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Systemwalker Runbook Automation 運用ガイド
Systemwalker

6.3 スケジュール定義を作成する

公開されたプロセス定義に対して、スケジュール定義を設定します。

Webコンソールからスケジュール定義を作成する手順を、以下に示します。

この作業は運用管理者またはオペレーターが行います。

  1. [プロセス管理]タブの[プロセス定義]サブメニューをクリックし、リストパネルからスケジュール定義を設定するプロセス定義を選択します。

  2. プロセス定義詳細の[要約]タブから[スケジュール定義作成]ボタンをクリックし、新規のスケジュール定義を作成します。

  3. [一般設定]パネルには以下の値を入力できます。値の入力後、[次へ]をクリックします。

    項目

    入力値

    名前

    スケジュール定義の名前(必須)

    50バイト以内で指定します。

    以下の文字、空白、半角カナ、およびユーザー定義文字を含むことはできません。また、1文字目に # は指定できません。

    ?  \  *  "  <  >  |  /  :  ;  ,  '  .

    プロセス定義

    スケジュール定義を設定するプロセス定義

    実行予測時間

    プロセスの実行予測時間(1~9999分)(任意)

    同時に複数のプロセスを実行(注1)(注2)(注3)

    スケジュール定義からのプロセス起動で、同時実行を許可するか、許可しないかを選択

    メモ

    スケジュール定義の説明(任意)

    128バイト以内で指定します。
    半角カナ、およびユーザー定義文字を含むことはできません。

    注1)

    スケジュール定義にはあらかじめユーザ定義属性が設定されています。ユーザ定義属性の設定が同じであるプロセスインスタンスが複数実行されるのを防止するためには、[許可しない]を選択してください。[許可しない]を選択した場合、以下のスケジュール定義からの起動では、同時にプロセスの実行はできません。

    • スケジュール定義に従って自動実行

    • スケジュール定義詳細の[操作]パネルから直接起動

    [許可しない]を選択した場合でも、プロセス定義からユーザ定義属性の設定をして開始した時には、同時に実行されます。

    注2)

    [許可しない]を選択した場合、プロセスインスタンスが停止するまでの間は、スケジュール定義の操作(保留、無効、直ちに起動、編集、削除)を行うことができません。プロセスインスタンスが停止したあとに、実施してください。

    注3)

    [許可しない]を選択せず、同時に複数のプロセスを実行可能とした場合でも、プロセスインスタンスの起動処理が完了するまでの間(プロセスインスタンスの状態が“作成済”の間)は、スケジュール定義の操作(保留、無効、直ちに起動、編集、削除)を行うことができません。プロセスインスタンスの起動処理が完了したあとに、実施してください。

  4. [ユーザ定義属性設定]パネルには運用操作部品に渡す値を入力します。値の入力後、[次へ]をクリックします。

    この例では以下の値を運用操作部品に渡します。

    例)

    Inputparam3 :Param1

  5. [起動日設定]パネルで、“起動日を設定する”を選択して、以下の値を入力できます。入力後、[確認・調整]ボタンをクリックします。

    “起動日を設定しない”を選択した場合は、次の[起動時刻設定]パネルで起動時刻の設定はできません。

    項目

    入力値

    基本設定

    すでに登録済みのスケジュールパターンか、起動日のパターン(毎日、毎月、毎週、営業日の日付、曜日)を直接設定(必須)

    休日の設定

    すでに登録済みの休日カレンダーと起動日が休日の場合の扱いを設定(任意)

    運用期間の設定

    プロセスをスケジュールで起動する期間を設定(任意)。未入力の場合は、登録した日以降がスケジュールで起動する期間になります。

  6. [設定内容の確認・調整]画面では、以下の値を入力できます。値の入力後、[OK]ボタンをクリックし、[起動日設定]パネルで[次へ]をクリックします。

    項目

    入力値

    特定日の設定

    基本設定と休日の設定により設定された起動日に対して、ある特定の日については例外的に自動運用プロセスの起動を抑止したり、起動日となっていない日に起動させたりすることができる設定(任意)

    年・月

    確認したい年と月(必須)。3年先まで確認できます。

    なお、カレンダーに表示される情報については、以下のとおりです。

    起動日

    背景色が青の日付

    休日

    文字色が赤の日付

    運用期間外

    斜線の日付

    過去の日付

    背景色が灰色の日付

    注意

    特定日がクリアされる場合について

    特定日は、以下の操作を行った場合にクリアされます(対象となるスケジュール定義が再作成されます)。スケジュール定義編集画面の起動日タブの[設定内容の確認・調整]で、設定されている特定日を確認して、再度調整したのち保存してください。

    • スケジュール定義が参照している休日カレンダーを変更した場合

    • スケジュール定義が参照しているスケジュールパターンを変更した場合

  7. [起動時刻設定]パネルには“起動時刻を設定する”を選択して、以下の値を入力できます。値の入力後、[次へ]をクリックします。

    項目

    入力値

    基本設定

    起動時刻か起動間隔を設定(必須)

  8. [確認]パネルには、スケジュール定義として設定した内容が表示されます。[完了]をクリックするとスケジュール定義が登録されます。修正する場合は[戻る]で修正するパネルに戻ります。

    なお、スケジュール定義で起動されたプロセスのプロセスインスタンス名は、プロセス定義名になります。