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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express メッセージ集
Interstage

91.2 CORBAサービスのマイナーコード

マイナーコードは、例外情報の補助情報です。
CORBAサービスから通知されるマイナーコードを以下の表に示します。

ポイント

  • マイナーコードは、Environment構造体のminorメンバにアクセスして参照してください。

  • 0x00000800のフラグが有効な場合(10進表記で1179256832以上)、サーバ側で例外が発生したことを示します。


注意

Javaアプリケーション運用時は、マイナーコードが以下の形式で出力される場合があります。

vmcid: 0x464a0000  minor code: 2176

上記の形式で出力された場合のマイナーコードの確認方法および出力例について、以下に説明します。


■確認方法
  1. 「vmcid:」のあとに、マイナーコードと「0xfffff000」の論理積の結果が出力されます。本値によりマイナーコードの上位5桁を特定します。
    ただし、以下の場合、上位5桁は固定となります。

    • 「vmcid: SUN」の場合:上位5桁「0x53550」

    • 「vmcid: OMG」の場合:上位5桁「0x4f4d0」

  2. 「minor code:」のあとに、マイナーコードと「0x00000fff」の論理積の結果(10進数)が出力されます。本値を16進数に変換して、マイナーコードの下位3桁を特定します。

  3. 1.および2の結果から、マイナーコードのすべての桁を特定します。


■出力例
マイナーコード「0x464a0123」の場合
org.omg.CORBA.NO_MEMORY: Memory Error  vmcid: 0x464a0000  minor code: 291  completed: No
  1. 「vmcid: 0x464a0000」により、マイナーコードの上位5桁は「0x464a0」となります。

  2. 「minor code: 291」により、「291」を16進に変換して、下位3桁は「0x123」となります。

  3. 1.および2.の結果から、マイナーコードは「0x464a0123」となります。


マイナーコード0x53550123」の場合
org.omg.CORBA.NO_MEMORY: Memory Error  vmcid: SUN  minor code: 291  completed: No
  1. 「vmcid: SUN」により、マイナーコードの上位5桁は「0x53550」となります。

  2. 「minor code: 291」により、「291」を16進に変換して、下位3桁は「0x123」となります。

  3. 1.および2.の結果から、マイナーコードは「0x53550123」となります。


マイナーコード0x4f4d0123」の場合
org.omg.CORBA.NO_MEMORY: Memory Error  vmcid: OMG  minor code: 291  completed: No
  1. 「vmcid: OMG」により、マイナーコードの上位5桁は「0x4f4d0」となります。

  2. 「minor code: 291」により、「291」を16進に変換して、下位3桁は「0x123」となります。

  3. 1.および2.の結果から、マイナーコードは「0x4f4d0123」となります。


マイナーコード

意味

原因・対処方法

16進表記

10進表記

0x00000000
0x00000800

0
2048

マイナーコード情報はありません。

91.1 CORBAサービスの例外情報”を参照してください。

0x464a0000
0x464a0800

1179254784
1179256832

マイナーコード情報はありません。

サーバアプリケーション呼び出しに使用するサーバオブジェクトがnullの可能性があります。クライアントアプリケーションを見直してください。該当しない場合は“91.1 CORBAサービスの例外情報”を参照してください。

0x464a0001
0x464a0801

1179254785
1179256833

メモリ獲得に失敗しました。

メモリ不足の解消および不要なアプリケーションを終了してください。

0x464a0002
0x464a0802

1179254786
1179256834

オブジェクトの作成に失敗しました。

メモリ不足の解消および不要なアプリケーションを終了してください。

0x464a0003
0x464a0803

1179254787
1179256835

指定されたコード情報に従ってコード変換ができませんでした。
configファイルの“undefined_char_conversion”パラメタの値が“fail”の場合、コード変換の対象に未定義文字が含まれている可能性があります。

1)パラメタで指定した文字列を確認してください。
2)Portable-ORBを使用している場合は、サーバアプリケーションのコード系が使用可能なコード系であるかを確認してください。

0x464a0004
0x464a0804

1179254788
1179256836

スタブソース、スケルトンソースで一時的なエラーが発生しました。

メモリ不足の解消および不要なアプリケーションを終了してください。

0x464a0005
0x464a0805

1179254789
1179256837

メモリ解放に失敗しました。

資源の二重解放を確認してください。

0x464a0006
0x464a0806

1179254790
1179256838

encode/decodeの操作フラグが矛盾しています。

スタブソース、スケルトンソースが一致しているかを確認してください。

0x464a0007
0x464a0807

1179254791
1179256839

通信データのencode/decodeに失敗しました。

1)スタブソース、スケルトンソースが一致しているかを確認してください。
2)通信中に異常が発生しました。通信環境を見直してください。
3)上記に当てはまらない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。

0x464a0008
0x464a0808

1179254792
1179256840

クライアント/サーバアプリケーション間のパラメタ受渡しデータ(転送データ)にNullオブジェクトが含まれている可能性があります。
または、その他、encode/decodeでエラーが発生しました。

1)アプリケーションプログラムの転送データにNullオブジェクトが含まれていないかを確認してください。
2)上記に当てはまらない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。

0x464a0009
0x464a0809

1179254793
1179256841

encode/decodeの作業域獲得に失敗しました。

メモリ不足の解消および不要なアプリケーションを終了してください。

クライアント/サーバアプリケーション間のパラメタ受渡しデータ(転送データ)にNullオブジェクトが含まれている可能性があります。

アプリケーションプログラムの転送データにNullオブジェクトが含まれていないかを確認してください。

0x464a000a
0x464a080a

1179254794
1179256842

関数の発行シーケンスエラーが発生しました。

アプリケーションの関数発行順番を見直してください。

0x464a000b
0x464a080b

1179254795
1179256843


システム資源(ハンドル数)不足を検出しました。


不要なアプリケーションを終了し、システムの空きハンドルを増やしてください。


ファイルディスクリプタ数の資源不足を検出しました。
または、CORBAアプリケーションのプロセス数がconfigファイルの“max_process”を超えた可能性があります。


システム資源不足のため、システムで使用可能なファイルディスクリプタ数を増やしてください。
システムログにod10936メッセージが出力されていないかを確認してください。対処については、“80.13.30 od10936”を参照してください。

