ストレージ装置を管理するコマンドについて説明します。
コマンドの種類と操作可能なストレージ装置の対応を、以下に示します。これらのコマンドを実行するには、Administrators グループのユーザーであることが必要です。
また、ストレージ装置は、本製品に登録されている必要があります。
コマンド名 | ETERNUS DX80 S2/DX90 S2 | ETERNUS DX60/DX60 S2/DX80/DX90 | 左記以外 |
---|---|---|---|
○ | ○(※1) | × | |
○ | ○(※1) | × | |
○ | ○(※1) | × | |
○ | ○(※1) | × | |
○ | ○(※1) | × | |
○ | ○(※1) | × | |
○ | ○(※1)(※2) | × | |
○ | ○(※1) | × |
※1:本製品に未登録(検出済み)の装置の場合でも、情報の表示は実施できます。
※2:ETERNUS DX60/DX60 S2、DX80 iSCSIモデル、ETERNUS DX80 S2/DX90 S2、ETERNUS DX400/DX400 S2 series、ETERNUS DX8000/DX8000 S2 series、ETERNUS4000 モデル400, 600、ETERNUS8000 モデル800, 1200, 2200だけ対応
名前
storageadm disk - ディスクの操作
形式
$INS_DIR\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm disk info -ipaddr ipaddr [-csv]
($INS_DIR は、マネージャーをインストールした時の「プログラムディレクトリ」です。)
機能説明
本製品に登録されているETERNUSディスクアレイ装置のディスク情報を表示します。
オペランド
本製品に登録されているETERNUSディスクアレイ装置の搭載ディスクの詳細情報を表示します。
オプション
ストレージ装置のIPアドレスを指定します。
ディスク情報をCSV形式で表示します。本オプションを省略した場合は、表形式で表示します。
使用例
ディスク情報を表形式で表示します。
"C:\ETERNUS_SF\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm" disk info -ipaddr 192.168.0.1 <<< Disk Information >>> NUMBER DE SLOT USAGE STATUS RGNO SIZE DISKTYPE MOTOR ------ ---- ---- -------------- --------- ------ ----- -------- --------------- 0 0x00 0 System Disk Available 0x0002 300GB SAS Active 1 0x00 1 System Disk Available 0x0001 300GB SAS Idle 2 0x00 2 System Disk Available 0x0002 300GB SAS In the boot process 3 0x00 3 System Disk Available 0x0003 300GB SAS In the stop process 4 0x00 4 Data Disk Available 0x0003 300GB SAS Active ------------------------------------------------------------------------------- INFO:swsag0001:Command terminated normally.
ディスク情報をCSV形式で表示します。
"C:\ETERNUS_SF\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm" disk info -ipaddr 192.168.0.1 -csv NUMBER,DE,SLOT,USAGE,STATUS,RGNO,SIZE,DISKTYPE,MOTOR 0,0x00,0,System Disk,Available,0x0002,300GB,SAS,Active 1,0x00,1,System Disk,Available,0x0001,300GB,SAS,Idle 2,0x00,2,System Disk,Available,0x0002,300GB,SAS,In the boot process 3,0x00,3,System Disk,Available,0x0003,300GB,SAS,In the stop process 4,0x00,4,Data Disk,Available,0x0003,300GB,SAS,Active
名前
storageadm raid - RAIDグループの操作
形式
$INS_DIR\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm raid add -ipaddr ipaddr -disk DE番号:スロット番号,DE番号:スロット番号[,DE番号:スロット番号,…] -level RAIDレベル [-name エイリアス名] [-cm 担当CM] [-csv] $INS_DIR\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm raid delete -ipaddr ipaddr -raidgroup RAIDグループ番号 [-f] [-s] $INS_DIR\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm raid info -ipaddr ipaddr [-raidgroup RAIDグループ番号] [-remote BOX-ID] [-csv] $INS_DIR\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm raid ecomode -ipaddr ipaddr -raidgroup RAIDグループ番号[,RAIDグループ番号, …] -on|-off [-s]
($INS_DIR は、マネージャーをインストールした時の「プログラムディレクトリ」です。)
機能説明
本製品に登録されているETERNUSディスクアレイ装置に対して、RAIDグループを作成、削除、表示、および エコモードのON/OFFを設定します。
オペランド
RAIDグループを作成します。
RAIDグループを削除します。
RAIDグループの情報を表示します。
RAIDグループのエコモードを設定します。
オプション
ストレージ装置のIPアドレスを指定します。
ストレージ装置のDE番号とスロット番号を、コロン(":")で区切って10進数または16進数で指定します。DE番号とスロット番号のペアを複数指定する場合は、そのペアをカンマ(",")で区切って指定します。
例えば、2つペアの場合、10進数で指定するには -disk 1:1,1:2 のように記述し、16進数で指定するには -disk 0x1:0x1,0x1:0x2 のように記述します。
DE番号とスロット番号のペアは、必ず 2つ以上指定してください。
RAIDレベルを指定します。RAIDレベルは、以下のように小文字で記述してください。
指定できる文字列 | 作成されるRAIDレベル |
---|---|
raid0 | RAID0 |
raid1 | RAID1 |
raid1+0 | RAID1+0 |
raid5 | RAID5 |
raid5+0 | RAID5+0 |
raid6 | RAID6 |
作成するRAIDグループのエイリアス名を指定します。
ETERNUS DX60/DX60 S2, DX80/DX80 S2, DX90/DX90 S2, ETERNUS DX400 S2 series, およびETERNUS DX8000 S2 seriesに対して本オプションを省略した場合、エイリアス名が自動で設定されます。それ以外の装置に対して本オプションを省略した場合、エイリアス名は設定されません。
なお、ETERNUS4000またはETERNUS8000はエイリアス名に対応していないため、本オプションを指定できません。指定した場合はコマンドがエラー終了します。
エイリアス名として使用できる文字は、半角の、英数字「A ~ Z、a ~ z、0 ~ 9」および次の特殊文字「!@#$%^&*()-= `_+|~[]{};:'"./<>?」です。ただし、ETERNUS DX80 S2/DX90 S2, ETERNUS DX400 S2 series, およびETERNUS DX8000 S2 seriesでは「?」を使用できません。スペースを含むエイリアス名を指定する場合は、-name "123 567" のようにエイリアス名全体をダブルクォーテーション(")で囲んでください。
RAIDグループの担当CM番号を、以下のように2桁で指定します。本オプションを省略した場合は、自動設定(auto指定)されます。
ストレージ装置 | 担当CM | 指定する文字列 | 備考 |
---|---|---|---|
ETERNUS DX60/DX60 S2, DX80/DX80 S2, DX90/DX90 S2 | CM#0 | 00 | 1文字目には、担当CM番号を記述します。 |
CM#1 | 10 | ||
上記以外 | CM#0 CPU#0 | 00 | 1文字目には、担当CM番号を記述します。 |
CM#0 CPU#1 | 01 | ||
CM#1 CPU#0 | 10 | ||
CM#1 CPU#1 | 11 | ||
: | : | ||
CM#7 CPU#0 | 70 | ||
CM#7 CPU#1 | 71 |
作成したRAIDグループ番号をCSV形式で表示します。本オプションを省略した場合は、表形式で表示します。
ストレージ装置のIPアドレスを指定します。
