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Interstage Application Server Java EE運用ガイド(Java EE 6編)
Interstage

9.1.8 アプリケーション配備

注意

注意事項については、「1.3.1 配備時の注意事項」を参照してください。

9.1.8.1 deployサブコマンド

形式

deploy [--contextroot context_root] [--force[=true|=false]] [--name component_name] [--retrieve local_dirpath] [--enabled[=true|=false]] [--libraries jar_file[,jar_file]...] filepath

機能説明

配備モジュールを配備します。

asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「9.1 asadmin」も参照してください。

また共通オプションについては、「9.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

オプション

オプション名

簡略名

説明

--contextroot

なし

context-rootを指定します。
このオプションはモジュール種別が下記の場合に有効です。
  ・Webアプリケーション(.war)
省略時は、配備対象ファイルから拡張子を除いた値が使用されます。

--force

なし

同一のモジュールが配備済みの場合に、再配備を行うか否かを指定します。
デフォルト値はfalseです。

--name

なし

アプリケーション名を指定します。
デフォルト値は、ファイルの拡張子を除いた値です。

--retrieve

なし

クライアントスタブJARファイルを取り出します。
取り出したJARファイルを格納するディレクトリを指定してください。
クライアントスタブJARファイルの構成については、「4. クライアントスタブJARファイルをダウンロード」を参照してください。

--enabled

なし

配備後にアプリケーションを有効にするか否かを指定します。
デフォルト値はtrueです。
なお、再配備時は、本オプションに指定した値は無視されます。

--libraries

なし

アプリケーションから参照するライブラリ(JARファイル)を絶対パスで指定します。複数指定する場合は、カンマ区切りで指定します。
なお、再配備時に本オプションを省略した場合は、再配備前に指定されている値が有効となります。
本オプション使用時は下記の点に注意してください。

  • 単体のコネクタモジュール配備時には本オプションは無効となります。

  • ライブラリ(JARファイル)は、パス構成要素にカンマを含まない場所へ格納してください。
    カンマを含んだ場合、パスの区切りとして取り扱われ配備に失敗する場合があります。

オペランド

オペランド名

省略

説明

filepath

不可

配備対象ファイルを指定します。

戻り値

0: 正常終了
1: 異常終了

注意事項

使用例

以下のように実行します。

C:\Interstage\F3FMisje6\glassfish\bin\asadmin deploy sample.ear
Command deploy executed successfully.

/opt/FJSVisje6/glassfish/bin/asadmin deploy sample.ear
Command deploy executed successfully.

9.1.8.2 get-client-stubsサブコマンド

形式

get-client-stubs --appname application_name local_directory_path

機能説明

配備されているアプリケーションから、EJBアプリケーションのクライアントアプリケーションで使用するスタブファイルおよびJava EEアプリケーションクライアントの実行に必要なファイルを内包するディレクトリを取得します。
クライアントスタブJARファイルおよびJava EEアプリケーションクライアントの実行に必要なファイルを内包するディレクトリの構成については、「Java EEアプリケーションクライアントの運用操作」の「4. クライアントスタブJARファイルをダウンロード」を参照してください。

asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「9.1 asadmin」も参照してください。また共通オプションについては「9.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

オプション

オプション名

簡略名

説明

--appname

なし

スタブを取得する対象のアプリケーション名を指定します。

オペランド

オペランド名

省略

説明

local_directory_path

不可

スタブファイルを格納するローカルディレクトリのパスを指定します。

戻り値

0: 正常終了
1: 異常終了

使用例

以下のように実行します。

C:\Interstage\F3FMisje6\glassfish\bin\asadmin get-client-stubs --appname sample C:\temp
Command get-client-stubs executed successfully.

/opt/FJSVisje6/glassfish/bin/asadmin get-client-stubs --appname sample /temp
Command get-client-stubs executed successfully.

9.1.8.3 undeployサブコマンド

形式

undeploy [--cascade[=true|=false]] component_name

機能説明

配備済みアプリケーションを配備解除します。

asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「9.1 asadmin」も参照してください。

また共通オプションについては、「9.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

オプション

オプション名

簡略名

説明

--cascade

なし

リソースアダプタと関係するコネクタ接続プール、コネクタリソース、管理オブジェクトリソース、およびリソースアダプタの定義情報を削除するか否かを指定します。
デフォルト値はfalseです。

オペランド

オペランド名

省略

説明

component-name

不可

配備解除対象のアプリケーション名を指定します。

戻り値

0: 正常終了
1: 異常終了

注意事項

使用例

以下のように実行します。

C:\Interstage\F3FMisje6\glassfish\bin\asadmin undeploy sample
Command undeploy executed successfully.

/opt/FJSVisje6/glassfish/bin/asadmin undeploy sample
Command undeploy executed successfully.

9.1.8.4 enableサブコマンド

形式

enable component_name

機能説明

配備されているアプリケーションを有効にします。

asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「9.1 asadmin」も参照してください。

また共通オプションについては、「9.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

オペランド

オペランド名

省略

説明

component_name

不可

対象のアプリケーション名を指定します。

戻り値

0: 正常終了
1: 異常終了

使用例

以下のように実行します。

C:\Interstage\F3FMisje6\glassfish\bin\asadmin enable sample
Command enable executed successfully.

/opt/FJSVisje6/glassfish/bin/asadmin enable sample
Command enable executed successfully.

9.1.8.5 disableサブコマンド

形式

disable component_name

機能説明

配備されているアプリケーションを無効にします。

asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「9.1 asadmin」も参照してください。

また共通オプションについては、「9.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

オペランド

オペランド名

省略

説明

component_name

不可

対象のアプリケーション名を指定します。

戻り値

0: 正常終了
1: 異常終了

使用例

以下のように実行します。

C:\Interstage\F3FMisje6\glassfish\bin\asadmin disable sample
Command disable executed successfully.

/opt/FJSVisje6/glassfish/bin/asadmin disable sample
Command disable executed successfully.