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Systemwalker Service Quality Coordinator 使用手引書(ダッシュボード編)
Systemwalker

4.1.2 ダッシュボードテンプレートの使用方法

Analytics Studioで、ダッシュボードテンプレートをユーザーに公開し、ダッシュボードで表示するための手順について説明します。

参考

Interstage Business Process Manager Analytics 使用手引書 (Analytics Studio)を参考にしてください。

4.1.2.1 Analytics Studioによるダッシュボードテンプレートの公開

Analytics Studioで「3.2.1.4 ダッシュボードを使用するユーザー作成」で作成したユーザーに、ダッシュボードテンプレートのビュープロファイルを公開します。

4.1.2.1.1 Analytics Studioのログイン

Analytics Studioにログインする手順について説明します。

■手順

  1. Webブラウザから以下のURLを指定して、Analytics Studioのログイン画面を表示します。

    http://<ダッシュボードサーバのIPアドレス>:<ポート番号※>/ibpmm/

      ※デフォルトポート番号:40330


  2. 3.2.1.4 ダッシュボードを使用するユーザー作成」で作成した、ダッシュボードを編集できるユーザーでログインします。


  3. [Analytics Studio]タブをクリックすると、以下の[Analytics Studio]画面が表示されます。


4.1.2.1.2 ダッシュボードグループの作成

ダッシュボードを利用するユーザーをグループ化(ダッシュボードグループ)して、用意されているダッシュボードテンプレートのビュープロファイルを割り当てる手順について説明します。

■手順

  1. メニューバーから「ファイル」>「新規作成」>「ダッシュボードグループ」を順にクリックして、ダッシュボードグループを作成するためのダイアログボックスを表示します。


  2. 「ダッシュボードグループ名」ボックスに、作成するグループの名前を入力します。入力は必須です。

    注意

    ダッシュボードグループの名前は、意味がある一意の名前にします。名前には任意の文字、数字、スペースが使えます。64文字まで入力可能です。


  3. 「次へ」ボタンをクリックして、定義を続行します。


  4. 「オーバービューレイアウト」ボックスに、「Guest Layout」を指定します。


  5. 「次へ」ボタンをクリックして、定義を続行します。


  6. ダッシュボードグループに割り当てるユーザーを選択します。「ユーザー一覧」ボックスから「3.2.1.4 ダッシュボードを使用するユーザー作成」で作成したユーザーを選択し、矢印ボタンをクリックして、ユーザーを「選択されたユーザー」ボックスに追加してください。


  7. ダッシュボードグループにビュープロファイルを適用します。「ビュープロファイル一覧」ボックスから「SQCダッシュボード」と「仮想化ダッシュボード」を選択し、矢印ボタンをクリックして、ビュープロファイルを「選択されたビュープロファイル」ボックスに追加してください。これにより、ユーザーがダッシュボードから参照できる情報が決まります。


  8. 「次へ」ボタンをクリックして、定義を続行します。


  9. 「チャートの編集権」と「アラートのステータス変更」チェックボックスのチェックを外します。


  10. 「完了」ボタンをクリックして、ダッシュボードグループを作成します。作成したダッシュボードグループがナビゲーションスペースのダッシュボードグループの下に表示されます。


4.1.2.1.3 ダッシュボードグループを公開待ちにする

ダッシュボードグループの内容のレビューを受けるために「公開待ち」とする必要があります。ダッシュボードグループを「公開待ち」にする手順について説明します。

■手順

  1. ナビゲーションスペースのダッシュボードグループの作成したダッシュボードグループを選択します。


  2. ワークスペース・エディタの「共有」ボタンをクリックします。共有されると「共有が成功しました」というメッセージが表示されます。


  3. 「OK」をクリックしてダイアログを閉じます。


  4. ワークスペース・エディタの「公開待ち」ボタンをクリックします。すると、公開待ちにすることを確認するダイアログが表示されます。


  5. 「はい」をクリックして、ダッシュボードグループを公開待ちにします。「公開待ちが成功しました」というメッセージが表示されます。


  6. 「OK」をクリックしてダイアログを閉じます。


4.1.2.1.4 ダッシュボードグループを公開する

ダッシュボードグループを「公開」する手順について説明します。「公開」することにより、ダッシュボードで表示できるようになります。

■手順

  1. ナビゲーションスペースにて「公開ビュー」タブを選択します。


  2. 公開したいダッシュボードグループを選択して、定義を確認します。定義が間違っている場合は「却下」をクリックすることで却下できます。


  3. 定義が正しい場合は、ナビゲーションスペースの「Guest Groupのブロック」を選択します。


  4. 「すべての定義を公開する」をクリックして、公開します。すると、公開することを確認するダイアログが表示されます。


  5. 「はい」をクリックして公開します。「公開が成功しました」というメッセージが表示されます。


  6. 「OK」をクリックしてダイアログを閉じます。


注意

「公開」手順実施後、ダッシュボードを表示させる場合は、一度ログアウトして再度ログインしてください。

4.1.2.2 ダッシュボードの表示

4.1.2.2.1 ダッシュボードのログイン

ダッシュボードにログインする手順について説明します。

■手順

  1. Webブラウザから以下のURLを指定して、ダッシュボードのログイン画面を表示します。

    http://<ダッシュボードサーバのIPアドレス>:<ポート番号※>/ibpmm/

      ※デフォルトポート番号:40330


  2. 3.2.1.4 ダッシュボードを使用するユーザー作成」で作成した、ダッシュボードの利用権限を持つユーザーでログインします。


SQCダッシュボード - リソース・ダッシュボードの表示

[KPIs]-[SQCダッシュボード]-[リソース・ダッシュボード]を選択することで、CPU/メモリ/ディスクのダッシュボードを表示することができます。


SQCダッシュボード - グリーン・ダッシュボードの表示

[KPIs]-[SQCダッシュボード]-[グリーン・ダッシュボード]を選択することで、電力量/温度のダッシュボードを表示することができます。


仮想化ダッシュボード - VMwareの表示

[KPIs]-[仮想化ダッシュボード]-[VMwere]を選択することで、VMwareのホストおよびゲストサーバのサーバリソースのダッシュボードを表示することができます。


ポイント

1つのチャート中に凡例の数が多い場合、凡例がすべて表示されないことがあります。その場合はチャート中央(下図の赤丸の箇所)をドラッグし凡例の表示領域を変更するか、チャートの最大化表示を行ってください。