環境変数の設定
Oracle JDBCドライバを動作させるための環境変数の設定例を以下に記載します。JDBCドライバ・格納先ディレクトリは、必要なJDBCクラス・ライブラリを格納した任意のディレクトリです。ドライバを入手するには、OracleのWebページから直接ダウンロードする方法や、Instant Clientをインストールする方法などがあります。詳細は、Oracleのマニュアルを参照してください。環境変数ORACLE_HOMEやTNS_ADMINなどは、必要に応じて設定してください。
設定項目 | ドライバ・バージョン | 設定値 (注) |
---|---|---|
クラスパス | Oracle11g Release2 | JDBCドライバ・格納先ディレクトリ\ojdbc6.jar |
JDBCドライバ・格納先ディレクトリ\orai18n.jar |
注) SolarisまたはLinuxの場合、「\」を「/」に読み替えてください。
接続プールの設定
接続プールの設定に以下を指定してください。
リソースタイプにはデータソースクラスが実装するインタフェースを指定してください。
パラメタ | 指定値 |
---|---|
名前 | 任意の値 |
リソースタイプ | 以下のいずれかを指定してください。
|
データソースクラス名 | 以下のいずれかを指定してください。
|
リソースタイプごとに使用するデータソースクラス名については、以下のように指定してください。
リソースタイプ | データソースクラス名 |
---|---|
javax.sql.DataSource | oracle.jdbc.pool.OracleDataSource |
javax.sql.XADataSource | oracle.jdbc.xa.client.OracleXADataSource |
javax.sql.ConnectionPoolDataSource | oracle.jdbc.pool.OracleConnectionPoolDataSource |
プロパティ
以下に、JDBCドライバへ設定するプロパティの例を示します。指定可能なプロパティの詳細は、JDBCドライバのマニュアルを参照してください。
プロパティ名 | 値 |
---|---|
user | ユーザIDを指定します。 |
password | パスワードを指定します。 |
URL | 以下を指定します。斜体部分は変数名です。
IPv4 例) jdbc:oracle:thin:@//127.0.0.1:1521/customer_db_service IPv6 例) jdbc:oracle:thin:@//[::1]:1521/customer_db_service |
注意
プロパティ名userおよびpasswordにユーザIDとパスワードを指定してください。