削除するRAIDグループ番号を、10進数または16進数で指定します。
例えば、16番のRAIDグループの場合、10進数で指定するには -raidgroup 16 と記述し、16進数で指定するには -raidgroup 0x10 のように記述します。
確認メッセージを出力せずに、処理を継続します。
RAIDグループ内にボリュームが存在している場合、ボリュームを削除してからRAIDグループを削除します。ただし、RAIDグループの状態が以下のどれかに該当する場合は、ボリュームを削除せず、コマンドがエラー終了します。
RAIDグループ内のボリュームがマッピングされている
OPEN以外のボリュームが存在している
LUNコンカチネーションのボリュームが存在している
ストレージ装置のIPアドレスを指定します。
詳細情報を表示するRAIDグループ番号を、10進数または16進数で指定します。
例えば、16番のRAIDグループの場合、10進数で指定するには -raidgroup 16 と記述し、16進数で指定するには -raidgroup 0x10 のように記述します。
リモートサイトのETERNUSディスクアレイのBOX-IDを指定します。リモートサイトのETERNUSディスクアレイのRAIDグループ情報を表示する場合に指定します。
RAIDグループの情報をCSV形式で表示します。本オプションを省略した場合は、表形式で表示します。
ストレージ装置のIPアドレスを指定します。
詳細情報を表示するRAIDグループ番号を、10進数または16進数で指定します。(複数指定可)
例えば、16番のRAIDグループの場合、10進数で指定するには -raidgroup 16 と記述し、16進数で指定するには -raidgroup 0x10 のように記述します。
指定したRAIDグループのエコモード設定を ONにします。 -off と -on は、どちらかだけ指定可能です。
指定したRAIDグループのどれかでエコモード設定が不可能な場合は、設定できません。
指定したRAIDグループのエコモード設定を OFFにします。 -off と -on は、どちらかだけ指定可能です。
確認メッセージを出力せずに、処理を継続します。
使用例
RAIDグループを作成し、作成したRAIDグループを表形式で表示します。
"C:\ETERNUS_SF\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm" raid add -ipaddr 1.2.3.4 -disk 1:10,1:11,1:12,1:13,1:14,1:15 -level raid5 <<< RAID ADD >>> RGNO ------ 0x0000 ------ INFO:swsag0001:Command terminated normally.
RAIDグループを作成し、作成したRAIDグループをCSV形式で表示します。
"C:\ETERNUS_SF\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm" raid add -ipaddr 1.2.3.4 -disk 1:10,1:11,1:12,1:13,1:14,1:15 -level raid5 -csv RGNO 0x0000
RAIDグループを削除します。
"C:\ETERNUS_SF\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm" raid delete -ipaddr 1.2.3.4 -raidgroup 16 Are you sure? [y/n]:y INFO:swsag0001:Command terminated normally.
RAIDグループの情報を表形式で表示します。
"C:\ETERNUS_SF\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm" raid info -ipaddr 1.2.3.4 <<< RAID Information >>> RGNO NAME USAGE LEVEL STATUS CM TOTAL_CAPACITY FREE_CAPACITY ------ ---- ----------- ------- --------- -------- -------------- ------------- 0x0000 Open,System RAID5 Available CM0CPU0 407775 0 0x0001 Open,SDV RAID5 Available CM1CPU0 410880 285440 0x0002 Open RAID1 Available CM0CPU1 136960 345367 ------------------------------------------------------------------------------- INFO:swsag0001:Command terminated normally.
RAIDグループの情報をCSV形式で表示します。
"C:\ETERNUS_SF\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm" raid info -ipaddr 1.2.3.4 -csv RGNO,NAME,USAGE,LEVEL,STATUS,CM,TOTAL_CAPACITY,FREE_CAPACITY 0x0000,,"Open,System",RAID5,Available,CM0CPU0,407775,0 0x0001,,"Open,SDV",RAID5,Available,CM1CPU0,410880,285440 0x0002,,Open,RAID1,Available,CM0CPU1,136960,345367
RAIDグループの詳細情報を表形式で表示します。
"C:\ETERNUS_SF\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm" raid info -ipaddr 1.2.3.4 -raidgroup 0x0000 <<< RAID Information >>> RGNO NAME USAGE LEVEL STATUS CM TOTAL_CAPACITY FREE_CAPACITY ------ ---- ----------- ------- --------- -------- -------------- ------------- 0x0000 Open,System RAID5 Available CM0CPU0 407775 0 NO CONCATENATION NAME TOTAL_CAPACITY ALLOCATED STATUS TYPE CAPACITY ------ ------------- ----------- -------------- ------------- --------- ------- 0x0001 1/3 sample 102400 102400 Available Open 0x0001 2/3 sample 1024 1024 Available Open Free - 2048 2048 0x0004 - 1536 1536 Available Open ------------------------------------------------------------------------------- INFO:swsag0001:Command terminated normally.
RAIDグループの詳細情報をCSV形式で表示します。
"C:\ETERNUS_SF\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm" raid info -ipaddr 1.2.3.4 -raidgroup 0x0000 -csv RGNO,NAME,USAGE,LEVEL,STATUS,CM,TOTAL_CAPACITY,FREE_CAPACITY,NO,CONCATENATION,NAME,TOTAL_CAPACITY,ALLOCATED_CAPACITY,STATUS,TYPE 0x0000,"Open,System",RAID5,Available,CM0CPU0,407775,0,0x0001,1/3,sample,102400,102400,Available,Open 0x0000,"Open,System",RAID5,Available,CM0CPU0,407775,0,0x0001,2/3,sample,1024,1024,Available,Open 0x0000,"Open,System",RAID5,Available,CM0CPU0,407775,0,Free,-,,2048,2048,, 0x0000,"Open,System",RAID5,Available,CM0CPU0,407775,0,0x0004,-,,1536,1536,Available,Open
RAIDグループのエコモードの設定をONにします。
"C:\ETERNUS_SF\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm" raid ecomode -ipaddr 1.2.3.4 -raidgroup 0x0000 -on Are you sure? [y/n]:y INFO:swsag0001:Command terminated normally.
RAIDグループのエコモードの設定をOFFにします。
"C:\ETERNUS_SF\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm" raid ecomode -ipaddr 1.2.3.4 -raidgroup 0x0000 -off Are you sure? [y/n]:y INFO:swsag0001:Command terminated normally.
