名前
isregistdef - Interstage動作環境定義の生成
形式
isregistdef [-M システム名]
機能説明
isregistdefコマンドは、isgendefコマンドの実行により生成されるInterstageシステム定義をもとに、各サービスの定義およびInterstage動作環境定義を生成します。
isregistdefコマンドのオプションおよび引数を以下に説明します。
対象のシステム名を指定します。
本オプションを省略すると、デフォルトシステムが対象となります。
Interstage動作環境定義は、以下のファイルに格納されます。
C:\Interstage\td\etc\isreg\isinitdef.txt |
/opt/FSUNtd/etc/isreg/isinitdef.txt |
/opt/FJSVtd/etc/isreg/isinitdef.txt |
注意事項
本コマンドは、管理者権限だけが実行可能です。
インストール直後にisregistdefコマンドを実行する場合は、isgendefコマンド実行後に実行してください。
すでに作成済みのIJServerでSSLを使用している場合は、本コマンドの発行前に、SSLを使用しているJServerに対し、以下のいずれかの対処を行ってください。なお、isj2eeadminコマンドを使用して、操作することもできます。
Interstage管理コンソールの[システム] > [ワークユニット] > [IJServer名]の[環境設定]タブで、SSLを使用しないように設定する。
Interstage管理コンソールの[システム] > [ワークユニット]の[状態]タブで、IJServerを削除する。
本コマンドを実行する場合は、事前にInterstageを停止してください。
本コマンド実行後は、必ずisinitコマンドでInterstageを初期化してください。また、本コマンド実行後に定義を変更した場合も、Interstageの初期化を行ってください。
isregistdefコマンドが各サービスへ登録する定義は、以下のシステムを想定しています。カストマイズを行う必要がある場合は、isinitコマンドを実行する前に各サービスの定義を修正してください。
Interstageの運用形態を構成するすべてのサービスを運用しています。
サーバアプリケーションの数は最大接続クライアント数の10分の1で設定し、かつすべてのサーバアプリケーションがクライアントとして動作することを前提としています。
OTSシステムの多重度は、“5”です。
リソース管理プログラムの多重度は、“6”です。
本コマンドを使用する場合、Interstage統合コマンドにより初期化済みのサービスに対して、以下のコマンドを実行しないでください。
otssetup
otsmklog
otsstart
otsstop
essetup
esunsetup
esstart
esstop
odsetlbo
odstartlbo
odstoplbo
tdsetup
tdunsetup
tdstart
tdstop
odadmin
S99startod
CosNaming_s
InterfaceRep_Cache_s
InterfaceRep_Cache_e
OD_stop
apachectl
本コマンドを使用する場合は、コントロールパネルのサービス、またはnet start/net stopコマンドを使用して、以下のサービスの起動・停止を行わないでください。ただし、下記(*)のコマンドについては、Interstage動作環境定義の稼働状態監視モードに“mode2”(IS Monitor Mode= mode2)を指定して初期化している場合、実行できます。
CORBAサービス(OD_start)
ネーミングサービス(Naming Service)
インタフェースリポジトリ(InterfaceRep_Cache Service)
インタフェースリポジトリ(InterfaceRep_Cache_e Service)
イベントサービス(EventService)
コンポーネントトランザクションサービス(TransactionDirector)
データベース連携サービス(ObjectTransactionService)
Interstage APIサービス(INTERSTAGE API)
Interstage HTTP Server (*)
ロードバランスオプション(NS LoadBalancingOption)