0x464a000c
0x464a080c

1179254796
1179256844

クライアントとサーバとの間でIDLに不一致があるか、送信側でNULLオブジェクトを送信した可能性があります。

クライアントとサーバとのIDLが一致しているか、または送信側がNULLオブジェクトを送信していないかを確認してください。

0x464a0010
0x464a0810

1179254800
1179256848

インプリメンテーションに定義されたライブラリが使用できません。

1)ライブラリのパス名を見直してください。

2)サーバ起動時の環境変数LD_LIBRARY_PATHの設定を確認してください。

0x464a0011
0x464a0811

1179254801
1179256849

指定されたサーバにクライアントから呼び出し対象のオブジェクトが存在しません。

1)サーバとクライアントのスタブ、スケルトンが一致しません。
2)ライブラリの作成に誤りがあります。

0x464a0012
0x464a0812

1179254802
1179256850

ライブラリの読込みに失敗しました。

ライブラリのアクセス権限がありません。

0x464a0013
0x464a0813

1179254803
1179256851

CORBAサービスのkey情報が存在しません。

1)インストールしたファイルシステムが壊れています。
2)CORBAサービスを再インストールしてください。

0x464a0014
0x464a0814

1179254804
1179256852

環境変数OD_HOMEが未設定です。

環境変数OD_HOMEを設定してください。

0x464a0015
0x464a0815

1179254805
1179256853

CORBAサービスのディレクトリ構成が不当です。

1)CORBAサービスを再インストールしてください。
2)環境変数OD_HOMEの設定内容が正しいかを確認してください。

アプレットでPortable-ORBを使用している場合、動作環境ファイルの指定に誤りがあります。

1)動作環境ファイルが格納されているかを確認してください。
2)格納位置の指定に誤りがないかを確認してください。
3)プロキシの設定に誤りがないかを確認してください。プロキシサーバを経由せずにアプレット運用を行う場合、URLに指定するWebサーバのアドレスにはプロキシを使用しない設定を行う必要があります。


環境変数LD_LIBRARY_PATHの設定に誤りがあります。


エラーメッセージod10407が出力されている場合は、“80.8.7 od10407”を参照して対処を行ってください。


マルチシステム機能を使用している場合、指定した拡張システム名に誤りがある可能性があります。


指定した拡張システム名に誤りがないかを確認してください。

0x464a0016
0x464a0816

1179254806
1179256854


システム資源(ハンドル数)が不足しています。


不要なアプリケーションを終了し、空きメモリを増やしてください。


CORBAサービスが未起動です。または、“iss_group”に指定したグループに属していないユーザで実行しました。または、資源不足のため制御用pipeファイルが使用できません。


CORBAサービスが未起動の場合はCORBAサービスを起動してください。configファイルの“iss_group”の値を確認し、指定したグループに属するユーザで実行してください。システムで使用可能なファイルディスクリプタ数を増やしてください。

0x464a0017
0x464a0817

1179254807
1179256855

init_svc/initial_serviceファイルに誤りがあります。

1)CORBAサービスを再インストールしてください。
2)initial_service.default,initial_service.oldなどを利用して、init_svc/initial_serviceファイルを復旧してください。

0x464a0018
0x464a0818

1179254808
1179256856

impl.dbに誤りがあります。

1)CORBAサービスを再インストールしてください。
2)impl.db.default,impl.db.oldなどを利用して、impl.dbを復旧してください。

0x464a0019
0x464a0819

1179254809
1179256857

configファイルに誤りがあります。

1)CORBAサービスを再インストールしてください。
2)config.default,config.oldなどを利用して、configファイルを復旧してください。
3)Portable-ORBを使用している場合、porbeditenvコマンドで動作環境ファイルを再作成してください。

0x464a0030
0x464a0830

1179254832
1179256880


メモリの状態が不当です。

CORBAサービスが使用した以前のメモリが存在します。以下の可能性があります。
1)CORBAサービスが起動されていません。CORBAサービスを起動してください。
2)CORBAサービスのアプリケーションがまだ存在している状態でCORBAサービスを起動しようとしています。アプリケーションをすべて終了させてからCORBAサービスを起動してください。


共用メモリの状態が不当です。

CORBAサービスが使用した以前の共用メモリが存在します。以下の可能性があります。
1)CORBAサービスが起動されていません。CORBAサービスを起動してください。
2)CORBAサービスのアプリケーションがまだ存在している状態でCORBAサービスを起動しようとしています。アプリケーションをすべて終了させてからCORBAサービスを起動してください。

0x464a0031
0x464a0831

1179254833
1179256881


使用可能なメモリ容量を超えて動作しました。または、メモリ不足が発生しました。

不要なアプリケーションを終了し、空きメモリを増やしてください。


システムパラメタshmmaxを超えて動作しました。

システムパラメタshmmaxの値を増やしてください

0x464a0032
0x464a0832

1179254834
1179256882


使用可能なメモリ容量を超えて動作しました。または、メモリ不足が発生しました。

不要なアプリケーションを終了し、空きメモリを増やしてください。


システムパラメタのセグメント数を超えて動作しました。

システムパラメタshmsegの値を増やしてください。

0x464a0033
0x464a0833

1179254835
1179256883


使用可能なメモリ容量を超えて動作しました。または、メモリ不足が発生しました。

不要なアプリケーションを終了し、空きメモリを増やしてください。
Javaアプリケーションの場合、Java VMのヒープサイズが大きすぎる場合があります。その場合はヒープサイズを適切な値に設定してください。


メモリ不足で共用メモリが獲得できません。

システムパラメタshmmaxの値を増やしてください。
Javaアプリケーションの場合、Java VMのヒープサイズが大きすぎる場合があります。その場合はヒープサイズを適切な値に設定してください。

0x464a0035
0x464a0835

1179254837
1179256885


メモリのその他のエラーが発生しました。または、CORBAサービスが起動されていません。

システムモニターなどでメモリの状態を確認してください。CORBAサービスが起動されていない場合は、CORBAサービスを起動してください。


共用メモリのその他のエラーが発生しました。

ipcsコマンドで共用メモリの状態を確認してください。

0x464a0040
0x464a0840

1179254848
1179256896


ハンドルの状態が不当です。

CORBAサービスが使用した以前のハンドルが存在します。以下の可能性があります。
1)CORBAサービスが起動されていません。CORBAサービスを起動してください。
2)CORBAサービスのアプリケーションがまだ存在している状態で、CORBAサービスを起動しようとしています。アプリケーションをすべて終了させてからCORBAサービスを起動してください。


セマフォの状態が不当です。

CORBAサービスが使用した以前のセマフォが存在します。以下の可能性があります。
1)CORBAサービスが起動されていません。CORBAサービスを起動してください。
2)CORBAサービスのアプリケーションがまだ存在している状態で、CORBAサービスを起動しようとしています。アプリケーションをすべて終了させてからCORBAサービスを起動してください。

