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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express リファレンスマニュアル(コマンド編)
Interstage

A.23 odrmipc

名前

odrmipc  -  CORBAサービスで獲得したプロセス間通信資源の削除

形式


odrmipc [-M system]

機能説明

odrmipcコマンドは、CORBAサービスが獲得したプロセス間通信資源(メッセージキュー、セマフォ、共有メモリ)がCORBAサービスの異常終了などでシステムに残ってしまった場合に削除するコマンドです。何らかの原因でOD_startプロセスが強制終了した場合や、以下の操作/運用でCORBAサービスを停止させた場合で、オペレーティングシステムを再起動せずにCORBAサービスを再開させる場合に本コマンドを実行します。

なお、OD_startプロセスが終了しているかどうかは、以下のようにpsコマンドを使用して確認します。
ps -afe | grep OD_start

本コマンドは、以下のプロセスが獲得するプロセス間通信資源を削除します。

本コマンドで指定可能なオプションとパラメタを以下に示します。

-M system

拡張システムを生成した場合に、運用の対象となるシステム名systemを指定します。本オプションを省略すると、デフォルトシステムでの運用が対象となります。
本オプションは、以下の製品で指定可能です。

  • Interstage Application Server Enterprise Edition

注意事項