名前
enablerstart - Interstage data storeの起動
形式
enablerstart
機能説明
Interstage data storeを起動します。
リポジトリのデータベースにリレーショナルデータベースを使用している場合は、本コマンドを使用する必要はありません。
注意事項
本コマンドは、Solaris、およびLinuxでのInterstage data store起動用コマンドです。
Windows(R)では、Interstage ディレクトリサービスのサービスと依存関係を構築しているため、操作は必要ありません。
Windowsのサービス画面で以下のサービスが「開始」の状態であれば、Interstage data storeは起動完了しています。
Interstage data store
本コマンドは、管理者権限で実行してください。
本コマンドを実行する場合は、LANG環境変数に「C」を設定する必要があります。
通常は、OSの起動により、Interstage data storeが起動されます。何らかの原因により、Interstage data storeが起動されていない場合に使用します。
1つのリポジトリに対して、本コマンド、および以下の操作を複数同時に実行しないでください。同時に実行した場合、リポジトリ、またはInterstage data storeで動作異常が発生する場合があります。
リポジトリの作成(Interstage管理コンソール、irepconfigコマンド)
リポジトリの削除(Interstage管理コンソール、irepconfigコマンド)
リポジトリの起動(Interstage管理コンソール、irepstartコマンド)
リポジトリの停止(Interstage管理コンソール、irepstopコマンド)
リポジトリ資源のバックアップ・移出(irepbacksysコマンド)
リポジトリ資源のリストア・移入(ireprestsysコマンド)
本コマンドを実行すると、Interstage data storeの起動を示すメッセージが表示されます。
以下のプロセスが起動していれば、Interstage data storeは起動完了しています。
Solaris: /opt/FJSVena/server/bin/omsservd
Linux: /opt/FJSVena/Enabler/server/bin/omsservd
使用例
Interstage data storeを起動します。
/opt/FJSVena/server/bin/enablerstart |
/opt/FJSVena/Enabler/server/bin/enablerstart |