名前
isinitservice - Interstageインストール直後の環境の復元
形式
isinitservice
機能説明
Interstageインストール直後のセットアップされた環境の復元を行うコマンドです。
なお、isinitserviceコマンドでは、インストール時に自動作成するIJServerは作成されません。
Interstage管理コンソール/isj2eeadminコマンドを使用し、必要に応じてIJServerを新規作成してください。また、作成時は、[ワークユニット]の[新規作成]画面上の簡易設定のワークユニット名に、“IJServer”を入力して作成してください。このとき、ワークユニットタイプは、デフォルトから変更しないでください。
注意事項
本コマンドは、管理者権限だけが実行可能です。
isinitserviceコマンドを使用してInterstageの初期化を行う場合、Interstageの初期化完了後、Interstageが停止状態のまま下記のサービスを再起動してください。再起動操作を行わなかった場合、以降のInterstage管理コンソールによる操作でエラーが発生することがあります。
Interstage Operation Toolサービス
Interstage JServlet(OperationManagement)サービス
Interstage管理コンソール用Servletサービス
以下のサービスがインストールされている必要があります。
CORBAサービス
コンポーネントトランザクションサービス
Interstage EJBサービス(注)
J2EE(注)
XML(注)
注)Interstage Application Server Standard-J Editionの場合
本コマンドは、以下のサービスで使用している環境定義をクリアします。Interstageのセットアップ完了後に実行する場合には、必要に応じて資源のバックアップを行うことを推奨します。バックアップについては、“運用ガイド(基本編)”の“資源のバックアップとリストア”を参照してください。
CORBAサービス
コンポーネントトランザクションサービス
Interstage EJBサービス
J2EE
すでに作成済みのIJServerでSSLを使用している場合には、本コマンドの発行前に、SSLを使用しているJServerに対し、以下のいずれかの対処を行ってください。なお、isj2eeadminコマンドを使用して、操作することもできます。
Interstage管理コンソールの[システム] > [ワークユニット] > [IJServer名]の[環境設定]タブで、SSLを使用しないように設定する。
Interstage管理コンソールの[システム] > [ワークユニット]の[状態]タブで、IJServerを削除する。
本コマンドを以下の製品で使用した場合、Portalworksのシステム定義がクリアされます。
Interstage Application Server Standard-J Edition
Interstage EJBサービスがインストールされている状態で本コマンドを実行すると、“インタフェースリポジトリ(valueインタフェース)”がセットアップされます。
使用例
isinitservice |