データベースリソース定義は、COBOL、C言語およびJavaで開発したアプリケーションから業務データベースを操作する場合や非同期アプリケーション連携実行基盤がデータベース環境をアクセスする場合に必要となる定義です。
利用者は、開発言語を意識することなく、データベースリソース定義機能を利用して、一貫した定義を行うことができます。
データベースリソース定義機能としてデータベースリソース定義コマンドを提供します。
データベースリソース定義コマンドは、データベースリソース定義およびJDBCデータソース定義に登録、更新、削除および参照するコマンドです。
各コマンドの詳細については、“Interstage Business Application Server リファレンス”を参照してください。
データベースリソース定義の登録
データベースリソース定義にデータベースリソース定義情報を登録します。
また、同時にJDBCデータソース定義の登録も行います。
なお、すでにデータベースリソース定義またはJDBCデータソース定義に登録済の場合はエラーとなります。
データベースリソース定義の更新
データベースリソース定義にデータベースリソース定義情報を上書き登録します。また、同時にJDBCデータソース定義の上書き登録も行います。
指定された定義がデータベースリソース定義またはJDBCデータソース定義に存在しない場合は、エラーとなります。
データベースリソース定義の削除
データベースリソース定義からデータベースリソース定義情報を削除します。
また、同時にJDBCデータソース定義の削除も行います。
なお、データベースリソース定義に指定された定義が存在しない場合はエラーとなります。
データベースリソース定義の参照
データベースリソース定義の登録状況を参照します。
なお、データベースリソース定義に存在しない場合は、情報が登録されていない旨を出力します。
注意
C言語アプリケーションを使用できるのは、同期アプリケーション連携実行基盤だけです。
データベースリソース定義コマンドで登録したJDBCデータソース定義をInterstage管理コンソールやデータベースリソース定義コマンド以外のコマンドで操作した場合、データベースリソース定義とJDBCデータソース定義との間で不整合が発生します。
データベースリソース定義コマンドで登録したJDBCデータソース定義は、データベースリソース定義コマンドで操作してください。