名前
isaddadminfunc - 管理サーバ機能の追加
形式
isaddadminfunc
機能説明
isaddadminfuncコマンドは、コマンドを実行するサーバに管理サーバ機能を追加します。
本コマンドを実行すると、以下のメッセージが出力され、実行してよいかを確認します。管理サーバへ変更して問題がないかを確認し、「y」を実行してください。管理サーバに変更すると、スタンドアロンサーバへ変更できません。
Switching from the Admin Server to Standalone Server is not possible... |
注意事項
本コマンドは、管理者権限をもつユーザだけが実行可能です。
本コマンドは、スタンドアロンサーバだけで実行可能です。スタンドアロンサーバ以外で実行すると、処理に失敗します。
本コマンドを実行すると、そのサーバは管理サーバとスタンドアロンサーバの両方の機能をもつサーバとなります。サイトに参加させたり、サーバグループに追加したりするためには、管理サーバからそれぞれの操作をしてください。
マルチサーバ管理機能を使用して複数台のサーバを管理する場合、管理サーバと管理対象サーバは別サーバとして運用します。したがって、通常、共存サーバによる運用は行いません。
管理サーバからスタンドアロンサーバへ変更することはできません。管理サーバからスタンドアロンサーバ/管理対象サーバの運用に変更する場合は、Interstage Application Serverを再インストールしてください。
non-global zoneにインストールされた管理対象サーバでは、本コマンドは使用できません。
メッセージ
本コマンド実行時に表示されるメッセージと意味を以下に示します。
[意味]
Javaの実行環境に誤りがあります。
[システムの処理]
コマンドの処理を中止します。
[ユーザの対処]
Interstage JMXサービスが使用するJDK/JREのインストールパスを正しく設定してください。Interstage JMXサービスのカスタマイズについては、“運用ガイド(基本編)”の“Interstage管理コンソール環境のカスタマイズ”を参照してください。
[意味]
Interstageの環境に誤りがあります。
[システムの処理]
コマンドの処理を中止します。
[ユーザの対処]
環境変数IS_HOMEに本製品のインストール先が正しく設定されているかを確認してください。環境変数IS_HOMEの設定に誤りがある場合は、本製品のインストール先を正しく設定してください。環境変数IS_HOMEが正しく設定されている場合は、Interstageの環境が不正な状態であるため、本製品を再インストールしてください。
[意味]
コマンドの実行に失敗しました。
[システムの処理]
コマンドの処理を中止します。
[ユーザの対処]
失敗の原因を示すメッセージが他に出力されています。そのメッセージを参照して対処してください。
[意味]
コマンドの実行に成功しました。
[意味]
コマンドの実行を中止しました。
[意味]
機能を使用できません。
[システムの処理]
コマンドの処理を中止します。
[ユーザの対処]
環境変数PATHに“%SystemRoot%\system32”が設定されているかを確認してください。環境変数PATHに“%SystemRoot%\system32”が設定されていない場合は、“%SystemRoot%\system32”を設定したあと、再度、本コマンドを実行してください。環境変数PATHに“%SystemRoot%\system32”が設定されている場合は、先頭に“%SystemRoot%\system32”が設定されるように変更したあと、再度、本コマンドを実行してください。
使用例
コマンドを実行するスタンドアロンサーバに管理サーバの機能を追加します。
isaddadminfunc |