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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.1.0 導入ガイド

19.4.2 設定方式

自動生成

以下のホスト名が自動生成されます。

VXXXXXXXXXNNNN
XXXXXXXXX: 任意の9桁の英数字(システムIDの一部)
NNNN: 0001から始まる4桁の連番

本動作は、従来通りの動作となります。


サーバ名

利用者が「サーバ名」に設定した文字列が、そのままホスト名に設定されます。

サーバ名に指定可能な文字は以下に制限されます。

最大文字列長

15文字

設定可能文字

英数字またはハイフン("-")

ただし、数字だけは不可

上記以外の文字列を指定した場合、配備はエラーになります。

「hostname-check」に「yes」を指定した場合、配備済みのサーバと重複したサーバ名を指定すると配備エラーとなります。(他のテナントのサーバと重複している場合でもエラーとなります。)

注意

ホスト名を設定することができるのは、「新規のL-Platform利用申請時」だけです。

「配備後の構成変更」でサーバ名を変更しても、ホスト名は変更されません。


特定文字+連番

定義ファイルの「hostname-header」に指定した文字列の末尾に、「hostname-digits」に指定した桁数の連番を付加した文字列をホスト名に設定します。

連番は左0詰めで、1から開始されます。

次に配備するサーバに設定される連番は、「ホスト名設定の連番の一覧表示コマンド(cfmg_listhostnamecounter)」で確認することができます。

コマンドの詳細については、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「12.5 cfmg_listhostnamecounter (ホスト名設定の連番の一覧表示)」を参照してください。

「hostname-header」に「VM-」、「hostname-digits」に「7」を指定した場合

VM-0000001

連番がオーバーフローした場合、配備はエラーとなります。

連番は管理サーバ全体で一意となりますが、「hostname-header」に指定した文字列単位に管理されます。

オーバーフローした場合は、「ホスト名設定の連番のリセットコマンド(cfmg_resethostnamecounter)」で連番をリセットするか、「hostname-header」を変更することにより、再度配備することが可能となります。

コマンドの詳細については、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「12.6 cfmg_resethostnamecounter(ホスト名設定の連番のリセット)」を参照してください。


テナント名+連番

配備依頼を行ったユーザーのテナント名の末尾に、「hostname-digits」に指定した桁数の連番を付加した文字列をホスト名に設定します。

連番は左0詰めで、1から開始されます。

次に配備するサーバに設定される連番は、「ホスト名設定の連番の一覧表示コマンド(cfmg_listhostnamecounter)」で確認することができます。

コマンドの詳細については、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「12.5 cfmg_listhostnamecounter (ホスト名設定の連番の一覧表示)」を参照してください。

テナント名が「DIV」、「hostname-digits」に「7」を指定した場合

DIV0000001

連番がオーバーフローした場合、配備はエラーとなります。

連番はテナント名単位に管理されます。

オーバーフローした場合は、「ホスト名設定の連番のリセットコマンド(cfmg_resethostnamecounter)」で連番をリセットすることにより、再度配備することが可能となります。

コマンドの詳細については、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「12.6 cfmg_resethostnamecounter(ホスト名設定の連番のリセット)」を参照してください。