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Interstage Business Application ServerV11.0.0 チュートリアルガイド
Interstage

5.3 テストの実行(Solaris、Linux[Intel64])

テスト環境に配備したサーバアプリケーションのテストについて説明します。


配備したサーバアプリケーションのデバッグには、以下の2つの方法があります。

本書では、“PAYMENTCHANGE”プロジェクトを例に、リモートデバッグ機能のアタッチデバッグを利用したテストの手順を示します。

  1. デバッグ対象のアプリケーション開発用プロジェクトを、[構造]ビュー、または[依存]ビューで選択します。Interstage Studioのメニューバーから、[実行] > [デバッグの構成]を選択してください。



  2. 表示された[デバッグ構成]画面の左ペインで[リモートCOBOLアプリケーション]を選択して、上部の[新規]ボタン()をクリックし、リモートデバッグの設定を行います。



    以下の値を設定して、[デバッグ]をクリックしてください。

    項目

    設定値

    名前

    PAYMENTCHANGE

    プロジェクト名

    PAYMENTCHANGE(初期値)

    デバッグ方法

    アタッチデバッグ

    サーバのデバッガ起動情報

      

    デバッグ情報フォルダ

    /home/ibas/build_work/PAYMENT/PAYMENTCHANGE

  3. 開発環境上でリモートデバッガコネクタが起動して、開発環境のタスクトレイにアイコン()が表示され、デバッガが待ち状態になります。

    ポイント

    デバッグが開始される前に、デバッグを行うソースファイルを開いて、あらかじめブレークポイントを設定しておいてください。
    プレークポイントの設定方法の詳細については、“NetCOBOL Studio 使用手引書”の“デバッガの機能”の“ブレークポイント”を参照してください。

  4. Interstage Java EE管理コンソールのツリーコンポーネントで[アプリケーション]>[Webアプリケーション]を選択し、表示される[配備されている Web アプリケーション]セクションで“AcceptWEBCBL”の起動リンクをクリックしてください。表示される[Web アプリケーションリンク]画面で、リンクをクリックし、マシン名をIPアドレスに変更すると、アプリケーションのトップページが表示されます。

    http://192.168.0.10:port/AcceptWEBCBL/

  5. “予算確認/追加”をクリックした時点で、テスト環境のクライアントアプリケーションから、アプリケーション連携実行基盤に配備されているサーバアプリケーションの“PAYMENTCHANGE”が呼び出され、デバッグが開始されます。

デバッガの機能、および操作の詳細については、“NetCOBOL Studio 使用手引書”の“デバッグ機能”を参照してください。