センター運用業務の1つとして、エンドユーザーへ提供している業務システムを構成するアプリケーションのリリース作業があります。リリース作業は手順が複数・多岐に渡ることから大きなコストを費やします。また、リリース作業を手作業で実施することは作業ミスの誘発につながると共に、作業ミスが発生した場合の業務への影響が大きくなるといった課題があります。
Systemwalker Runbook Automationは、これらの課題を解決するため、リリース作業の自動化を容易に実現するアプリケーションのリリース自動化テンプレートを提供します。
リリース自動化テンプレートでは、通常オペレーターにより手作業で実施されている開発元からのリリースパッケージ (リリース対象物)の取得から業務サーバへの適用までをプロセス化しています。また、リリースパッケージのFingerprintを採取することで、適切なリリース作業が実施されたことを確認し、エビデンスとして利用することができます。
図7.1 リリース自動化テンプレート
本テンプレートを利用することにより、以下の効果が得られます。
自動化したプロセスに基づく作業によるヒューマンエラーの撲滅
リリース作業の自動化によるオペレーターの負荷軽減
リリース作業の可視化と予実管理によるセンター運用の効率化