0x464a0041
0x464a0841

1179254849
1179256897


使用可能なハンドル数が不足しています。

不要なアプリケーションを終了し、空きメモリを増やしてください。


システムパラメタsemmniまたはsemmslが不足しています。

システムパラメタsemmniまたはsemmslの値を増やしてください。

0x464a0042
0x464a0842

1179254850
1179256898


使用可能なハンドル数が不足しています。

不要なアプリケーションを終了し、空きメモリを増やしてください。


使用可能なセマフォ数が不足しています。

システムパラメタsemmnsの値を増やしてください。

0x464a0043
0x464a0843

1179254851
1179256899


使用可能なハンドル数が不足しています。

不要なアプリケーションを終了し、空きメモリを増やしてください。


システムパラメタsemopmが不足しています。

システムパラメタsemopmの値を増やしてください。

0x464a0044
0x464a0844

1179254852
1179256900


使用可能なハンドル数が不足しています。

不要なアプリケーションを終了し、空きメモリを増やしてください。


セマフォのsemume, semmnu数を超えました。

システムパラメタsemume, semmnuの値を増やしてください。

0x464a0045
0x464a0845

1179254853
1179256901


ハンドルのその他のエラーが発生しました。

システムモニターなどでシステム資源(メモリ、ハンドル数)の状態を確認してください。


セマフォ操作のその他のエラーが発生しました。

ipcsコマンドでセマフォの状態を確認してください。

0x464a0050
0x464a0850

1179254864
1179256912


メッセージ資源の状態が不当です。

CORBAサービスが使用した以前のメッセージ資源が存在します。以下の可能性があります。
1)CORBAサービスが起動されていません。CORBAサービスを起動してください。
2)CORBAサービスのアプリケーションがまだ存在している状態で、CORBAサービスを起動しようとしています。アプリケーションをすべて終了させてからCORBAサービスを起動してください。


メッセージキューの状態が不当です。

CORBAサービスが使用した以前のメッセージキューが存在します。以下の可能性があります。
1)CORBAサービスが起動されていません。CORBAサービスを起動してください。
2)CORBAサービスのアプリケーションがまだ存在している状態で、CORBAサービスを起動しようとしています。アプリケーションをすべて終了させてからCORBAサービスを起動してください。

0x464a0051
0x464a0851

1179254865
1179256913


メッセージ資源が存在しません。

CORBAサービス以外のアプリケーションからメッセージ資源が削除されました。アプリケーションを確認してください。


メッセージキューが存在しません。

CORBAサービス以外のアプリケーションからメッセージキューが削除されました。アプリケーションを確認してください。

0x464a0052
0x464a0852

1179254866
1179256914


メッセージ資源が不足しています。

不要なアプリケーションを終了し、空きメモリを増やしてください。


メッセージキュー作成の資源が不足しています。

システムパラメタmsgsegの値を増やしてください。

0x464a0053
0x464a0853

1179254867
1179256915


メッセージ資源が削除されました。

CORBAサービス以外のアプリケーションからメッセージ資源が削除されました。アプリケーションを確認してください。


メッセージキューが削除されました。

CORBAサービス以外のアプリケーションからメッセージキューが削除されました。アプリケーションを確認してください。

0x464a0054
0x464a0854

1179254868
1179256916


メッセージ資源のその他のエラーが発生しました。

システムモニターなどでシステム資源の状態を確認してください。


メッセージキューのその他のエラーが発生しました。

ipcsコマンドでメッセージキューの状態を確認してください。

0x464a0060
0x464a0860

1179254880
1179256928

スレッドの生成に失敗しました。


スレッド環境を確認してください。


スレッド環境に誤りがあります。環境変数LD_LIBRARY_PATHの設定を確認してください。

CORBA_BOA_impl_is_ready()でサーバアプリケーションを活性化しようとした際に、スレッド初期多重度分のスレッド生成に失敗した可能性があります。

システムログにod10916メッセージが出力されていないかを確認してください。対処については、“80.13.11 od10916”を参照してください。

0x464a0061
0x464a0861

1179254881
1179256929

メモリ不足でスレッド生成に失敗しました。

メモリ不足の解消、または不要なアプリケーションを終了してください。

0x464a0062
0x464a0862

1179254882
1179256930

システムの生成スレッド数が不足しています。

システムの生成可能なスレッド数(メモリ)を増やしてください。

0x464a0063
0x464a0863

1179254883
1179256931

スレッドの操作に失敗しました。

スレッド資源が使用できません。iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。

0x464a0064
0x464a0864

1179254884
1179256932

その他、スレッド関連のエラーが発生しました。

iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。

0x464a0070
0x464a0870

1179254896
1179256944

CORBAサービスがすでに起動中です。

CORBAサービスの起動時にすでに起動済です。

0x464a0071
0x464a0871

1179254897
1179256945

CORBAサービスが停止しています。

CORBAサービスを起動してください。

0x464a0072
0x464a0872

1179254898
1179256946

サーバアプリケーションが停止しました。

サーバアプリケーションを再度起動してください。

0x464a0073
0x464a0873

1179254899
1179256947

サーバの起動数が“proc_conc_max”(インプリメンテーション情報)を超えました。
または、サーバアプリケーションのリクエスト実行用スレッド数がconfigファイルの“max_exec_instance”を超えました。

1) OD_impl_instコマンドの-pオプションを使用してサーバの起動数が“proc_conc_max”を超えていないかを確認してください。サーバの起動数は、odlistprocコマンドで確認します。
2) サーバの起動数が“proc_conc_max”以内であった場合は、サーバアプリケーションのリクエスト実行用スレッド数がconfigファイルの“max_exec_instance”を超えています。configファイルの“max_exec_instance”を確認してください。

0x464a0080
0x464a0880

1179254912
1179256960

サーバアプリケーションが未起動です。

サーバアプリケーションを起動してください。

キューが閉塞状態です。

  • サーバアプリケーションがワークユニット配下で動作している場合は、ispermitqueコマンドによりキューの閉塞を解除してください。

  • 上記以外の場合は、odcntlqueコマンドでリクエストの受付けを開始してください。

環境変数CLASSPATHの設定内容に誤りがあります。

Javaアプリケーションの場合、環境変数CLASSPATHの設定内容に誤りがあります。
環境変数CLASSPATHに“ODjava4.jar”が設定されているかを確認してください。

ORBの指定に誤りがあります。

Javaアプリケーションの場合は、Javaサーバアプリケーション起動時に、ORB切替えが正しく設定されていない可能性があります。“アプリケーション作成ガイド(CORBAサービス編)”の“アプリケーションの開発(Java言語)”-“CORBAアプリケーションの実行”を参照して、正しく設定されているかを確認してください。

