名前
tdstopwu - コンポーネントトランザクションサービスのワークユニットの停止
形式
tdstopwu [-M システム名] [-c] wuname
機能説明
tdstopwuコマンドは、コンポーネントトランザクションサービスのワークユニットを停止します。ワークユニットの停止には、以下の2つがあります。
通常停止
強制停止
通常停止は、該当ワークユニットに定義されているすべてのアプリケーションが処理中でない場合に限りワークユニットを停止します。ワークユニットが業務処理中の場合、ワークユニットは停止できません。この場合、アプリケーションの処理の完了を待ってから、再度このコマンドを実行してください。
強制停止は、アプリケーションが処理中であってもワークユニットを停止します。
以下に、tdstopwuコマンドのオプションとパラメタを説明します。
対象のシステム名を指定します。
本オプションを省略すると、デフォルトシステムが対象となります。
強制停止を指定します。このオプションを省略した場合は通常停止となります。
停止するワークユニットの名前を指定します。
注意事項
tdstopwuコマンドでは、ワークユニット種別が“ORB”または“WRAPPER”のワークユニットのみ停止できます。それ以外のワークユニットを停止する場合には、isstopwuコマンドを使用してください。
tdstartwuコマンドの-dオプションを指定して起動したワークユニットは、デバッグ中のアプリケーションが存在する場合、-c オプションを指定して停止することはできません。
スナップショット取得中にワークユニットを停止した場合、自動的にスナップショットの取得は終了します。このためtdstopsnapコマンドによる取得の停止は必要ありません。
サーバアプリケーションが処理中に強制停止を行った場合、アプリケーションエラーのポップアップダイアログが出力されることがあります。この状態になった場合は、ポップアップダイアログを終了させてください。終了させることで、停止処理は続行されます。
停止できるワークユニットは、コマンド投入者がtdstartwuコマンドで起動したワークユニットだけです。
使用例
tdstopwu TDSAMPLE1 |