注意事項
delete オペランドまたは ecomodeオペランド指定時に -s オプションを指定しなかった場合、以下の確認メッセージが出力されます。継続する場合は y を、キャンセルする場合は n を入力してください。
この確認メッセージを抑止するには、-s オプションを指定してください。
Are you sure? [y/n]:
RAIDグループのエコモード設定において、エコモードがスケジュールが設定されている状態で実行した場合、下記の動作となります。
RAIDグループのエコモードをONに設定 → RAIDグループのエコモードスケジュールをエコモードONに上書き設定
RAIDグループのエコモードをOFFに設定 → エコモードスケジュールがソフトウェア制御以外の場合はエラー
エコモードの操作ができないRAIDグループが指定された場合、コマンドがエラー終了します。
エコモードの操作ができないRAIDグループの詳細は、「1.2.4 ストレージの省電力運用」の「エコモードの操作ができない RAID グループ」を参照してください。
-remoteオプションは、ServerView Resource OrchestratorのDynamic LUN Mirroring機能を利用している場合にだけ使用することができます。
テンポラリボリュームは不明ボリュームとして表示されます。
テンポラリボリュームが存在するRAIDグループからは、新たにボリュームを作成できません。
名前
storageadm volume - ボリュームの操作
形式
$INS_DIR\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm volume add -ipaddr ipaddr -size ボリューム容量 -raidgroup RAIDグループ番号 [-name エイリアス名] [-csv] $INS_DIR\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm volume delete -ipaddr ipaddr [-volume ボリューム番号[,ボリューム番号,...]] [-remote BOX-ID -remote-volume ボリューム番号 [-remote-force]] [-s] $INS_DIR\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm volume format -ipaddr ipaddr -volume ボリューム番号[,ボリューム番号,...] [-s] $INS_DIR\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm volume info -ipaddr ipaddr [-volume ボリューム番号,...] [-remote BOX-ID] [-csv] $INS_DIR\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm volume nomapping -ipaddr ipaddr [-volume ボリューム番号,...] [-remote BOX-ID] [-csv]
($INS_DIR は、マネージャーをインストールした時の「プログラムディレクトリ」です。)
機能説明
本製品に登録されているETERNUSディスクアレイ装置に対して、ボリュームを作成、削除、フォーマット、および表示します。
オペランド
ボリュームを作成します。
ボリュームを削除します。
ボリュームをフォーマットします。
ボリューム情報を表示します。
AffinityGroup にマッピングされていないボリューム情報を表示します。
オプション
ストレージ装置のIPアドレスを指定します。
作成するボリュームの容量を、MB(メガバイト)または GB(ギガバイト)で指定します。1GB は 1024MB とします。
例えば、1024MB の場合、MB 単位で指定するには -size 1024MB と記述し、GB 単位で指定するには -size 1GB と記述します。
ボリュームを作成するRAIDグループ番号を、10進数または16進数で指定します。
例えば、16番のRAIDグループの場合、10進数で指定するには -raidgroup 16 と記述し、16進数で指定するには -raidgroup 0x10 のように記述します。
作成するボリュームのエイリアス名を指定します。
ETERNUS DX60/DX60 S2, DX80/DX80 S2, DX90/DX90 S2, ETERNUS DX400 S2 series, およびETERNUS DX8000 S2 seriesに対して本オプションを省略した場合、エイリアス名が自動で設定されます。それ以外の装置に対して本オプションを省略した場合、エイリアス名は設定されません。
なお、ETERNUS4000またはETERNUS8000はエイリアス名に対応していないため、本オプションを指定できません。指定した場合はコマンドがエラー終了します。
エイリアス名として使用できる文字は、半角の、英数字「A ~ Z、a ~ z、0 ~ 9」および次の特殊文字「!@#$%^&*()-= `_+|~[]{};:'"./<>?」です。ただし、ETERNUS DX80 S2/DX90 S2, ETERNUS DX400 S2 series, およびETERNUS DX8000 S2 seriesでは「?」を使用できません。スペースを含むエイリアス名を指定する場合は、-name "123 567" のようにエイリアス名全体をダブルクォーテーション(")で囲んでください。
作成したボリューム番号をCSV形式で表示します。本オプションを省略した場合は、表形式で表示します。
ストレージ装置のIPアドレスを指定します。
削除またはフォーマットするボリューム番号を、10進数または16進数で指定します。ボリューム番号を複数指定する場合は、カンマ(",")で区切って指定します。
例えば、10番と16番のボリュームの場合、10進数で指定するには -volume 10,16 と記述し、16進数で指定するには -volume 0xa,0x10 のように記述します。
リモートサイトのETERNUSディスクアレイのBOX-IDを指定します。リモートサイトのETERNUSディスクアレイのボリュームを削除する場合に指定します。
リモートサイトのETERNUSディスクアレイから削除するボリュームの番号を、10進数または16進数で指定します。ボリューム番号を複数指定することはできません。指定した場合は最初の1つだけが使用されます。使用されている可能性のあるボリュームの削除はできません。
リモートサイトのETERNUSディスクアレイについて、使用されている可能性のあるボリュームを強制的に削除する場合に指定します。
確認メッセージを出力せずに、処理を継続します。
ストレージ装置のIPアドレスを指定します。
出力するボリューム番号を、10進数または16進数で指定します。ボリューム番号を複数指定する場合は、カンマ(",")で区切って指定します。
例えば、10番と16番のボリュームの場合、10進数で指定するには -volume 10,16 と記述し、16進数で指定するには -volume 0xa,0x10 のように記述します。
本オプションを省略した場合は、すべての対象ボリュームを表示します。
リモートサイトのETERNUSディスクアレイのBOX-IDを指定します。リモートサイトのETERNUSディスクアレイのボリューム情報を表示する場合に指定します。
ボリュームの情報をCSV形式で表示します。本オプションを省略した場合は、表形式で表示します。
使用例
ボリュームを作成し、作成したボリューム番号を表形式で表示します。
"C:\ETERNUS_SF\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm" volume add -ipaddr 1.2.3.4 -size 1024MB -raidgroup 16 <<< Volume ADD >>> NUMBER ------ 0x0001 ------ INFO:swsag0001:Command terminated normally.
ボリュームを作成し、作成したボリューム番号をCSV形式で表示します。
"C:\ETERNUS_SF\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm" volume add -ipaddr 1.2.3.4 -size 1024MB -raidgroup 16 -csv NUMBER 0x0001
ボリュームを削除します。
"C:\ETERNUS_SF\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm" volume delete -ipaddr 1.2.3.4 -volume 16 Are you sure? [y/n]: y INFO:swsag0001:Command terminated normally.
ボリュームをフォーマットします。
"C:\ETERNUS_SF\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm" volume format -ipaddr 1.2.3.4 -volume 16 Are you sure? [y/n]: y INFO:swsag0001:Command terminated normally.
ボリューム情報を表形式で表示します。
"C:\ETERNUS_SF\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm" volume info -ipaddr 1.2.3.4 <<< Volume Information >>> NUMBER NAME TOTAL_CAPACITY STATUS TYPE CONCATENATION RGNO ENCRYPT ------- -------- -------------- --------- ------ ------------- ------ ------- Unknown 0 Available F6427G - 0x0001 - 0x0001 100 Available SDV - 0x0000 - 0x0002 425 Available Open - 0x0002 - Unknown 1166 Available MVV(G) - 0x0001 - Unknown 2332 Available MVV(G) 2 0x0001 - 0x0005 150 Available Open - 0x0002 - 0x0006 4700 Available Open 3 0x0000,0x0002 - ------------------------------------------------------------------------------ INFO:swsag0001:Command terminated normally.
