初期化処理失敗の確認タスクは、パッチ配付・適用の初期化処理に失敗した場合に発生します。
初期化処理失敗の確認タスクが発生した場合は、どのような異常が発生したのか、初期化処理失敗の確認タブ画面内の[詳細]にログが出力されます。
“returnCode”の情報を参照してください。以下に想定される値と意味を示します。
キーワード | returnCode | 意味 |
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executeCommand[スクリプトパス] | 0以外 | CMDBのアクセスに失敗した可能性があります。 インフラ管理者へ問い合わせを行い、ServerView Resource Orchestratorが正しく起動しているか確認してください。 その後、インフラ管理者の指示のもと再試行してください。 |
すべて | 189 | “message”に以下の値が出力されていた場合は、業務サーバとのネットワーク通信接続に失敗しました。 [LinkExpRBA] CategoryCode : 50 [LinkExpRBA] ErrorCode : 80 [対処] 以下の事項を確認してください。
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“message”または、“server_check_result”に以下の値が出力されていた場合は、業務サーバとの通信でタイムアウトが発生しました。 [LinkExpRBA] CategoryCode : 50 [LinkExpRBA] ErrorCode : 60 [対処] 以下の原因が考えられます。
上記を確認の上、再試行してください。 再試行しても状況が変わらないときは、swcfmg_collectinfo(トラブル調査資料採取コマンド)で調査資料を採取して、技術員に連絡してください。 | ||
“message”に以下の値が出力されていた場合は、業務サーバとの通信でタイムアウトが発生しました。 [LinkExpRBA] CategoryCode : 50 [LinkExpRBA] ErrorCode : 60 [対処] 以下の原因が考えられます。
上記を確認の上、再試行してください。 再試行しても状況が変わらないときは、swcfmg_collectinfo(トラブル調査資料採取コマンド)で調査資料を採取して、技術員に連絡してください。 | ||
その他 | swcfmg_collectinfo(トラブル調査資料採取コマンド)で調査資料を採取して、技術員に連絡してください。 |
[選択(Make Choice)]パネル
[再試行]ボタンを押すと、再度、初期化処理を行います。
[中止]ボタンを押すとパッチ配付・適用処理が終了します。