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Interstage Studio ユーザーズガイド
Interstage

9.1.1 Java EE 6とは

Java EE 6とは、Java Platform, Enterprise Edition 6の略で、旧Sun(現オラクル)が提唱する業務システム向けのJavaプラットフォームに関する規約です。Javaの標準機能セットであるJava SEに業務システムの開発に使用するServletやEJBなどのサーバアプリケーション向けのセットが追加されています。アプリケーションサーバはこの規約に従って、コンポーネント化、各種サービス、通信方法などをJava EE 6プラットフォームとして実装し、再利用可能なコンポーネントの組み合わせで多階層アプリケーションを作成するテクノロジを提供しています。

Java EE 6の詳細情報については、以下の規約を参照してください。
JSR 316: Java(TM) Platform, Enterprise Edition 6 (Java EE 6) Specification

注意

  • JAX-RPCやEJB 2.xのEntity Beanなど、古くて使用されなくなったAPIや代替機能が用意されているAPIに関しては規約からの削除が検討されています。これらのAPIを使用している場合には、Java EE 5またはJava EE 6 APIへの移行を御検討ください。

  • Java EE 6ワークベンチのJava EE 6アプリケーション開発機能の一部は、アプリケーションの移植性を最大限に向上させるために、オープンソースソフトウェアであるGlassFish plugin v3.1.1をベースにしています。JAX-RSについてはJava EE 6標準の機能範囲をサポートします。GlassFish plugin固有実装による機能はサポートしません。