可変情報
意味
イベントサービスの停止に失敗しました。
システムの処理
イベントサービスの停止処理を中止します。
ユーザの対処
以下の対処を行ってください。
本メッセージの前に出力されたメッセージを参照し、失敗の原因を取り除いて再度イベントサービスを停止してください。
本メッセージの前に情報メッセージod10003が出力された場合、イベントサービスが停止する前にCORBAサービスが停止されました。イベントサービスは、CORBAサービスを停止する前に停止する必要があります。イベントサービスの停止方法については、“アプリケーション作成ガイド(イベントサービス編)”-“運用”-“停止”を参照してください。
例外情報%s1が“COMM_FAILURE”、マイナーコード%s2が“0x464a0101”で本メッセージが出力された場合、システムが過負荷状態である可能性があります。システムの負荷状態を確認した後、esstopコマンドまたはInterstageの強制停止により、イベントサービスを再度停止してください。
エラーメッセージod10918と同時に、本メッセージが例外情報%s1“IDL:CORBA/StExcep/COMM_FAILURE:1.0”、マイナーコード%s2“0x464a0109”で出力された場合、CORBAサービスの動作環境ファイル(config)のmax_IIOP_resp_conの値が不足している可能性があります。コネクションを占有しているアプリケーションを停止するなど、max_IIOP_resp_conの値が不足した原因を取り除いた後、イベントサービスを再度停止するか、または以下の手順でCORBAサービスを停止してください。CORBAサービスを停止することにより、イベントサービスを停止することができます。
コントロールパネルのサービスで、CORBAサービスのサービス“ObjectDirector”を停止します。
管理者権限で以下の操作を行います。
環境変数IS_CMD_LOCKに“off”を設定します。
-ボーンシェルの場合
IS_CMD_LOCK=off
export IS_CMD_LOCK
CORBAサービスを停止します。
OD_stop
isstop -fコマンドを実行した場合は、再度isstop -fコマンドを実行します。
isstop -f
環境変数IS_CMD_LOCKをクリアします。
-ボーンシェルの場合
unset IS_CMD_LOCK
上記以外の場合、例外情報%s1およびマイナーコード%s2を参照し、停止に失敗した原因を取り除いて、再度停止してください。
上記操作を行っても、再び本メッセージが出力されてイベントサービスが停止できない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。
再度起動する場合は、システムを再起動してください。