名前
oddisplaylbobj - ロードバランス用のオブジェクトグループの表示
形式
oddisplaylbobj -n Name [-M system]
機能説明
以下にoddisplaylbobjコマンドのオプションおよび引数を説明します。
表示するロードバランス用のオブジェクトグループの名前を文字列表記のバインディング名の形式で指定します(“アプリケーション作成ガイド(CORBAサービス編)”の“文字列表記のバインディング名”参照)。
oddisplaylbobjコマンドは、ロードバランス用のオブジェクトグループの以下の情報を表示します。
表示対象のオブジェクトグループの名前が表示されます。
“roundrobin”が表示されます。
以下の情報は、対象のオブジェクトグループに登録されたオブジェクト単位に表示します。
ホスト名とポート番号が、“:”(コロン)で区切られて表示されます。デフォルトオブジェクトの場合は、ポート番号の後に、“(DEFAULT)”と表示されます。
ロードバランス機能が管理するオブジェクト動作サーバの状態を表示します。
UP:サーバが動作していることを示します。
DOWN:サーバがダウンしていることを示します。
オブジェクトのインプリメンテーションリポジトリIDを表示します。
オブジェクトのインタフェースリポジトリIDを表示します。
オブジェクトのIORのバージョンを表示します。
オブジェクトのコード系を表示します。
拡張システムを生成した場合に、運用の対象となるシステム名systemを指定します。本オプションを省略すると、デフォルトシステムでの運用が対象となります。
注意事項
StatにUNKNOWNと表示される場合は、サーバのアドレスの設定が正しく行われているかを確認してください。詳細については、“高信頼性システム運用ガイド”の“ロードバランス機能を利用した場合の設計”を参照してください。
本製品をインストールした環境によって、本コマンドの利用権限が変わる場合があります。詳細は、“1.3 利用権限について ”を参照してください。
使用例
OD_or_adm -g lb -c IDL:intf01:1.0 -a IDL:TEST:1.0 -L EUC -n GROUP01 odadministerlb -c IDL:intf01:1.0 -a IDL:TEST2:1.0 -L EUC -n GROUP01 UX:odadministerlb: INFO: od31101:The command was processed normally oddisplaylbobj -n GROUP01 Load Balance Group Name : GROUP01 Load Balance Type : roundrobin Address : host1:8002 (DEFAULT) Stat : UP ImplID : IDL:TEST:1.0 IntfID : IDL:intf01:1.0 Version: 1.1 Locale : EUC Address : host1:8002 Stat : UP ImplID : IDL:TEST2:1.0 IntfID : IDL:intf01:1.0 Version: 1.1 Locale : EUC |