Interstage Business Application Serverは、InterstageのFoundation体系に属するソフトウェアです。
本製品は、以下に示す2つのエディションを提供しています。利用者の業務形態に合わせ、適切なエディションを利用してください。
Standard Edition
Servlet、EJBおよびCOBOLを利用して1つの業務やWebサービス内のアプリケーションを同期呼び出し連携するオンライン業務を構築することができます。J2EEに特化したアプリケーションの構築を支援するApcoordinator、同期アプリケーション連携実行基盤およびログ機能を使用することができます。
Enterprise Edition
Standard Editionの機能に加え、オンライン業務として利用されるディレイド通信(突き放し型)をはじめ、複数のアプリケーションを処理フローに従って連携する業務を構築することができます。アプリケーションの言語には、COBOL、C言語およびJavaを利用することができます。
業務システム | エディション | ||
---|---|---|---|
利用形態 | 利用できる言語 | Standard Edition | Enterprise Edition |
同期アプリケーション連携実行基盤 | COBOL | ○ | ○ |
C言語 | ○ | ○ | |
非同期アプリケーション連携実行基盤 | COBOL | × | ○ |
Java | × | ○ | |
Apcoordinator | Java | ○ | ○ |
オープンJavaフレームワーク | Java | ○ | ○ |
本製品には、アプリケーションサーバとしてInterstage Application Server Enterprise Editionを同梱しており、Interstage Application Serverが提供する豊富なアプリケーション形態と、短時間でセットアップできる高信頼・高性能のアプリケーション実行環境を併用できます。
また、高信頼性ログのユーザログ(ジャーナル)および本製品のフロー定義や運用情報を格納するためのデータベースとしてSymfoware/RDBを同梱していますが、利用者が業務のデータを格納する場合は、別途データベース製品(Symfoware ServerまたはOracle)を購入してください。
その他、関連製品として、バッチ業務を行うための“Interstage Job Workload Server”を提供しています。詳細については、“Interstage Job Workload Server 解説書”を参照してください。