ページの先頭行へ戻る
Interstage Application Server/Interstage Web Server Express メッセージ集
Interstage

67.1.5 es10014

ES: ERROR: es10014: [tttttt] Failed to activate EventService.: EXCEPTION=%s1, minor=%s2, pid=%s3
ES: エラー
: es10014: [tttttt] イベントサービスの活性化に失敗しました。: EXCEPTION=%s1, minor=%s2, pid=%s3

可変情報

意味

イベントサービス、イベントファクトリまたはイベントチャネルの活性化に失敗しました。

システムの処理

イベントサービス、イベントファクトリまたはイベントチャネルの起動処理を中止します。

ユーザの対処

以下のいずれかの対処を行ってください。

  • イベントサービスの起動時に、例外情報%s1が“NO_RESOURCES”、マイナーコード%s2が“0x464a0073”で本メッセージが出力された場合、CORBAサービスの動作環境ファイル(config)のmax_exec_instanceの値が不足している可能性があります。max_exec_instanceの値を見直して、Interstage管理コンソールでInterstageを再起動してください。
    なお、max_exec_instanceの消費量は、odprtcurparamコマンドで確認することができます。詳細については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“odprtcurparam”を参照してください。

  • イベントチャネルの起動時に、例外情報%s1が“NO_RESOURCES”、マイナーコード%s2が“0x464a0073”で本メッセージが出力された場合、CORBAサービスの動作環境ファイル(config)のmax_exec_instanceの値が不足している可能性があります。max_exec_instanceの値を見直して、Interstage管理コンソールでInterstageを再起動した後に、esstartchnlコマンドまたは、Interstage管理コンソールでイベントチャネルを再起動してください。
    なお、max_exec_instanceの消費量は、odprtcurparamコマンドで確認できます。詳細については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“odprtcurparam”を参照してください。

    注意

    イベントチャネルの起動時に、max_exec_instanceの値が不足する要因としては、閉塞終了モードで停止待ち合わせ中のイベントチャネルが存在するため、同時に起動するイベントチャネル数が見積もりより多くなっている可能性があります。閉塞終了モードの停止の場合は、イベントチャネルに蓄積されているイベントデータを取得するか、イベントデータの生存時間によりすべてのデータが削除された後に、イベントチャネルが停止します。esmonitorコマンドまたはInterstage管理コンソールを使用して同時に起動しているイベントチャネルの個数を確認し、max_exec_instanceの値を再度見積もるか、強制停止モードでイベントチャネルを停止してください。esmonitorコマンドの使用方法については、“アプリケーション作成ガイド(イベントサービス編)”の“運用”-“イベント通信のモニタリング”を参照してください。

  • イベントファクトリの起動時に、例外情報%s1が“NO_RESOURCES”、マイナーコード%s2が“0x464a0073”で本メッセージが出力された場合、以下のいずれかの対処を行ってください。

    • CORBAサービスの動作環境ファイル(config)のmax_exec_instanceの値が不足している可能性があります。max_exec_instanceの値を見直して、Interstage管理コンソールでInterstageを再起動してください。
      なお、max_exec_instanceの消費量は、odprtcurparamコマンドで確認することができます。詳細については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“odprtcurparam”を参照してください。

    • イベントファクトリの停止処理が完了していない状態で二重にイベントファクトリを起動したために、内部情報に矛盾が発生した可能性があります。この場合、イベントファクトリの起動、停止ともに実行できない状態になりますので、Interstageを再起動して対処してください。
      なお、本現象の発生を防止するには、以下の手順でイベントファクトリが停止されていることを確認したあと、イベントファクトリを起動するようにしてください。

      1. イベントファクトリの起動/停止状態を確認します。ここで、停止状態である場合は、問題ありません。


        タスクマネージャでプロセス一覧を確認し、イメージ名にプロセス“esfactory.exe”が存在する場合は、イベントファクトリが起動中です。


        psコマンドを以下のように実行し、プロセス“esfactory”が存在する場合は、イベントファクトリが起動中です。
        ps -afe | grep esfactory

      2. 1.でイベントファクトリが起動中である場合は、esstopfctryコマンドでイベントファクトリを停止します。
        esstopfctry -o off

      3. 再度、1.の手順でイベントファクトリの起動/停止状態を確認します。

再度実行しても本メッセージが出力される場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。