名前
jmssetupcluster - クラスタ環境の構築/表示/削除
形式
jmssetupcluster <cluster-path> [-w | -r] [-M system]
jmssetupcluster -l [-M system]
jmssetupcluster -d [-M system]
機能説明
以下の機能があります。
クラスタ環境を構築します。
クラスタ環境を表示します。
クラスタ環境を削除します。
指定できるオプションとパラメタを以下に示します。
クラスタサービス機能の運用でJMS不揮発化情報(durable Subscriber情報)を格納する共有ディスクのパスを指定します。
本オプションを省略した場合は、運用系サーバのクラスタ環境を構築します。
本オプションを指定した場合は、待機系サーバのクラスタ環境を構築します。
クラスタ環境を修復する場合に指定します。
設定されているクラスタ環境を表示する場合に指定します。
設定されているクラスタ環境を削除する場合に指定します。
拡張システムを生成した場合に、運用の対象となるシステム名systemを指定します。本オプションを省略すると、デフォルトシステムでの運用が対象となります。
本オプションは、以下の製品で指定可能です。
Interstage Application Server Enterprise Edition
注意事項
本コマンドは、管理者権限で実行してください。
共有ディスクのパス指定の制限として、以下があります。
フルパスで指定します。
指定可能な最大文字列長は、127バイトです。
クラスタ環境構築時に指定する共有ディスクのパスには、他の資源が格納されるディレクトリを指定しないでください。
-rオプションは、メッセージ番号がjms6200、jms6201のメッセージが表示された場合に、クラスタ環境定義ファイルを修復する場合に指定します。
JMSアプリケーションが停止状態になっていることを確認してから、本コマンドを実行してください。
使用例
共有ディスク「D:\cluster\jms」を使用して、運用系サーバのクラスタ環境を構築する場合
jmssetupcluster D:\cluster\jms |
共用ディスク「D:\cluster\jms」を使用して、待機系サーバのクラスタ環境を構築する場合
jmssetupcluster D:\cluster\jms -w |
共有ディスク「/cluster/jms」を使用して、運用系サーバのクラスタ環境を構築する場合
jmssetupcluster /cluster/jms |
共用ディスク「/cluster/jms」を使用して、待機系サーバのクラスタ環境を構築する場合
jmssetupcluster /cluster/jms -w |