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Interstage Application Server Java EE運用ガイド(Java EE 6編)
Interstage

5.10.2 Java DB JDBCドライバ(Type4)

接続プールの設定

接続プールの設定に以下を指定してください。
リソースタイプにはデータソースクラスが実装するインタフェースを指定してください。

パラメタ

指定値

名前

任意の値

リソースタイプ

以下のいずれかを指定してください。

  • javax.sql.DataSource

  • javax.sql.XADataSource

  • javax.sql.ConnectionPoolDataSource

データソースクラス名

以下のいずれかを指定してください。

組み込み環境の場合:

  • org.apache.derby.jdbc.EmbeddedConnectionPoolDataSource40

  • org.apache.derby.jdbc.EmbeddedDataSource40

  • org.apache.derby.jdbc.EmbeddedXADataSource40

クライアント/サーバ環境の場合:

  • org.apache.derby.jdbc.ClientConnectionPoolDataSource40

  • org.apache.derby.jdbc.ClientDataSource40

  • org.apache.derby.jdbc.ClientXADataSource40


リソースタイプごとに使用するデータソースクラス名については、以下のように指定してください。

リソースタイプ

環境

データソースクラス名

javax.sql.DataSource

組み込み環境の場合:

org.apache.derby.jdbc.EmbeddedDataSource40

クライアント/サーバ環境の場合:

org.apache.derby.jdbc.ClientDataSource40

javax.sql.XADataSource

組み込み環境の場合:

org.apache.derby.jdbc.EmbeddedXADataSource40

クライアント/サーバ環境の場合:

org.apache.derby.jdbc.ClientXADataSource40

javax.sql.ConnectionPoolDataSource

組み込み環境の場合:

org.apache.derby.jdbc.EmbeddedConnectionPoolDataSource40

クライアント/サーバ環境の場合:

org.apache.derby.jdbc.ClientConnectionPoolDataSource40

プロパティ

以下のプロパティは一般的に指定が必要なプロパティです。指定可能なプロパティの詳細は、「A.6 データソースプロパティ」を参照してください。

組み込み環境の場合

プロパティ名

DatabaseName

データベースの名前を指定してください。

ConnectionAttributes

データベースが存在しない場合、接続確立時にデータベースを自動作成したい場合「;create=true」を指定してください。すでに指定のデータベースが存在する場合、既存のデータベースへ接続します。


クライアント/サーバ環境の場合

プロパティ名

User

データベースのユーザIDを指定してください。

Password

データベースのパスワードを指定してください。

DatabaseName

データベースの名前を指定してください。

ServerName

Java DBのホスト名またはIPアドレスを指定してください。

例1)IPv4の場合  127.0.0.1

例2)IPv6の場合  ::1

PortNumber

ポート番号をデフォルトから変更した場合、変更したポート番号を指定してください。デフォルトは1527です。

ConnectionAttributes

データベースが存在しない場合、接続確立時にデータベースを自動作成したい場合「;create=true」を指定してください。すでに指定のデータベースが存在する場合、既存のデータベースへ接続します。