ページの先頭行へ戻る
Interstage Studio ユーザーズガイド
Interstage

9.2.1 概要

9.2.1.1 Webアプリケーションとは

Webアプリケーションの概要については、"2.1.1 Webアプリケーションとは"を参照してください。

9.2.1.2 Java EE 5からの変更点

Java EE 6に含まれるWebアプリケーションの仕様はServlet 3.0です。

Servlet 3.0では主に以下の機能が追加されています。

アノテーションを使ったサーブレットやフィルタ等の設定記述

Servlet 3.0で、アノテーションを使って、サーブレットやサーブレットフィルタ等の設定を記述する事が可能になりました。これにより、web.xmlの設定をアノテーションで定義した内容で上書きしたり、web.xmlを利用しない事も可能です。以下に主なサーブレット設定用のアノテーションを示します。

サーブレット、サーブレットフィルタ、リスナのインタフェースを実装したクラスにこれらのアノテーションを設定することで、サーブレット設定を定義できます。

ポイント

Servlet 3.0の詳細情報については、以下の規約を参照してください。

  • JSR-315: Java(TM) Servlet 3.0 Specification

JSP 2.2の詳細情報については、以下の規約を参照してください。

  • JSR-245: JavaServer(TM) Pages 2.2

JSF 2.1の詳細情報については、以下の規約を参照してください。

  • JSR-314: JavaServer Faces 2.1

9.2.1.3 Webアプリケーションの開発

Webアプリケーションの開発の流れや開発手順については、"2.2.2 開発の流れ"および "2.2.3 開発手順"を参照してください。なお、アプリケーションを作成するための準備については、"9.6.1 アプリケーション作成のための準備"を参照してください。

注意

WebアプリケーションでJSFを使用する場合には、動的Webプロジェクトウィザードの[構成]に"JavaServer Faces v2.0 プロジェクト"を指定してください。