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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.1.0 導入ガイド

C.7.5 Solarisコンテナ利用時の注意点

本製品の管理対象のSolarisコンテナリソースプール

本製品では、1大域ゾーンあたり1つのSolarisコンテナリソースプールを対象としてリソース管理します。

対象のリソースプールは変更できます。

詳細は、「C.7.1 定義ファイルの作成」を参照してください。

Solarisコンテナでuuidが変化する操作について

本製品では、uuidを使って非大域ゾーンを管理しています。

Solarisコンテナでは、OSに対しuuidを設定しているため、非大域ゾーンへのOSの再インストールや、非大域ゾーンの起動する大域ゾーンの変更といった操作を行うと、非大域ゾーンのuuidが変化します。

uuidが変化する操作を行うと、本製品では新しい非大域ゾーンとして認識するため、L-Serverとの関連付けやL-Platformへの取り込みが再度必要です。

L-PlatformからL-Serverを解除し、L-Serverを削除したあと、L-Serverとの関連付けを行い、L-Platformへ取り込んでください。

L-PlatformからL-Serverの解除は、「運用ガイド CE」の「7.2.3.3 L-Serverの解除」を参照してください。

L-Serverの削除は、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「17.4 削除」を参照してください。

L-Platformへの取り込みは、「運用ガイド CE」の「7.2.3 L-Platformへの取り込み」を参照してください。


非大域ゾーンの課金

非大域ゾーンに対して、CPUおよびメモリをメータリング、利用料金機能の対象とする場合、非大域ゾーン構築時に以下の設定を行う必要があります。
メータリング、利用料金機能を使用しない場合、またはCPUおよびメモリを課金対象にしない場合は必要ありません。

表C.23 非大域ゾーン構築時の設定項目

課金対象

必要な設定

CPU

CPUシェア設定を行う

メモリ

メモリキャッピングの設定を行う

なお、CPUシェア、メモリキャッピングについては、OS付属のドキュメントを参照してください。