ボリューム情報をCSV形式で表示します。
"C:\ETERNUS_SF\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm" volume info -ipaddr 1.2.3.4 -csv NUMBER,NAME,TOTAL_CAPACITY,STATUS,TYPE,CONCATENATION,RGNO,ENCRYPT Unknown,,0,Available,F6427G,-,0x0001,- 0x0001,,100,Available,SDV,-,0x0000,- 0x0002,,425,Available,Open,-,0x0002,- Unknown,,1166,Available,MVV(G),-,0x0001,- Unknown,,2332,Available,MVV(G),2,0x0001,- 0x0005,,150,Available,Open,-,0x0002,- 0x0006,,4700,Available,Open,3,"0x0000,0x0002",-
未使用ボリューム情報を表形式で表示します。
"C:\ETERNUS_SF\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm" volume nomapping -ipaddr 1.2.3.4 <<< Volume Information >>> NUMBER NAME TOTAL_CAPACITY STATUS TYPE CONCATENATION RGNO ENCRYPT ------- -------- -------------- --------- ------ ------------- ------ ------- Unknown 0 Available F6427G - 0x0001 - 0x0001 100 Available SDV - 0x0000 - 0x0002 425 Available Open - 0x0002 - Unknown 1166 Available MVV(G) - 0x0001 - Unknown 2332 Available MVV(G) 2 0x0001 - 0x0005 150 Available Open - 0x0002 - 0x0006 4700 Available Open 3 0x0000,0x0002 - ------------------------------------------------------------------------------ INFO:swsag0001:Command terminated normally.
未使用ボリューム情報をCSV形式で表示します。
"C:\ETERNUS_SF\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm" volume nomapping -ipaddr 1.2.3.4 -csv NUMBER,NAME,TOTAL_CAPACITY,STATUS,TYPE,CONCATENATION,RGNO,ENCRYPT Unknown,,0,Available,F6427G,-,0x0001,- 0x0001,,100,Available,SDV,-,0x0000,- 0x0002,,425,Available,Open,-,0x0002,- Unknown,,1166,Available,MVV(G),-,0x0001,- Unknown,,2332,Available,MVV(G),2,0x0001,- 0x0005,,150,Available,Open,-,0x0002,- 0x0006,,4700,Available,Open,3,"0x0000,0x0002",-
注意事項
作成できるボリュームは、オープンボリュームだけです。
作成したボリュームは、自動的にフォーマットを実施します。
delete オペランドまたは format オペランド指定時に -s オプションを指定しなかった場合、以下の確認メッセージが出力されます。継続する場合は y を、キャンセルする場合は n を入力してください。
この確認メッセージを抑止するには、-s オプションを指定してください。
Are you sure? [y/n]:
OPEN 以外のボリューム番号を指定して削除することはできません。
LUNコンカチネーションのボリューム番号を指定して削除することはできません。
AffinityGroup にマッピングされているボリュームは、削除できません。
Thin Provisoning Volume の作成をすることはできません。ただし、削除をすることは可能です。
-remote、-remote-volume、-remote-forceオプションは、ServerView Resource OrchestratorのDynamic LUN Mirroring機能を利用している場合にだけ使用することができます。
テンポラリボリュームは不明ボリュームとして表示されます。
テンポラリボリュームが存在するRAIDグループからは、新たにボリュームを作成できません。
テンポラリボリュームは削除できません。
名前
storageadm affinity - アフィニティグループの操作
形式
$INS_DIR\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm affinity add -ipaddr ipaddr -volume ボリューム番号[,ボリューム番号,...] [-lun LUN番号] [-affinitygroup アフィニティグループ番号] [-name エイリアス名] [-csv] $INS_DIR\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm affinity delete -ipaddr ipaddr -affinitygroup アフィニティグループ番号 [-s] $INS_DIR\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm affinity update -ipaddr ipaddr -affinitygroup アフィニティグループ番号 {-add -volume ボリューム番号[,ボリューム番号,...] [-lun LUN番号[,LUN番号,…]] | -delete [-volume ボリューム番号[,ボリューム番号,...] | -lun LUN番号[,LUN番号,...]]} [-s] $INS_DIR\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm affinity info -ipaddr ipaddr [-affinitygroup アフィニティグループ番号] [-csv]
($INS_DIR は、マネージャーをインストールした時の「プログラムディレクトリ」です。)
機能説明
本製品に登録されているETERNUSディスクアレイ装置に対して、AffinityGroup の作成、削除、構成変更、および表示します。
オペランド
AffnityGroup を作成します。
AffinityGroup を削除します。
AffinityGroup の構成を変更します。
AffinityGroup の一覧情報を表示します
オプション
ストレージ装置のIPアドレスを指定します。
AffinityGroup に設定するボリューム番号を、10進数または16進数で指定します。ボリューム番号を複数指定する場合は、カンマ(",")で区切って指定します。
例えば、16番と17番と18番のボリュームの場合、10進数で指定するには -volume 16,17,18 と記述し、16進数で指定するには -volume 0x10,0x11,0x12 のように記述します。
ボリュームに割り当てるLUN番号を、10進数または16進数で指定します。-volume オプションで指定した数と同じ個数を、指定した順番に指定する必要があります。LUN番号を複数指定する場合は、カンマ(",")で区切って指定します。
例えば、LUN番号を16番と17番と18番にする場合、10進数で指定するには -lun 16,17,18 と記述し、16進数で指定するには -lun 0x10,0x11,0x12 のように記述します。
本オプションを省略した場合は、0 から順に割り当てます。
作成する AffinityGroup 番号を、10進数または16進数で指定します。
例えば、16番の AffinityGroup の場合、10進数で指定するには -affinitygroup 16 と記述し、16進数で指定するには -affinitygroup 0x10 のように記述します。
本オプションを省略した場合は、対象ストレージ装置内で作成可能な AffinityGroup 番号を自動的に割り当てます。
作成する AffinityGroup のエイリアス名を指定します。
ETERNUS DX60/DX60 S2/DX80/DX90 および ETERNUS2000 の場合は、本オプションの指定が必須です。
ETERNUS DX80 S2/DX90 S2、ETERNUS DX400/DX400 S2 series、ETERNUS DX8000/DX8000 S2 series、ETERNUS4000、および ETERNUS8000 の場合は、本オプションを省略できます。
ETERNUS DX400 series、ETERNUS DX8000 series、ETERNUS4000、およびETERNUS8000 に対して本オプションを省略した場合、エイリアス名は設定されません。
ETERNUS DX80 S2、DX90 S2、ETERNUS DX400 S2 series、および ETERNUS DX8000 S2 series に対して本オプションを省略した場合、エイリアス名が自動で設定されます。
エイリアス名として使用できる文字は、半角の、英数字「A ~ Z、a ~ z、0 ~ 9」および次の特殊文字「!@#$%^&*()-= `_+|~[]{};:'"./<>?」です。ただし、ETERNUS DX80 S2/DX90 S2、ETERNUS DX400 S2 series、およびETERNUS DX8000 S2 series では「?」を使用できません。スペースを含むエイリアス名を指定する場合は、-name "123 567" のようにエイリアス名全体をダブルクォーテーション(")で囲んでください。
