ページの先頭行へ戻る
Interstage Shunsaku Data Manager トラブルシューティング集
Interstage

A.2.5 定量値

Shunsakuで扱えるデータ量(レコード件数、データサイズ)の制限があれば教えてください。

Shunsakuに格納するデータ量については、ハードウェアの実装量に依存する上限はありますが、レコード件数やサイズの制限は設けていません。

ただし、1回の検索、ソート・集計時の返却レコード数には、以下の制限があります。

  • 検索 :10万件以内

  • ソート・集計:1000件以内


32ビット用Shunsakuの場合は、directorプロセスが利用できるメモリ量の制限(1.3~1.5GB)という観点から、およその目安として以下のように考えてください。

  • 1 directorで扱えるレコード件数:2500万件
    (レコード件数は動作環境ファイルのパラメタや動作条件によって変わります)


Shunsakuのsearcherプロセスが利用できるメモリ量の制限(1.3~1.5GB)という観点から、およその目安として以下のように考えてください。

  • 1 searcherで扱える総XMLデータサイズ

    • メモリ検索の場合:1.0GB

    • ディスク検索の場合:50GB
      (縮退時の配付分を考慮した値です。件数には依存しません)

参照

詳細については、“導入・運用ガイド”の“資源の見積り”を参照してください。


なお、上記の目安値を超える場合は、以下の選択肢で対応できます。

  • 64ビット用Shunsakuを利用する

  • directorプロセスを追加する

  • searcherプロセスを追加する


Shunsakuで扱える1レコードの最大サイズを教えてください。

Shunsakuでは、500MB程度までのレコードを扱うことができます。

ただし、APIを用いてデータを追加・更新する場合や、検索したXML文書全体を取り出す場合には、取り扱うデータ長に応じたメモリが必要となります。詳細については、“アプリケーション開発ガイド”の“資源の見積り”を参照して、ご使用のAPIに応じたローカルメモリ量を見積もってください。