イベントサービスを使用している場合は、イベントチャネルまたはイベントファクトリが未起動です。

イベントチャネル/イベントファクトリを起動してください。

0x464a0081
0x464a0881

1179254913
1179256961

すでにOTSのRollback済です。

Rollback要因を調査してください。

0x464a0082
0x464a0882

1179254914
1179256962

すでにOTSのCommit済です。

複数Commitの要因を調査してください。

0x464a0083
0x464a0883

1179254915
1179256963

impl_is_ready()発行可能な上限を超えました。または、非活性なインプリメンテーション情報に対してdeactivate操作を行いました。

1)OD_impl_instコマンドの-pオプションを使用してサーバのproc_conc_max(インプリメンテーション情報)を確認してください。
2)サーバアプリケーションを確認してください。

0x464a0090
0x464a0890

1179254928
1179256976

CORBAサービスが起動中のためEJB処理の準備ができていません。

しばらくたってから再試行してください。

0x464a0091
0x464a0891

1179254929
1179256977

CORBAサービスが起動中のためEJB処理の準備ができていません。

しばらくたってから再試行してください。

0x464a0092
0x464a0892

1179254930
1179256978

サーバで指定されたリクエスト処理が存在しません。

しばらくたってから再試行してください。

0x464a0093
0x464a0893

1179254931
1179256979

クライアント識別子取り出し用のメモリの確保が失敗しました。

空きメモリの確認、メモリ追加または不要なプログラムの終了後、再試行してください。

0x464a0094
0x464a0894

1179254932
1179256980

クライアントからのリクエスト数がキューの上限値を超えました。

クライアントがメソッドを発行したサーバのキュー上限値を増やしてください。

  • サーバアプリケーションがワークユニット配下で動作している場合は、ワークユニット定義の“Maximum Queuing Message”の値を増やして、ワークユニット定義を再登録してください。その後、ワークユニットを停止・再起動してください。

  • 上記以外の場合は、キュー上限値をqueue_policyファイルの[GUARANTY]セクションで設定した後、CORBAサービスを停止・再起動してください。

0x464a0095
0x464a0895

1179254933
1179256981

キュー上に存在するリクエストがキャンセルされました。

リクエストのキャンセル操作を行っていないかを確認してください。

0x464a0100
0x464a0900

1179255040
1179257088

サーバとのコネクションの確立に失敗しました。

1)サーバマシンを起動してください。
2)通信サーバとのコネクションの確立が拒否された原因を調査してください。

0x464a0101
0x464a0901

1179255041
1179257089

サーバへのリクエスト依頼から完了までの処理時間が、サーバメソッドが復帰するまでの待機時間を超えました。

1)サーバアプリケーションの動作を確認してください。
2)ネットワークの状態を確認してください。
3)クライアントのサーバメソッド待機時間を増やしてください。

  • CORBA_ORB_set_client_request_timer関数、CORBA_ORB_set_client_timer関数を使用して待機時間を設定している場合は、設定する待機時間を増やしてください。

  • 上記の関数を使用していない場合は、configファイルの“period_receive_timeout”を大きくした後、CORBAサービスを停止・再起動してください。

  • Portable-ORBを使用している場合は、porbeditenvコマンドで[動作環境情報]-[タイムアウト時間]に設定する待機時間を増やしてください。

0x464a0102
0x464a0902

1179255042
1179257090

クライアントからサーバへのリクエストが“max_IIOP_local_init_con”を超えました。

configファイルの“max_IIOP_local_init_con”を確認してください。

0x464a0104
0x464a0904

1179255044
1179257092

クライアントからのリクエストが一定時間なかったため、またはサーバからのコネクションの解放とクライアントの要求が重なったため通信が切断されました。
または、サーバが受け付けるコネクション数の限界値を超えたためサーバからの通信が切断されました。
または、サーバからRSTが通知されました。

1)configファイルの“period_idle_con_timeout”を確認してください。

2)サーバ側にod10918メッセージが出力されている場合は、configファイルの“limit_of_max_IIOP_resp_con”(サーバ側のInterstageがV5以前の場合は“max_IIOP_resp_con”)を見直してください。
3)サーバがダウン/再起動していないか確認してください。
4) IPCOM連携機能を使用している場合は、メソッド負荷分散時に無通信監視でタイムアウトになっていないかを確認してください。

0x464a0105
0x464a0905

1179255045
1179257093

CORBAサービスまたはサーバアプリケーションの停止により、通信終了を受信し、通信が切断されました。
または、サーバ側のconfigファイルの“period_idle_con_timeout”に設定した時間超過によるコネクション切断と、クライアントアプリケーションによるリクエストの発行が同時に行われました。

1)サーバアプリケーションを確認してください。
2)クライアントアプリケーションでリトライを行ってください。
3)サーバ側のconfigファイルの“period_idle_con_timeout”の値を確認してください。
4)サーバ側のconfigファイルの“period_idle_con_timeout”に設定した時間より小さい値を、クライアント側のconfigファイルの“period_client_idle_con_timeout”に設定してください。
5)サーバ側のconfigファイルの“period_idle_con_timeout”に設定した無通信監視時間タイムアウトによるコネクション切断とクライアントアプリケーションによるリクエストの発行が同時に行われた可能性があります。“period_idle_con_timeout”の値を確認してください。

0x464a0106
0x464a0906

1179255046
1179257094

システムのコネクション数不足が通知されました。

1)configファイルの“max_IIOP_local_init_con”を確認してください。
2)システムで使用可能なハンドル数/ファイルディスクリプタ数を確認してください。
(他のクライアントが終了する場合、リトライ可能)
3)オブジェクトが存在するホスト名に誤りがあるか、またはそのホストとの通信に失敗しました。odlistnsコマンドを使用してオブジェクトのホスト名を確認してください。
4)資源不足のため、オブジェクトが存在するホストとの通信に失敗しました。メモリなどの資源を確認してください。

0x464a0107
0x464a0907

1179255047
1179257095

CORBAサービスまたはサーバアプリケーションの停止により、サーバからの通信が切断されました。

1)configファイルの“max_IIOP_resp_con”を確認してください。
2)サーバアプリケーションを確認してください。

0x464a0108
0x464a0908

1179255048
1179257096

サーバとの通信コネクションが喪失しました。

1)サーバアプリケーションを確認してください。
2)回線異常の原因を調査してください。
3)ダイアルアップ接続の場合は、無通信によりネットワークが切断された状態で、リクエストが送信されました。
ブラウザでのダイアルアップ接続の定義で、無通信切断を行わないようにするか、無通信監視時間を大きくしてください。または、リクエストを再送信してください。
4)Portable-ORBを使用したアプレット運用でSSL通信を行っている場合、SSLを使用する場合に必要な権限が設定されているかを確認してください。

0x464a0109
0x464a0909

1179255049
1179257097

不当なデータを受信しました。
または、サーバが受け付けるコネクション数の限界値を超えたためサーバからの通信が切断されました。
または、サーバからRSTが通知されました。

