Interstage管理コンソールのログは、以下のファイルに採取されます。
出力先
C:\Interstage\gui\trc\isadmin_logon0.log
C:\Interstage\gui\trc\isadmin_logon1.log(注)
/var/opt/FJSVisgui/trc/isadmin_logon0.log
/var/opt/FJSVisgui/trc/isadmin_logon1.log(注)
注)一定量ロギングされたときに作成される退避ファイルです。
出力内容
Interstage管理コンソールのログファイルには、Interstage管理コンソールの以下のログが出力されます。
ログイン操作におけるログイン情報
ログアウト操作におけるログアウト情報
タイムアウト発生によるログアウト情報
出力されるログの形式は、次のとおりです。
ddd mmm DD HH:MM:SS YYYY ログ本文
ログの出力時刻を出力します。
ログ本文を出力します。出力する内容は、以下のとおりです。
ログイン成功時:
[%s1] 21064: Logon was succeed. USER=%s2
ログイン失敗時:
[%s1] 21065: Logon was failed. USER=%s2
ログアウト時:
[%s1] 21066: Logout was successful. USER=%s2
タイムアウト時:
[%s1] 21066: Logout occurred because of a timeout. USER=%s2
上記のログ本文中の可変情報は、以下のとおりです。
%s1:リモートアドレス
%s2:ログインユーザ名
システム管理者は、定期的にこのログファイルを監視し、同一マシン上より頻繁にアクセスがある場合には、Interstage管理コンソール用のWebサーバの定義を変更し、特定ホスト(IPアドレス)からだけのアクセスを許可するように定義変更できます。特定ホストの定義方法の詳細については、“Interstage HTTP Server 運用ガイド”を参照してください。
出力条件のカスタマイズ
Interstage管理コンソールのログファイルは、以下のファイルでカスタマイズを行います。
C:\Interstage\gui\etc\config
/etc/opt/FJSVisgui/config
“Logon Trace Flag:数字”(注)と記述されている行の“数字”の箇所を、0、1、2のいずれかで書き換え、ファイルを保存します。設定値による動作は、以下のとおりです。
0: ログ出力を行いません。
1: ログインがエラーとなった場合にログを出力します。
2: 正常時、エラー時ともにログを出力します。
デフォルトでは、1が設定されます。
注)“Logon Trace Flag:数字”の‘:(コロン)’の前後には、空白を記述できません。
なお、configファイルを編集した場合、次のログオン操作から変更が反映されます。