作成した AffinityGroup 番号をCSV形式で表示します。本オプションを省略した場合は、表形式で表示します。
ストレージ装置のIPアドレスを指定します。
削除する AffinityGroup 番号を、10進数または16進数で指定します。
例えば、16番の AffinityGroup の場合、10進数で指定するには -affinitygroup 16 と記述し、16進数で指定するには -affinitygroup 0x10 のように記述します。
確認メッセージを出力せずに、処理を継続します。
ストレージ装置のIPアドレスを指定します。
構成を変更する AffinityGroup 番号を、10進数または16進数で指定します。
例えば、16番の AffinityGroup の場合、10進数で指定するには -affinitygroup 16 と記述し、16進数で指定するには -affinitygroup 0x10 のように記述します。
AffinityGroup にボリュームを追加します。
すでに割当て済みの、ボリューム番号またはLUN番号を指定した場合は、コマンドがエラー終了します。
AffinityGroup からボリュームを削除します。
マッピングされていない、ボリューム番号またはLUN番号を指定した場合は、コマンドがエラー終了します。指定したマッピングを削除するとマッピングが存在しなくなる場合も、コマンドがエラー終了します。
AffinityGroup に追加、または AffinityGroup から削除するボリューム番号を、10進数または16進数で指定します。ボリューム番号を複数指定する場合は、カンマ(",")で区切って指定します。
例えば、16番と17番と18番のボリュームの場合、10進数で指定するには -volume 16,17,18 と記述し、16進数で指定するには -volume 0x10,0x11,0x12 のように記述します。
AffinityGroup から削除する場合は、本オプションと -lun オプションを同時指定できません。本オプションと -lun オプションのどちらかを指定して削除してください。
ボリュームに割り当てる、またはボリュームから解除するLUN番号を、10進数または16進数で指定します。-volume オプションで指定した数と同じ個数を、指定した順番に指定する必要があります。LUN番号を複数指定する場合は、カンマ(",")で区切って指定します。
例えば、LUN番号が16番と17番と18番の場合、10進数で指定するには -lun 16,17,18 と記述し、16進数で指定するには -lun 0x10,0x11,0x12 のように記述します。
割り当て時の省略は、空いている番号のうち、小さい番号から自動的に割り当てます。
ボリュームからLUN番号を解除する場合は、本オプションと -volume オプションを同時指定できません。本オプションと -volume オプションのどちらかを指定して解除してください。
確認メッセージを出力せずに、処理を継続します。
ストレージ装置のIPアドレスを指定します。
詳細情報を表示する AffinityGroup 番号を、10進数または16進数で指定します。
例えば、16番の AffinityGroup の場合、10進数で指定するには -affinitygroup 16 と記述し、16進数で指定するには -affinitygroup 0x10 のように記述します。
本オプションを省略した場合は、AffinityGroup 一覧の情報を表示します。
AffinityGroup 情報をCSV形式で表示します。本オプションを省略した場合は、表形式で表示します。
使用例
AffnityGroup を作成し、作成した AffinityGroup を表形式で表示します。
"C:\ETERNUS_SF\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm" affinity add -ipaddr 1.2.3.4 -volume 16,17,18 -lun 0,1,2 -affinitygroup 16 <<< AffinityGroup ADD >>> NUMBER ------ 0x0010 ------ INFO:swsag0001:Command terminated normally.
AffnityGroup を作成し、作成した AffinityGroup をCSV形式で表示します。
"C:\ETERNUS_SF\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm" affinity add -ipaddr 1.2.3.4 -volume 16,17,18 -lun 0,1,2 -affinitygroup 16 -csv NUMBER 0x0010
アフィニティグループを削除します。
"C:\ETERNUS_SF\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm" affinity delete -ipaddr 1.2.3.4 -affinitygroup 16 Are you sure? [y/n]: y INFO:swsag0001:Command terminated normally.
アフィニティグループに LUN を追加します。
"C:\ETERNUS_SF\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm" affinity update -ipaddr 1.2.3.4 -affinitygroup 16 -add -volume 19 -lun 3 Are you sure? [y/n]: y INFO:swsag0001:Command terminated normally.
アフィニティグループから LUN を削除します。
"C:\ETERNUS_SF\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm" affinity update -ipaddr 1.2.3.4 -affinitygroup 16 -delete -volume 19 Are you sure? [y/n]: y INFO:swsag0001:Command terminated normally.
アフィニティグループの一覧を表形式で表示します。
"C:\ETERNUS_SF\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm" affinity info -ipaddr 1.2.3.4 <<< AffinityGroup Information >>> NUMBER NAME ------ ------------- 0x0000 AG00 0x0001 AG01 0x0002 AG02 0x0003 AG03 -------------------- INFO:swsag0001:Command terminated normally.
アフィニティグループの一覧をCSV形式で表示します。
"C:\ETERNUS_SF\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm" affinity info -ipaddr 1.2.3.4 -csv NUMBER,NAME 0x0000,AG00 0x0001,AG01 0x0002,AG02 0x0003,AG03
アフィニティグループの詳細情報(マッピング)を表形式で表示します。
"C:\ETERNUS_SF\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm" affinity info -ipaddr 1.2.3.4 -affinitygroup 16 <<< AffinityGroup Information >>> NUMBER NAME LUN VOLUME VOLUME NAME ------ ------------- ------ ------- ----------------------- 0x0010 abcd 0x0000 0x0001 sample 0x0002 0x0004 ----------------------------------------------------------- INFO:swsag0001:Command terminated normally.
アフィニティグループの詳細情報(マッピング)をCSV形式で表示します。
"C:\ETERNUS_SF\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm" affinity info -ipaddr 1.2.3.4 -affinitygroup 16 -csv NUMBER,NAME,LUN,VOLUME,VOLUME NAME 0x0010,abcd,0x0000,0x0001,sample 0x0010,abcd,0x0002,0x0004,
連結アフィニティグループの詳細情報(マッピング)を表形式で表示します。
"C:\ETERNUS_SF\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm" affinity info -ipaddr 1.2.3.4 -affinitygroup 16 <<< AffinityGroup Information >>> NUMBER NAME LUN VOLUME VOLUME NAME ------ ------------- ------ ------- ----------------------- 0x0010,0x011 abcd 0x0000 0x0001 sample 0x0002 0x0004 ----------------------------------------------------------- INFO:swsag0001:Command terminated normally.