1)通信経路を調査してください。
2)サーバ側にod10918メッセージが出力されている場合は、configファイルの“limit_of_max_IIOP_resp_con” (サーバ側のInterstageがV5以前の場合は“max_IIOP_resp_con”)を確認してください。
3)サーバがダウンまたは再起動していないか確認してください。
4) IPCOM連携機能を使用している場合は、メソッド負荷分散時に無通信監視でタイムアウトになっていないかを確認してください。

0x464a010a
0x464a090a

1179255050
1179257098

socketが使用できない状態です。

同時刻に出力されているodxxxxxメッセージの対処を行ってください(xxxxx:5桁の数値)。
ネットワーク環境を確認してください。

0x464a010b
0x464a090b

1179255051
1179257099

回線異常、サーバダウンなどによってサーバからの結果電文受信中にエラーが発生しました。

1)回線異常の原因を調査してください。
2)サーバダウンの原因を調査してください。

0x464a010c
0x464a090c

1179255052
1179257100

回線異常/サーバダウンなどにより、クライアントからのリクエスト受信で通信エラーが発生しました。
または、サーバが受け付けるコネクション数の限界値を超えたためサーバからの通信が切断されました。

1)回線異常の原因を調査してください。
2)サーバダウンの原因を調査してください。
3) サーバ側にod10918メッセージが出力されている場合は、configファイルの“limit_of_max_IIOP_resp_con” (サーバ側のInterstageがV5以前の場合は“max_IIOP_resp_con”)を確認してください。
4) IPCOM連携機能を使用している場合は、メソッド負荷分散時に無通信監視でタイムアウトになっていないかを確認してください。

0x464a010d
0x464a090d

1179255053
1179257101

通信キューからデータの取り出しに失敗しました。

iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。

0x464a010e
0x464a090e

1179255054
1179257102

initial_hosts(inithost)/オブジェクトリファレンスに定義されたホスト名指定に誤りがあります。

1)initial_hosts(inithost)のホスト情報を確認してください。
2)odlistnsコマンドの-lオプションを使用してネーミングサービスに登録されているオブジェクトリファレンスのホスト情報を確認してください。

0x464a010f
0x464a090f

1179255055
1179257103

socketの閉塞を検出しました。

ネットワーク環境を確認してください。

0x464a0110
0x464a0910

1179255056
1179257104

SSL socketが使用できない状態です。
または、サーバが受け付けるコネクション数の限界値を超えたためサーバからの通信が切断されました。

1)SSLの環境設定(証明書環境含む)を確認してください。
2) サーバ側にod10918メッセージが出力されている場合は、configファイルの“limit_of_max_IIOP_resp_con” (サーバ側のInterstageがV5以前の場合は“max_IIOP_resp_con”)を確認してください。

0x464a0111
0x464a0911

1179255057
1179257105

相手ノードへのデータ送信でエラーが発生しました。

相手ノードのデータ通信が可能な状態かを確認してください。

0x464a0112
0x464a0912

1179255058
1179257106

サーバアプリケーションの処理時間が監視時間を超過しました。

サーバ側のシステム性能を考慮し、監視時間の再見積り後、ワークユニット定義のアプリケーション最大処理時間を変更してください。
また、アプリケーションの処理時間が長くなる原因としてアプリケーションの誤りが考えられます。アプリケーションを確認して、原因を取り除いた後、再度処理を実行してください。

0x464a0113
0x464a0913

1179255059
1179257107

起動しようとしたサーバアプリケーションは、すでにワークユニット配下で起動されています。

ワークユニット配下で起動されているサーバアプリケーションを単独で起動しようとしました。
ワークユニット配下で起動されているサーバアプリケーションをワークユニット配下以外で起動することはできません。

0x464a0114
0x464a0914

1179255060
1179257108

IPCOM連携において、分散対象サーバがすべて故障、または高負荷、保守中状態のため、リクエストを分散することができません。

IPCOMのマニュアルを参照してください。

0x464a0115
0x464a0915

1179255061
1179257109

IPCOMがApplication Serverにリクエストを送信したあと、一定時間(デフォルト3分)経過してもApplication Serverから応答がありません。

IPCOMのマニュアルを参照してください。

0x464a0116
0x464a0916

1179255062
1179257110

IPCOMがApplication Serverにリクエストを送信したあと、IPCOM - Application Serverサーバ間のコネクションが切断されました。
または、IPCOM連携において、その他のエラーが発生しました。

IPCOMのマニュアルを参照してください。

0x464a0121
0x464a0921

1179255073
1179257121

impl_is_ready()発行可能な上限を超えました。

1)OD_impl_instコマンドの-pオプションを使用してサーバのproc_conc_max(インプリメンテーション情報)を確認してください。
2)同一インプリメンテーション情報のサーバ起動を確認してください。

0x464a0122
0x464a0922

1179255074
1179257122

サーバの実行可能なインスタンス数(max_exec_instance)を超えました。

configファイルの“max_exec_instance”を確認してください。

0x464a0123
0x464a0923

1179255075
1179257123

実行可能なプロセス数(max_processes)を超えました。
または、停止処理中のサーバに対してリクエストを発行しました。

1)configファイルの“max_processes”を確認してください。
2)サーバアプリケーションを起動した後、リクエストを再発行してください。

0x464a0124
0x464a0924

1179255076
1179257124

サーバからの応答数を超えました。

configファイルの“max_IIOP_resp_con”/“max_processes”を確認してください。

0x464a0125
0x464a0925

1179255077
1179257125

指定された拡張システムの情報取得に失敗しました。

拡張システム名が正しく指定されているかを確認してください。
拡張システム名が正しい場合は、同時刻に出力されているメッセージ“odxxxxx”の対処を行ってください(xxxxx:5桁の数値)。

0x464a0126
0x464a0926

1179255078
1179257126

バインドしようとしたオブジェクトはすでにバインド関係が登録済みです。

バインド関係を解除してから、再度バインド関係を登録してください。
または、別のオブジェクトでバインド関係を登録してください。

0x464a0127
0x464a0927

1179255079
1179257127

インプリメンテーションリポジトリIDがオブジェクトとサーバとで異なります。

バインド関係を登録するサーバアプリケーションのインプリメンテーション情報と一致するオブジェクトを登録してください。

0x464a0128
0x464a0928

1179255080
1179257128

バインド関係が登録されていないオブジェクトです。

以下の場合に本マイナーコードが通知されます。

  • CORBA::ORB::set_unbinded_object_rejecting関数で登録済みのインタフェースの場合。かつ

  • プロセスとのバインド関係が登録されていないオブジェクトを使用した場合。

インプリメンテーション定義のssn_timeoutパラメタに指定した時間以上の間、アクセスがなく、セションタイムアウトが発生していないかを確認してください。

0x464a0131
0x464a0931

1179255089
1179257137

未サポートの関数または機能を使用しました。

本関数/サービスは、未サポートです。

0x464a0132
0x464a0932

1179255090
1179257138

不当なORBを使用しています。

使用しているORBを確認してください。

0x464a0133
0x464a0933

1179255091
1179257139

動作環境ファイルの読込みに失敗しました。

動作環境ファイルが壊れている可能性があります。
Portable-ORBを使用している場合は、porbeditenvコマンドで動作環境ファイルを再作成してください。

