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Interstage Business Application ServerV11.0.0 解説書
Interstage

B.3.1 設計

異常の検知条件となる予兆監視条件およびアプリケーションタイムアウト時間の設計を行います。設計は以下を参考に実施してください。

■予兆監視条件

Interstage Application Serverの予兆監視条件をもとに検知を行います。

予期しない急激なJavaヒープの枯渇や実メモリの不足は、アプリケーションのレスポンスが劣化するだけでなく、OSからJavaVMが強制的に停止されるなど本機能が動作できない可能性があります。このような状態を避けるため、予兆監視条件を設計することを推奨します。

設定値については、Interstage 管理コンソールモニタ機能や、J2EEモニタロギング機能などを使用し、アプリケーション安定稼動を行うための許容条件を割り出して設定してください。

予兆監視条件についての詳細は、Interstage Application Server J2EEユーザーズガイド(旧版互換)”を参照してください。

J2EEモニタロギング機能の詳細は、“Interstage Application Server J2EEユーザーズガイド(旧版互換)”を参照してください。

■アプリケーションタイムアウト時間

Interstage Application Serverのアプリケーション最大処理時間で設定された値をもとに状態監視を行います。

設定値については、業務処理として許容可能なアプリケーションの処理時間を基に設計してください。

アプリケーション最大処理時間についての詳細は、“Interstage Application Server Interstage管理コンソールヘルプ”、“Interstage Application Server J2EEユーザーズガイド(旧版互換)”を参照してください。