連結アフィニティグループの詳細情報(マッピング)をCSV形式で表示します。
"C:\ETERNUS_SF\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm" affinity info -ipaddr 1.2.3.4 -affinitygroup 16 -csv NUMBER,NAME,LUN,VOLUME,VOLUME NAME "0x0010,0x011",abcd,0x0000,0x0001,sample "0x0010,0x011",abcd,0x0002,0x0004,
注意事項
delete オペラントまたは update オペランド指定時に -s オプションを指定しなかった場合、以下の確認メッセージが出力されます。継続する場合は y を、キャンセルする場合は n を入力してください。
この確認メッセージを抑止するには、-s オプションを指定してください。
Are you sure? [y/n]:
update オペランドの -delete オプション指定時に AffinityGroup のマッピング情報が 0 個となる指定は、コマンドがエラー終了します。
update オペランド時に AffinityGroup に設定できない以下のボリューム番号を指定した場合は、コマンドがエラー終了します。
ストレージ装置に存在しないボリューム番号
OPEN ボリューム以外のボリューム番号
LUN コンカチネーションボリュームの番号
info オペランド指定時に連結 AffinityGroup を表示する場合、-affinitygroup オプションに連結元 AffinityGroup を指定してください。
名前
storageadm ecomode - エコモードの操作
形式
$INS_DIR\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm ecomode on -ipaddr ipaddr $INS_DIR\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm ecomode off -ipaddr ipaddr [-s] $INS_DIR\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm ecomode info -ipaddr ipaddr [-csv]
($INS_DIR は、マネージャーをインストールした時の「プログラムディレクトリ」です。)
機能説明
本製品に登録されているETERNUSディスクアレイ装置のエコモードをON、OFF、および情報表示を行います。
オペランド
ETERNUSディスクアレイ装置のエコモードを ON にします。
ETERNUSディスクアレイ装置のエコモードを OFF にします。
ETERNUSディスクアレイ装置のエコモードの状態を表示します。
オプション
ストレージ装置のIPアドレスを指定します。
ストレージ装置のIPアドレスを指定します。
確認メッセージを出力せずに、処理を継続します。
ストレージ装置のIPアドレスを指定します。
ETERNUS ディスクアレイ装置のエコモードの状態を CSV 形式で表示します。
使用例
ETERNUS ディスクアレイ装置のエコモードを ON に設定します。
"C:\ETERNUS_SF\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm" ecomode on -ipaddr 1.2.3.4 INFO:swsag0001:Command terminated normally.
ETERNUS ディスクアレイ装置のエコモードを OFF に設定します。
"C:\ETERNUS_SF\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm" ecomode off -ipaddr 1.2.3.4 Are you sure? [y/n]:y INFO:swsag0001:Command terminated normally.
ETERNUS ディスクアレイ装置のエコモードの情報を表示します。
"C:\ETERNUS_SF\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm" ecomode info -ipaddr 1.2.3.4
<<< EcoMode Information>> STATUS ------ ON ------ INFO:swsag0001:Command terminated normally.
ETERNUS ディスクアレイ装置のエコモードの情報をCSV形式で表示します。
"C:\ETERNUS_SF\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm" ecomode info -ipaddr 1.2.3.4 -csv STATUS ON
注意事項
off オペランド指定時に -s オプションを指定しなかった場合、以下の確認メッセージが出力されます。継続する場合は y を、キャンセルする場合は n を入力してください。
この確認メッセージを抑止するには、-s オプションを指定してください。
Are you sure? [y/n]:
装置のエコモード設定について以下の場合、コマンドがエラー終了します。
エコモード ON の場合に、エコモードを ON にする処理を実行するとエラーになります。
名前
storageadm port - ポート情報一覧の取得
形式
$INS_DIR\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm port info -ipaddr ipaddr [-csv]
($INS_DIR は、マネージャーをインストールした時の「プログラムディレクトリ」です。)
機能説明
本製品に登録されているETERNUSディスクアレイのポートの情報表示
オペランド
portの一覧情報を表示します。
ストレージ装置のIPアドレスを指定します。
オプション
ポート情報をCSV形式に表示します。省略時は表形式に表示します。
使用例
ポート情報を表形式で表示します。
"C:\ETERNUS_SF\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm" port info -ipaddr 1.2.3.4 <<< port Information >>> PORT PORT NAME STATUS TYPE AFFINITY PORT ADDRESS SUPPLEMENT ID INFORMATION ---- ----------- --------- -------- -------- ---------------- ---------------- 000 CM0CA0Port0 Online FC-CA On 1234567890ABCDEE - 001 CM0CA0Port1 Online FC-CA On 1234567890ABCDEF - 100 CM1CA0Port0 Online iSCSI-CA On 192.168.1.1 iqn.iscsi.name 101 CM1CA0Port1 Online iSCSI-CA On 192.168.1.2 iqn.iscsi.name ------------------------------------------------------------------------------ INFO:swsag0001:Command terminated normally.
ポート情報をCSV形式で表示します。
"C:\ETERNUS_SF\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm" port info -ipaddr 1.2.3.4 -csv PORT ID,PORT NAME,STATUS,TYPE,AFFINITY,PORT ADDRESS,SUPPLEMENT INFORMATION 000,CM0CA0Port0,Online,FC-CA,On,1234567890ABCDEE,- 001,CM0CA0Port1,Online,FC-CA,On,1234567890ABCDEF,- 100,CM1CA0Port0,Online,iSCSI-CA,On,192.168.1.1,iqn.iscsi.name 101,CM1CA0Port1,Online,iSCSI-CA,On,192.168.1.2,iqn.iscsi.name
注意事項
SASポートの情報は表示しません。また、ETERNUS2000、ETERNUS DX60/DX60 S2、DX80 のSASモデル装置の場合、コマンドがエラー終了します。
名前
storageadm iscsiport - iSCSIポートの操作
形式
$INS_DIR\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm iscsiport set -ipaddr ipaddr -port ポートID {[-portipaddr ポートIPアドレス] [-netmask ネットマスク] [-gateway ゲートウェイ] [-isns iSNSサーバIPアドレス] [-iscsi iSCSIネーム] [-alias エイリアス名] [-affinity {on | off}]} [-s] $INS_DIR\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm iscsiport info -ipaddr ipaddr [-port ポートID] [-csv] $INS_DIR\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm iscsiport ping -ipaddr ipaddr -port ポートID -target 確認対象IPアドレス [-count ping実行回数] [-csv]
($INS_DIR は、マネージャーをインストールした時の「プログラムディレクトリ」です。)
機能説明
本製品に登録されているETERNUSディスクアレイのiSCSIポートの設定および情報を表示します。
コマンドパラメタにストレージ装置のIPアドレス、iSCSIポートの設定情報を指定することで、iSCSIポートの設定および設定されているiSCSIポート情報、ストレージ装置が接続しているiSCSIネットワークのIP到達状況を表示します。
オペランド
iSCSIポートの情報を設定します。
iSCSIポートの情報を一覧表示します。
-portを指定した場合指定したiSCSIポートの詳細情報を表示します。
ストレージ装置が接続しているiSCSIネットワークのIP到達状況を、pingを発行することで確認、表示します。
ストレージ装置のIPアドレスを指定します。
オプション
iSCSIポートのポートIDを指定します。