0x464a0134
0x464a0934

1179255092
1179257140

送受信した通信データが未定義/未サポートです。または、通信データの形式が一致していません。

以下の対処を行ってください。
1)他社CORBA製品と接続している場合は、通信データ形式のサポート範囲を確認してください。
2)クライアントとサーバでサポートしているオブジェクトリファレンスのバージョン範囲が異なっていないかを確認してください。異なっている場合は、クライアントのサポート範囲でオブジェクトリファレンスを再作成して、再登録してください。
3)上記に該当しない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。

0x464a0135
0x464a0935

1179255093
1179257141

インタフェース情報とスタブの版数が異なっています。

サーバアプリケーションとクライアントアプリケーションのIDLファイルが異なっています。
同じIDLファイルに基づいてアプリケーションを再コンパイルしてください。

0x464a0136
0x464a0936

1179255094
1179257142

1つのクライアントプロセスで処理が可能なリクエスト数(max_IIOP_local_init_requests)を超えました。

configファイルの“max_IIOP_local_init_requests”を確認してください。

0x464a0137
0x464a0937

1179255095
1179257143

サーバで受信可能なリクエスト数(limit_of_max_IIOP_resp_requests)を超えました。

configファイルの“limit_of_max_IIOP_resp_requests”を確認してください。

0x464a0138
0x464a0938

1179255096
1179257144

拡張領域のアタッチに失敗しました。

サーバ側にメッセージが出力されています。その内容に従った対処を行ってください。

0x464a0139
0x464a0939

1179255097
1179257145

フラグメントにより分割されたメッセージのサイズが小さ過ぎます。

フラグメントの分割サイズを大きくしてください。

0x464a013a
0x464a093a

1179255098
1179257146

フラグメントにより分割されたメッセージのサイズが通信バッファのサイズを超過しました。

フラグメントの分割サイズを通信バッファのサイズより小さくしてください。通信バッファのサイズは、以下のとおりです。

  • ワークユニット定義の“Buffer Size”ステートメントを指定している場合は、その値。

  • 上記以外の場合は、4096バイト。

0x464a013b
0x464a093b

1179255099
1179257147

通信バッファ数が不足したため、フラグメントにより分割されたメッセージを受信できませんでした。

以下の対処を行ってください。
1)通信バッファ数を増やしてください。通信バッファ数は、ワークユニット定義の“Buffer Number”ステートメント、またはconfigファイルの“number_of_common_buffer”で指定できます。
2)しばらくたってから、再試行してください。

0x464a0180
0x464a0980

1179255168
1179257216

HTTPトンネリング連携の受信データに誤りがあります。

1)HTTP-IIOPゲートウェイが起動されていない可能性があります。Webサーバの環境設定に誤りがないかを確認してください(“セキュリティシステム運用ガイド”の“HTTPトンネリングの環境設定”参照)。
2)HTTPトンネリング連携の“-ORB_FJ_HTTPGW”パラメタを確認してください(“セキュリティシステム運用ガイド”の“HTTPトンネリングの環境設定”参照)。
3)HTTP-IIOPゲートウェイがタイムアウトしていないか(メッセージ“od40008”が出力されていないか)を確認してください。タイムアウトしている場合、gwconfigの“timeout_response”の値を大きくしてください。
4)HTTPトンネリング連携のサーバマシンのWebサーバがクライアント証明書を要求する設定の場合は、クライアントのSSL環境に誤りがないかを確認してください。(セキュリティシステム運用ガイドの“クライアントの環境設定”参照)。
5)プロキシを使用する設定の場合は、プロキシサーバが停止していないかを確認してください。

0x464a0181
0x464a0981

1179255169
1179257217

HTTPトンネリング連携のデータ受信でエラーが発生しました。

HTTPトンネリング連携のサーバマシンのWebサーバのアクセスログ/エラーログを確認してください。

0x464a0182
0x464a0982

1179255170
1179257218

HTTPトンネリング連携でセションIDのシーケンスが矛盾しています。

HTTPトンネリング連携のサーバマシンのWebサーバを再起動してください。

0x464a0183
0x464a0983

1179255171
1179257219

HTTPトンネリング連携のサーバアプリケーションに接続できません。

1)odlistnsコマンドの-lオプションを使用してサーバアプリケーションのオブジェクトリファレンスに登録されているホスト名/ポート番号を確認してください。
2)HTTPトンネリング連携のサーバマシンとサーバアプリケーションが動作するマシンが異なる場合は、その間のネットワーク環境を確認してください。
3)URLで指定したホスト/ポート番号に誤りがないかを確認してください。
4)URLで指定したホストがマシン名である場合は、HTTPトンネリング連携のサーバマシンでhostsファイルの内容やDNSの設定に誤りがないかを確認してください。

0x464a0184
0x464a0984

1179255172
1179257220

HTTPトンネリング連携のサーバアプリケーションのホスト情報が見つかりません。

1)odlistnsコマンドの-lオプションを使用して、サーバアプリケーションのオブジェクトリファレンスに登録されているホスト名/ポート番号を確認してください。
2)HTTPトンネリング連携のサーバマシンで、サーバアプリケーションのオブジェクトリファレンスに登録されているホスト名が有効であるかを確認してください。

0x464a0185
0x464a0985

1179255173
1179257221

HTTPトンネリング連携のサーバで回線切断を検出しました。

1)サーバアプリケーションが動作するマシンのCORBAサービスがメッセージを出力している場合は、CORBAサービスの設定を確認してください。
2)HTTPトンネリング連携のサーバマシンとサーバアプリケーションが動作するマシンが異なる場合は、その間のネットワーク環境を確認してください。

