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Systemwalker Service Quality Coordinator 導入手引書
Systemwalker

1.4 留意事項

Systemwalker Service Quality Coordinatorを使用する場合の留意事項について説明します。


■システム時刻について

システム内の各コンピュータのシステム時刻は、同じ時刻になるように設定してください。


ホスト名を設定する場合

システム構築の際に各コンピュータに設定する"ホスト名"は、全角文字、半角ひらがな文字、および半角カナ文字は使用しないでください。


Linux仮想マシン機能(Xen)CPU情報について

Linux仮想マシン機能(Xen)において、複数ドメインで物理CPUを共有する形態の場合、各ドメインで収集されるCPU情報は、実際よりも大きな値で収集されることがあります。

該当する項目は、以下のとおりです。

ポイント

ドメインが物理CPUを占有している場合は、正しい情報が収集されます。

該当情報の詳細は、リファレンスマニュアル「データフォーマット」を参照してください。

■IPv6環境での運用について

管理対象であるAgent/Proxy Managerおよびインストールレス型AgentとManager間の通信が以下の場合について、管理対象のIPv6環境をサポートします。

注意

IPv6環境のAgent/Proxy Manager/インストールレス型Agentを管理する場合、ManagerはIPv4/IPv6デュアルスタック環境にしてください。また、Manager - 運用管理クライアント間はIPv4で通信できるようにしてください。

ManagerのIPv4/IPv6デュアルスタック環境で動作させる場合は、「6.13 IPv6環境での運用設定」を参照し、手順を実施してください。

ポイント

IPv6のみの環境の場合、Windows版 Managerと運用管理クライアントを同居させる構成にすることにより動作可能です。この場合、運用管理クライアントとManagerとの通信はループバックによるIPv4通信になります。運用管理クライアントで設定する接続先Managerに「127.0.0.1」を指定してください。