注意
アプリケーション開発時には製品に同梱されているJava DBを使用することにより、開発効率が向上します。Java DBは、アプリケーションの開発効率向上だけを目的として同梱しているため開発時にのみ使用してください。詳細は、「Java EE運用ガイド」-「Java DB」を参照してください。
32 ビット版のJDBCドライバを使用してください。
Solaris 11を使用する場合はSolaris 11をサポートしているJDBCドライバを利用してください。
業務運用時には、以下のいずれかのデータベースを必ず使用してください。
Symfowareを使用したアプリケーションを運用する場合
プラットフォーム | サポートするJDBCドライバ/バージョン・レベル | |
---|---|---|
Windows(R) | Symfoware Serverクライアント機能 | 10.0以降 |
Solaris | Symfoware Serverクライアント機能 | 10.0以降 |
RHEL5(x86) | Symfoware Serverクライアント機能 | 10.0以降 |
RHEL6(x86) | Symfoware Serverクライアント機能 | 10.1以降 |
Interstageと同一のCPUのアーキテクチャをサポートしているJDBCドライバを使用してください。
Oracleを使用したアプリケーションを運用する場合
プラットフォーム | サポートするJDBCドライバ/バージョン・レベル | |
---|---|---|
Windows(R) | Oracle JDBC Driver | 11.1、11.2 |
Solaris | Oracle JDBC Driver | 11.1、11.2 |
RHEL5(x86) | Oracle JDBC Driver | 11.1、11.2 |
RHEL6(x86) | Oracle JDBC Driver | 11.2 |
Oracleを使用する場合、Oracle社が提供するJDBCドライバを使用してください。
トランザクションサービス、またはJTAによるグローバルトランザクション機能を使用する場合、実行ユーザに対し以下の権限を付与してください。
SYS.DBMS_SYSTEM上のEXECUTE権限
グローバルトランザクションのリカバリを実行する場合は、実行ユーザに対して以下の権限を付与してください。
DBA_PENDING_TRANSACTIONS上のSELECT権限
SYS.DBMS_XA上のEXECUTE権限
SYS.PENDING_TRANS$上のSELECT権限
Oracle Database 11g Release 1以前のバージョンのOracleデータベースサーバかつOracle Bug#5945463の修正を含むOracleパッチを適用しない場合は、更に以下の権限も付与してください。
SYS.DBMS_SYSTEM上のEXECUTE権限
各JDBCドライバによってサポートするJava SEが異なりますので、使用するJava SEに応じたJDBCドライバを選択してください。
Oracle JDBC Driverのバージョンが11.1.0.6の場合、ConnectionEventListenerが未実装です。このため、リソースタイプに以下を指定すると誤動作する場合があります。以下のリソースタイプを使用する場合には、ConnectionEventListenerが実装されている修正パッチを、Oracle製品のSupportDesk契約に基づいて、SupportDeskから入手して適用してください。
javax.sql.XADataSource
javax.sql.ConnectionPoolDataSource
Interstageと同一のCPUのアーキテクチャをサポートしているJDBCドライバを使用してください。
Oracleを利用する時、Oracle Universal Connection Pool(UCP)for JDBC機能を利用できます。
Oracle Universal Connection Pool(UCP)for JDBC機能をする場合、接続プールの詳細属性「プーリング」を「false」に設定してください。(注1)
Oracleを利用する時、Oracle Real Application Clustersと連携できます。
Oracle10g以降のRAC環境において高速接続フェイルオーバー機能を利用する場合、接続プールの詳細属性「プーリング」を「false」に設定してください。(注1)
Oracle RACと連携する場合、接続プールの詳細属性「作成再試行回数」、「再試行間隔」を設定した運用を推奨します。(注1)
グローバルトランザクション(XADataSource)でOracle RACを使用する場合は、Oracle Universal Connection Pool(UCP)for JDBC機能を使用してください。
プラットフォームにSolaris 11を利用する場合はOracle RACとの連携は未サポートです。
プラットフォームにSolaris 11を利用する場合は以下の注意事項があります。
Solaris 11上のSolaris 10/11 コンテナ、LDoms上での動作は未サポートです。
注1):接続プールの詳細属性の設定は、「Java EE運用ガイド」-「JDBC接続プールの定義項目」を参照してください。
SQL Serverを使用したアプリケーションを運用する場合
プラットフォーム | サポートするJDBCドライバ/バージョン・レベル | |
---|---|---|
Windows(R) | Microsoft SQL Server JDBC Driver | 2.0、3.0 |
Microsoft JDBC Driver for SQL Server | 4.0 | |
Solaris | Microsoft SQL Server JDBC Driver | 2.0、3.0 |
Microsoft JDBC Driver for SQL Server | 4.0 | |
RHEL5(x86) | Microsoft SQL Server JDBC Driver | 2.0、3.0 |
Microsoft JDBC Driver for SQL Server | 4.0 | |
RHEL6(x86) | Microsoft SQL Server JDBC Driver | 2.0、3.0 |
Microsoft JDBC Driver for SQL Server | 4.0 |
グローバルトランザクション機能を使用する場合は、使用できません。
Windows Server(R) 2003 x64 Editionsで使用する場合、Service Pack 4以降を使用してください。
PowerGres Plusを使用したアプリケーションを運用する場合
プラットフォーム | サポートするJDBCドライバ/バージョン・レベル | |
---|---|---|
Windows(R) | PowerGres Plusクライアント | 未定(注1) |
RHEL5(Intel64) | PowerGres Plusクライアント | 未定(注1) |
JDK 6に対応したバージョンのJDBCドライバをサポートします。
上表に記載されているプラットフォームは、PowerGres Plus側のドライバがサポートするOSです。
PostgreSQLは分散トランザクションをサポートしないため、分散トランザクション機能を使用する場合、PowerGres Plusは使用できません。
Windows Server(R) x64 Editionsでは使用できません。