0x464a0186
0x464a0986

1179255174
1179257222

HTTPトンネリング連携のサーバでメモリ不足を検出しました。

メッセージ“od40004”が出力されている場合は、gwconfigファイルのパラメタ値を確認してください。

上記以外の場合は、不要なアプリケーションを終了し、空きメモリを増やしてください。


上記以外の場合は、システムパラメタshmmaxの値を増やしてください。

0x464a0187
0x464a0987

1179255175
1179257223

HTTPトンネリング連携のサーバで、スレッド資源操作でエラーが発生しました。

HTTPトンネリング連携のサーバマシンのWebサーバを再起動してください。

0x464a0188
0x464a0988

1179255176
1179257224

HTTPトンネリング連携のサーバでエラーを検出しました。

iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。

0x464a0190
0x464a0990

1179255184
1179257232

HTTP-IIOPゲートウェイと接続できません。

1)HTTPトンネリング連携のサーバマシンとクライアント間のネットワーク環境を確認してください。
2)HTTPトンネリング連携の“-ORB_FJ_HTTPGW”パラメタを確認してください(“セキュリティシステム運用ガイド”の“HTTPトンネリングの環境設定”参照)。
3)netstatコマンドでコネクションの状態を確認してください。TIME_WAIT状態のコネクションが大量に残留している場合は、HTTPトンネリングを行うアプリケーションが短時間の間に大量のリクエストを発行していないかを確認してください。該当のアプリケーションが存在する場合、リクエスト発行間隔を空けてTIME_WAIT状態のコネクションが少なくなるようにしてください。Windows(R)/Solarisの場合は、“チューニングガイド”の“TCP/IPパラメタのチューニング”に記述されている対処を行うと現象が回避できる場合があります。
4)Webサーバが動作しているかを確認してください。
5)クライアントのinithost/initial_hostsが正しく設定されているかを確認してください。
6)プロキシを使用する設定の場合は、プロキシの設定に誤りがある可能性があります。CORBAサービスの動作環境ファイル(configファイル)のhttp_proxy, http_proxy_portパラメタの設定に誤りがないかを確認してください。

0x464a0191
0x464a0991

1179255185
1179257233

HTTP-IIOPゲートウェイとSSL通信できません。

1)HTTPトンネリング連携のサーバで動作しているWebサーバのSSL環境を確認してください。
2)クライアントのSSL環境を確認してください。
3)Webサーバが動作しているかを確認してください。

0x464a0192
0x464a0992

1179255186
1179257234

HTTP-IIOPゲートウェイ接続用のスレッド生成に失敗しました。

クライアントで使用しているブラウザをすべて終了後、クライアントを再起動してください。

0x464a0193
0x464a0993

1179255187
1179257235

HTTP-IIOPゲートウェイへのデータ送信でエラーが発生しました。

1)HTTPトンネリング連携のサーバマシンとクライアント間のネットワーク環境を確認してください。
2)HTTPトンネリング連携の“-ORB_FJ_HTTPGW”パラメタを確認してください(“セキュリティシステム運用ガイド”の“HTTPトンネリングの環境設定”参照)。

0x464a0194
0x464a0994

1179255188
1179257236

HTTP-IIOPゲートウェイからのデータ受信でエラーが発生しました。

1)HTTPトンネリング連携のサーバマシンとクライアント間のネットワーク環境を確認してください。
2)HTTPトンネリング連携の“-ORB_FJ_HTTPGW”パラメタを確認してください(“セキュリティシステム運用ガイド”の“HTTPトンネリングの環境設定”参照)。

0x464a0195
0x464a0995

1179255189
1179257237

HTTP-IIOPゲートウェイからのシャットダウンを検出しました。

HTTPトンネリング連携のサーバマシンのWebサーバを再起動してください。

0x464a0196
0x464a0996

1179255190
1179257238

HTTP-IIOPゲートウェイから不当なデータを受信しました。

HTTPトンネリング連携のサーバマシンのWebサーバを再起動してください。

0x464a0197
0x464a0997

1179255191
1179257239

HTTP-IIOPゲートウェイから不当なリクエストIDを受信しました。

HTTPトンネリング連携のサーバマシンのWebサーバを再起動してください。

0x464a0198
0x464a0998

1179255192
1179257240

HTTPトンネリング連携のクライアントでエラーを検出しました。

HTTPトンネリング連携のサーバのHTTPゲートウェイ構成ファイル(gwconfig)で設定しているtimeout_responseの値がクライアント側のサーバメソッド待機時間より大きな値に設定されていないかを確認してください。サーバメソッド待機時間より大きな値が設定されている場合は、サーバメソッド待機時間を超過した可能性があります。

上記に該当しない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。

0x464a01b0

0x464a01ee
0x464a09b0

0x464a09ee

1179255216

1179255278
1179257264

1179257326

イベントサービスが出力するマイナーコードが通知されました。

94.1 イベントサービスの例外情報/マイナーコード”を参照してください。

0x464a0200
0x464a0a00

1179255296
1179257344

リクエストの作成に失敗しました。

資源不足によりリクエストの送信資源が獲得できませんでした。不要なアプリケーションを終了して資源を確保してください。

0x464a0201
0x464a0a01

1179255297
1179257345

リクエストの送信に失敗しました。

サーバとの通信に失敗しました。“91.1 CORBAサービスの例外情報”の“COMM_FAILURE”と同様の対処を行ってください。

0x464a0202
0x464a0a02

1179255298
1179257346

リクエストの応答の受信に失敗しました。

サーバのタイムアウト/アプリケーション異常終了などにより、結果の受信に失敗しました。サーバアプリケーションの処理、またはネットワークの接続に問題がないかを確認してください。

0x464a0210
0x464a0a10

1179255312
1179257360

領域獲得に失敗しました。

不要なアプリケーションを終了し、プログラムを再起動してください。

0x464a0220
0x464a0a20

1179255328
1179257376

無効なメソッドです。

アプリケーションプログラムに問題ないかを確認してください。

0x464a0230

0x464a027f
0x464a0a30

0x464a0a7f

1179255344

1179255423
1179257392

1179257471

JNI(Java Native Interface)で異常が発生しました。

1) 他プラットフォーム向けのJavaライブラリ(ODjava4.jar)を使用していないかを確認してください。
2) Javaヒープサイズが不足している可能性があります。javaコマンドの-Xmx,-Xmsオプションの指定を確認し、適切なJavaヒープサイズを指定してください。
3) 不要なアプリケーションを終了し、プログラムを再起動してください。
上記の対処を行っても現象が改善されない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。

0x464a0280
0x464a0a80

1179255424
1179257472

パラメタに誤りがあります。

アプリケーションプログラムに問題ないかを確認してください。

0x464a0281
0x464a0a81

1179255425
1179257473

データの書込みに失敗しました。

1) EJBアプリケーションを実行中の場合は、クライアントとサーバとの間で転送対象オブジェクトのクラス版数が異なるか、または必要なクラスが存在しない可能性があります。クライアントとサーバのそれぞれの環境において、配置されたオブジェクトに誤りがないかを確認してください。
2) クライアントとサーバとの間で転送されるオブジェクトがjava.io.Serializableを実装していない、またはそのオブジェクトがjava.io.Serializableを実装していないオブジェクトを含んでいる可能性があります。転送されるすべてのオブジェクトがjava.io.Serializableを実装しているかを確認してください。
3) “java.io.InvalidClassException:”が同時に出力されている場合、クラスの版数が異なるクラス名が“java.io.InvalidClassException:”の後に表示されるので、表示されたクラスの版数をクライアントとサーバで一致するようにしてください。
4) 不要なアプリケーションを終了し、プログラムを再起動してください。
上記を行っても、現象が改善されない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。

