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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express リファレンスマニュアル(コマンド編)
Interstage

A.11 jmsmkdst

名前

jmsmkdst  -  Destination定義の登録

形式

jmsmkdst [-t | -q] -g <group-name> -c <channel-name> [-ipaddress <ipaddress> -port <port-number>] <jndi-name> [-M system]
jmsmkdst -o [-t | -q] [-g <group-name>] [-c <channel-name>] [-ipaddress <ipaddress> -port <port-number>] <jndi-name> [-M system]

機能説明

JMSのDestination定義を登録します。指定できるオプションとパラメタを以下に示します。

-o

登録時に、同名のDestination定義がすでに存在する場合に上書きします。同名のDestination定義が存在しない場合は、新規に登録します。
本オプションを省略した場合は、同名のDestination定義が存在しない場合に登録します。

-t

DestinationのタイプがTopicの場合に指定します。
-oオプション指定時に本オプションを省略すると、すでに登録されている情報が使用されます。

-q

Destination のタイプがQueueの場合に指定します。
-oオプション指定時に本オプションを省略すると、すでに登録されている情報が使用されます。

-g <group-name>

関連付けるイベントチャネルのグループ名を指定します。
-oオプション指定時に本オプションを省略すると、すでに登録されている情報が使用されます。

-c <channel-name>

関連付けるイベントチャネルのチャネル名を指定します。
-oオプション指定時に本オプションを省略すると、すでに登録されている情報が使用されます。

-ipaddress <ipaddress>

関連付けるイベントチャネルが登録されているネーミングサービスのIPアドレスまたはホスト名を指定します。

なお、“ホスト名またはIPアドレス”を指定する場合は、hostsファイルの内容またはDNSの設定により名前解決(IPアドレス解決)が可能であるかを確認してください。
また、IPv6形式のアドレスは指定できません。ネーミングサービスを運用しているホストがIPv6環境で運用している場合は、ホスト名を指定してください。

-port <port-number>

関連付けるイベントチャネルが登録されているネーミングサービスのポート番号を指定します。

<jndi-name>

Destination定義に登録するJNDI名を指定します。JMSアプリケーションは指定したJNDI名を使用してDestination定義を取得することができます。

-M system

拡張システムを生成した場合に、運用の対象となるシステム名systemを指定します。本オプションを省略すると、デフォルトシステムでの運用が対象となります。
本オプションは、以下の製品で指定可能です。

  • Interstage Application Server Enterprise Edition

注意事項

使用例

グループ名が「jms_topic」、チャネル名が「topic1」というイベントチャネルを、「java:comp/env/jms/TestTopic」という新規のTopicタイプのDestination定義に関連付ける場合

jmsmkdst -t -g jms_topic -c topic1 TestTopic


グループ名が「jms_queue」、チャネル名が「queue1」というイベントチャネルを、「java:comp/env/jms/TestQueue」という新規のQueueタイプのDestination定義に関連付ける場合

jmsmkdst -q -g jms_queue -c queue1 TestQueue


JNDI名が「java:comp/env/jms/TestTopic」というDestination定義のイベントチャネルのチャネル名を「topic2」に変更する場合

jmsmkdst -o -c topic2 TestTopic