ポートIDは、ETERNUS DX60/DX60 S2、DX80、DX90の場合はCM番号とPort番号を連結したもの、ETERNUS DX80 S2/DX90 S2、ETERNUS DX400/DX400 S2 series、ETERNUS DX8000/DX8000 S2 series、ETERNUS4000、ETERNUS8000の場合はCM番号とCA番号とPort番号を連結したものとなります。
iSCSIポートのIPアドレスを指定します。
iSCSIポートのサブネットマスクを指定します。
iSCSIポートのゲートウェイサーバのIPアドレスを指定します。ゲートウェイサーバの設定を削除したい場合は以下のように指定します。
ゲートウェイサーバの設定を削除する場合:-gateway ""
iSCSIポートのiSNSサーバのIPアドレスを指定します。iSNSサーバの設定を削除したい場合は以下のように指定します。
iSNSサーバの設定を削除する場合:-isns ""
iSCSIポートのiSCSIネームを指定します。iSCSIネームをデフォルトに戻す場合は以下のように指定します。
iSCSIネームをデフォルトに戻す場合:-iscsi ""
iSCSIポートのエイリアス名を指定します。
iSCSIポートのセキュリティ設定を指定します。
[指定例]
セキュリティON:-affinity on
セキュリティOFF:-affinity off
確認メッセージを出力せずに、処理を継続します。
iSCSIポートの詳細情報を表示します。省略した場合はiSCSIポートの一覧を表示します。
ポートIDは、ETERNUS DX60/DX60 S2、DX80、DX90の場合はCM番号とPort番号を連結したもの、ETERNUS DX80 S2/DX90 S2、ETERNUS DX400/DX400 S2 series、ETERNUS DX8000/DX8000 S2 series、ETERNUS4000、ETERNUS8000の場合はCM番号とCA番号とPort番号を連結したものとなります。
ポート情報をCSV形式に表示します。省略時は表形式に表示します。
iSCSIポートのポートIDを指定します。
ポートIDは、ETERNUS DX60/DX60 S2、DX80、DX90の場合はCM番号とPort番号を連結したもの、ETERNUS DX80 S2/DX90 S2、ETERNUS DX400/DX400 S2 series、ETERNUS DX8000/DX8000 S2 series、ETERNUS4000、ETERNUS8000の場合はCM番号とCA番号とPort番号を連結したものとなります。
IP到達状況を確認するサーバのIPアドレスを指定します。
IP到達状況を確認するために発行するpingの実行回数を1~10の範囲で指定します。pingが1度でも異常応答を返した場合は失敗と表示されます。pingがすべて正常応答を返した場合は成功と表示されます。
省略時はpingを1回実行します。
ポート情報をCSV形式に表示します。省略時は表形式に表示します。
使用例
iSCSIポート情報を設定します。
"C:\ETERNUS_SF\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm" iscsiport set -ipaddr 1.2.3.4 -port 000 -portipaddr 172.16.4.1 Are you sure? [y/n]: y INFO:swsag0001:Command terminated normally.
iSCSIポート情報を表形式で一覧表示します。
"C:\ETERNUS_SF\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm" iscsiport info -ipaddr 1.2.3.4 <<< iSCSI Port Information >>> PORT NAME STATUS TYPE AFFINITY ISCSI NAME IP ADDRESS ID ---- ----------- ------ -------- -------- --------------------- --------------- 00 CM0Port0 Online iSCSI-CA On iqn.2000-09.com.fujitsu:storage-system.e2000:0000000029 172.16.4.38 01 CM0Port1 Online iSCSI-CA Off iqn.2000-09.com.fujitsu:storage-system.e2000:0000000029 172.16.4.39 10 CM1Port0 Online iSCSI-CA On iqn.2000-09.com.fujitsu:storage-system.e2000:0000000029 172.16.4.40 11 CM1Port1 Online iSCSI-CA On iqn.2000-09.com.fujitsu:storage-system.e2000:0000000029 172.16.4.41 ------------------------------------------------------------------------------- INFO:swsag0001:Command terminated normally.
iSCSIポート情報をCSV形式で一覧表示します。
"C:\ETERNUS_SF\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm" iscsiport info -ipaddr 1.2.3.4 -csv PORT ID,NAME,STATUS,TYPE,AFFINITY,ISCSI NAME,IP ADDRESS 00,CM0Port0,Online,iSCSI-CA,On,iqn.2000-09.com.fujitsu:storage-system.e2000:0000000029,172.16.4.38 01,CM0Port1,Online,iSCSI-CA,Off,iqn.2000-09.com.fujitsu:storage-system.e2000:0000000029,172.16.4.39 10,CM1Port0,Online,iSCSI-CA,On,iqn.2000-09.com.fujitsu:storage-system.e2000:0000000029,172.16.4.40 11,CM1Port1,Online,iSCSI-CA,On,iqn.2000-09.com.fujitsu:storage-system.e2000:0000000029,172.16.4.41
iSCSIポート情報を表形式で詳細表示します。
"C:\ETERNUS_SF\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm" iscsiport info -ipaddr 1.2.3.4 -port 00 <<< iSCSI Port Information >>> PORT NAME TYPE IP ADDRESS SUBNET GATEWAY ISNS ISNS SERVER ISCSI NAME ALIAS NAME TRANSFER BANDWIDTH MTU AFFINITY HOST HOST HOST RESET RESERVE ID MASK SERVER IP ADDRESS RATE LIMIT SIZE MODE RESPONSE RESPONSE SPECIFIC SCOPE CANCEL AT NUMBER NAME MODE CHIP RESET ---- ----------- -------- --------------- --------------- --------------- ------ --------------- ---------- ---------- -------- --------- ---- -------- ---------- ---------- -------- ----- ---------- 00 CM0Port0 iSCSI-CA 172.16.4.38 255.255.255.0 172.16.4.1 Off - iqn.2000-09.com.fujitsu:storage-system.e2000:0000000029 cm0port0 Auto - - Off 0x000F hresp00F Normal Mode I_T_L Off ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- INFO:swsag0001:Command terminated normally.
iSCSIポート情報をCSV形式で詳細表示します。
"C:\ETERNUS_SF\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm" iscsiport info -ipaddr 1.2.3.4 -port 00 -csv PORT ID,NAME,TYPE,IP ADDRESS,SUBNET MASK,GATEWAY,ISNS SERVER,ISNS SERVER IP ADDRESS,ISCSI NAME,ALIAS NAME,TRANSFER RATE,BANDWIDTH LIMIT,MTU SIZE,AFFINITY MODE,HOST RESPONSE NUMBER,HOST RESPONSE NAME,HOST SPECIFIC MODE,RESET SCOPE,RESERVE CANCEL AT CHIP RESET 00,CM0Port0,iSCSI-CA,172.16.4.38,255.255.255.0,172.16.4.1,Off,-,iqn.2000-09.com.fujitsu:storage-system.e2000:0000000029,cm0port0,Auto,-,-,Off,0x000F,hresp00F,Normal Mode,I_T_L,Off
iSCSIネットワークのIP到達状況を表形式で表示します。
"C:\ETERNUS_SF\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm" iscsiport ping -ipaddr 1.2.3.4 -port 00 -target 172.16.4.1 <<iSCSI Port Ping Status>> PORT NAME TARGET IP RESULT ID ADDRESS ---- ----------- --------------- ------- 000 CM0CA0Port0 172.16.4.38 Success ---------------------------------------- INFO:swsag0001:Command terminated normally.