0x464a0282
0x464a0a82

1179255426
1179257474

未サポート機能を使用しようとしました。

アプリケーションプログラムに問題ないかを確認してください。

0x464a0283
0x464a0a83

1179255427
1179257475

データに異常を検出しました。

アプリケーションプログラムに問題ないかを確認してください。

0x464a0284
0x464a0a84

1179255428
1179257476

無効なオペレーションを実行しようとしました。

アプリケーションプログラムに問題ないかを確認してください。

0x464a0285
0x464a0a85

1179255429
1179257477

ORBの初期化に失敗しました。

アプリケーションプログラムに問題ないかを確認してください。

CORBAクライアントのJavaライブラリ、またはCORBA環境の切替えが正しく設定されていません。

CORBAクライアントのJavaライブラリ、CORBA環境の切替えの設定を確認してください。詳細については、“アプリケーション作成ガイド(CORBAサービス編)”の“アプリケーションの開発(Java言語)”-“CORBAアプリケーションの実行”を参照してください。

分散トランザクション連携において、データベース連携サービスが正しく設定されていません。

データベース連携サービスの設定を確認してください。詳細については、“アプリケーション作成ガイド(データベース連携サービス編)”を参照してください。


プレインストール型Javaライブラリを使用している場合は、環境変数LD_LIBRARY_PATHが正しく設定されていません。

環境変数LD_LIBRARY_PATHに“CORBAサービスのインストールディレクトリ/lib”が設定されているかを確認してください。

プレインストール型Javaライブラリを使用している場合は、環境変数CLASSPATHの設定内容に誤りがあります。

環境変数CLASSPATHに“ODjava4.jar”が設定されているかを確認してください。

0x464a0286
0x464a0a86

1179255430
1179257478

メソッドの呼び出し順序に誤りがあります。

アプリケーションプログラムに問題ないかを確認してください。

0x464a0287
0x464a0a87

1179255431
1179257479

領域獲得に失敗しました。

不要なアプリケーションを終了し、プログラムを再起動してください。

0x464a0288
0x464a0a88

1179255432
1179257480

CORBA_BOA_impl_is_ready()で活性化しようとしたインプリメンテーションのサーバタイプと起動方法が矛盾しています。

OD_impl_instコマンドの-pオプションを使用してインプリメンテーションリポジトリの登録情報を確認してください。

POAManager.activate()で活性化しようとしたインプリメンテーションのサーバタイプと起動方法が矛盾しています。

1)環境変数OD_IMPLIDを使用してインプリメンテーションリポジトリIDを指定している場合は、環境変数OD_IMPLIDの設定内容に誤りがないかを確認してください。
2)POA作成時のアダプタ名として指定したインプリメンテーションリポジトリID/インタフェースリポジトリIDに誤りがないかを確認してください。

ServantManager、AdapterActivator、またはデフォルトサーバントが登録されていません。

アプリケーションプログラムで、POAのポリシの設定に誤りがないかを確認してください。

オブジェクトリファレンスを生成したサーバプロセスと異なるサーバプロセスが呼び出されました。

オブジェクトリファレンスを生成したサーバプロセスが終了していないかを確認してください。終了していた場合は、新しいサーバプロセス上でオブジェクトリファレンスを再生成してください。

0x464a0289
0x464a0a89

1179255433
1179257481

ターゲットとなるサーバントオブジェクトまたはPOAが見つかりません。

1) サーバントオブジェクトおよびPOAが活性化されているかを確認してください。
2) インタフェースに誤りがないかを確認してください。
3) デフォルトインスタンス形式のJavaサーバアプリケーションをプロセス多重で動作させている場合は、アプリケーションプログラムにおいて以下のオブジェクトリファレンスを使用しているかを確認してください。

  • RequestProcessingポリシにUSE_DEFAULT_SERVANTを指定したPOAを使用して動的生成したオブジェクリファレンス

  • 事前生成方式で作成したオブジェクトリファレンス

0x464a028a
0x464a0a8a

1179255434
1179257482

POAManagerオブジェクトがdiscarding状態のため、リクエストに対する処理を行えません。

POAManagerに対してhold_requests()メソッド、activate()メソッドを発行し、POAManagerをactive状態としてください。

0x464a0302
0x464a0b02

1179255554
1179257602

ServantManager,AdapterActivatorまたはデフォルトサーバントが登録されていません。

アプリケーションプログラムで、POAのポリシの設定に誤りがないかを確認してください。

0x464a0303
0x464a0b03

1179255555
1179257603

メソッドの呼び出し順序に誤りがあります。

アプリケーションプログラムに問題ないかを確認してください。

0x464a0304
0x464a0b04

1179255556
1179257604

領域獲得に失敗しました。

不要なアプリケーションを終了し、プログラムを再起動してください。

0x464a0305
0x464a0b05

1179255557
1179257605

実行可能なプロセス数(max_processes)を超えました。

configファイルの“max_processes”を確認してください。

0x464a0306
0x464a0b06

1179255558
1179257606

無効なオペレーションを実行しようとしました。

アプリケーションプログラムに問題ないかを確認してください。

0x464a0307
0x464a0b07

1179255559
1179257607

AdapterActivatorクラスのunknown_adapterメソッドがFalseを返しました。

対処する必要はありません。

0x464a8000

0x464affff

1179287552

1179320319

グローバルサーバが出力するマイナーコードが通知されました。

グローバルサーバのマニュアルを参照してください。

0x4f4d0000

1330446336

指定されたURLスキーマに誤りがあります。

“アプリケーション作成ガイド(CORBAサービス編)”の“ネーミングサービスのプログラミング”-“URLスキーマ”を参照して、正しいURLスキーマに修正してください。

0x4d4f0000

1297022976

CORBAサービス以外の環境が出力するマイナーコードが通知されました。

1) ORB切替えが正しく設定されていない可能性があります。以下を参照して、ORBの設定を確認してください。

  • CORBAサービスを使用している場合
    “アプリケーション作成ガイド(CORBAサービス編)”の“アプリケーションの開発(Java言語)”-“CORBAアプリケーションの実行”-“ORB(Object Request Broker)の指定”

  • J2EEを使用している場合
    第105章 J2EE使用時に出力される例外情報”-“org.omg.CORBAで始まる例外情報”-“org.omg.CORBA.COMM_FAILURE

2) Java EEを使用している場合は、“104.6 IIOP通信時の例外情報”を参照して、出力された例外の意味を確認し、対処してください。

0x53550000

1398079488