名前
cmmkenv - 証明書/CRL管理環境の作成/設定
形式
cmmkenv Environment-directory [-fromdir ValidCert-directory,CRL-directory] -todir ValidCert-directory,CRL-directory
機能説明
cmmkenvコマンドは、証明書/鍵管理環境の運用で必要なディレクトリを作成し、初期設定します。
指定可能なオプションを以下に示します。
運用管理ディレクトリ名(Environment-directory)をフルパスで指定します。
本バージョンではサポートしないため、指定しないでください。
一般ファイルから移行する場合の必要な情報を指定します。新規の場合は省略します。
ValidCert-directory :証明書のディレクトリをフルパスで指定します。
CRL-directory :CRLのディレクトリをフルパスで指定します。
新規に一般ファイルを運用する場合のディレクトリ名を指定します。
ValidCert-directory :証明書のディレクトリをフルパスで指定します。
CRL-directory :CRLのディレクトリをフルパスで指定します。
備考
本コマンドで指定した運用管理ディレクトリ名は、他のコマンドを実行するときにも指定してください。以下のコマンドが該当します。
cmdspcert
cmentcert
cmentcrl
cmenterkey
cmentpfx
cmgetcrl
cmlistcert
cmlistcrl
cmmakecsr
cmmkpfx
cmrmcert
cmsetenv
-fromdir, -todirの各オプションを指定する場合は必ずコンマ(,)で区切ります。空白などは使用できません。
例
-todir /export/home/SSL/sslcert/cert,/export/home/SSL/sslcert/crl
-todirに指定するValidCert-directoryとCRL-directoryに同一ディレクトリを指定することはできません。
バックアップ・リストアは、証明書/鍵管理環境を使用している各サービスの資源と合わせて実施してください。