iSCSIネットワークのIP到達状況をCSV形式で表示します。
"C:\ETERNUS_SF\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm" iscsiport ping -ipaddr 1.2.3.4 -port 00 -target 172.16.4.1 -csv PORT ID,NAME,TARGET IP ADDRESS,RESULT 000,CM0CA0Port0,172.16.4.38,Success
注意事項
setオペランド指定時は以下の確認メッセージが出力されます。継続する場合は y を、キャンセルする場合は n を入力してください。なお、-s オプションを指定した場合は、この確認メッセージが出力されません。
Are you sure? [y/n]:
名前
storageadm progress - 進捗情報表示
形式
$INS_DIR\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm progress volumeformat -ipaddr IPアドレス { [-volume ボリューム番号,…] | [-all] } [-csv]
($INS_DIR は、マネージャーをインストールした時の「プログラムディレクトリ」です。)
機能説明
本製品に登録されているETERNUSディスクアレイ装置のボリュームのフォーマット進捗情報を表示します。
コマンドパラメタにストレージ装置のIPアドレス、ボリューム番号を指定することで、ボリュームのフォーマット進捗情報を表示します。
オペランド
フォーマット進捗を表示します。
ストレージ装置のIPアドレスを指定します。
オプション
出力するボリューム番号を10進数または16進数で指定します。複数指定する場合は、カンマ(",")で区切ります。
指定したボリュームのフォーマット進捗情報(フォーマット完了、未実施を含めて)を表示します。
指定したボリュームが存在しない場合、エラーとはならずに、そのボリュームの情報は表示されません。
-volumeを省略した場合は、すべてのボリューム内でフォーマット中のボリュームの進捗情報を表示します。
ただし、-all オプションを指定した場合は、フォーマット中以外(完了、未実施)の進捗情報を含めて表示します。
[指定例]
10進数で指定:-volume 10,16
16進数で指定:-volume 0x10,0x16
フォーマット中以外(完了、未実施)の進捗情報を含めて表示します。省略時はフォーマット中のボリュームだけの進捗情報を表示します。
-volumeオプション指定時は、本オプションを指定できません。
フォーマット進捗情報をCSV形式に表示します。省略時は表形式に表示します。
※-volume、-all の指定有無による表示内容について、以下に記します。
-all | |||
---|---|---|---|
指定あり | 指定なし | ||
-volume | 指定あり | 指定できません。 | 指定したボリュームが表示対象となり、フォーマット完了、未実施のボリュームを含めて表示します。 |
指定なし | 装置内のすべてのボリュームが表示対象となり、フォーマット完了、未実施のボリュームを含めて表示します。 | 装置内のすべてのボリュームが表示対象となりますが、フォーマット中のボリュームだけを表示します。 |
使用例
すべてのボリュームのフォーマット進捗情報を表形式で表示します。
"C:\ETERNUS_SF\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm" progress volumeformat -ipaddr 1.2.3.4 -all <<< Volume Format Progress Information >>> NUMBER NAME TYPE STATUS PROGRESS ------- ---------------- ------ ----------------- -------- 0x0000 Volume0x0000 Open Available 100 0x0001 Open Available 70 0x0002 Open Readying 0 0x0003 Open Available - 0x0004 SDV Available 100 0x0005 SDPV Available 100 ---------------------------------------------------------- INFO:swsag0001:Command terminated normally.
すべてのボリュームのフォーマット進捗情報をCSV形式で表示します。
"C:\ETERNUS_SF\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm" progress volumeformat -ipaddr 1.2.3.4 -all -csv NUMBER,NAME,TYPE,STATUS,PROGRESS 0x0000,Volume0x0000,Open,Available,100 0x0001,,Open,Available,70 0x0002,,Open,Readying,0 0x0003,,Open,Available,- 0x0004,,SDV,Available,100 0x0005,,SDPV,Available,100
注意事項
フォーマット進捗情報を表示するボリュームは、オープンボリューム、SDV および SDPV です。その他のボリュームは表示されません。
フォーマットに失敗したボリュームの場合、STATUS は以下のどれかになり、PROGRESS は 0~100 となります。
Broken
Data Lost
Not Ready
名前
storageadm perfctl - 性能監視の操作
形式
$INS_DIR\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm perfctl start -ipaddr ipaddr [-interval time] $INS_DIR\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm perfctl stop -ipaddr ipaddr $INS_DIR\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm perfctl status -ipaddr ipaddr
($INS_DIR は、マネージャーをインストールした時の「プログラムディレクトリ」です。)
機能説明
NR1000F series に対して性能監視を開始・停止、または性能監視状態を表示します。
オペランド
性能監視を開始します。
性能監視を停止します。
性能監視状態を表示します。
オプション
ストレージ装置のIPアドレスを指定します。
性能の監視間隔を 10,30,60,300(秒単位)のどれかで指定します。本オプションを省略した場合は、30秒間隔で監視します。
ストレージ装置のIPアドレスを指定します。
ストレージ装置のIPアドレスを指定します。
使用例
60秒間隔で性能監視を開始します。
"C:\ETERNUS_SF\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm" perfctl start -ipaddr 1.2.3.4 -interval 60
性能監視を停止します。
"C:\ETERNUS_SF\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm" perfctl stop -ipaddr 1.2.3.4
性能監視状態を表示します。
"C:\ETERNUS_SF\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm" perfctl status -ipaddr 1.2.3.4
<<< Performance Monitor Status>> DEVICE_NAME(IP_ADDRESS) STATUS INTERVAL[sec] ------------------------------- -------------------- --------------- NR1000F(1.2.3.4) Monitoring 60 -------------------------------------------------------------------- INFO:swsag0001:Command terminated normally.
性能監視状態の説明
DEVICE_NAME(IP_ADDRESS)の意味は以下のとおりです。
装置名とそのIPアドレス
STATUS の種類と意味は以下のとおりです。
STATUSの種類 | 意味 |
---|---|
Monitoring | 正常監視中 |
Stop | 性能監視停止 |
Recovering | 通信不可などのためリトライ中 |
Error | リトライでは解決できないエラーで停止。 「B.1 調査資料の採取方法」を参照し、問題解決に必要な資料を採取の上、当社技術委員(SE)に連絡してください。 |
INTERVAL[sec]の意味は以下のとおりです。
性能監視間隔(秒)
注意事項
NR1000F series は、本製品に登録されている必要があります。
-interval オプションで指定する監視間隔に 10、30、60、300 以外の値を指定した場合、以下の規則で監視間隔を設定します。ただし、負の値および2147483648以上の値を指定した場合は、コマンドがエラーとなります
-interval timeの値 | 監視間隔 |
---|---|
time = 0 | 30秒 |
0 < time ≦ 10 | 10秒 |
10 < time ≦ 30 | 30秒 |
30 < time ≦ 60 | 60秒 |
60 < time | 300秒 |
名前
storageadm device - 装置の操作
形式
$INSDIR\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm device unlock -ipaddr ipaddr [-s]
機能説明
ストレージ装置のロックを解除します。
ストレージ装置のIPアドレスを指定します。
確認メッセージを出力せずに、処理を継続します。
使用例
ストレージ装置のロックを解除します。
"C:\ETERNUS_SF\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm" device unlock -ipaddr 1.2.3.4 Are you sure? [y/n]: y
注意事項
解除できるロックは、本製品の操作によるロックだけです。
ロックを解除する場合は、本製品で他の操作を行わないでください。