合は、システムによっては入力システムを停止させる必要があります。

4.4.2.3 Number型のデータに関する注意事項

Internet Explorer 7では、Number型を、IEEE 754で規定される64ビット倍精度浮動小数点数で扱う仕様になっています。そのため、QuickFormで扱うNumber型のデータについては、浮動小数点演算特有の誤差が生じる場合があります。