アプリケーションを運用環境で動作させるためには、開発したプロジェクト資産の中から運用時に必要な資産を、運用資産として抽出し、運用環境に配布する必要があります。
J2EEアプリケーションの場合には、資産の配布とアプリケーションのインストールを兼ねた配備を行うことで運用可能になります。
運用資産を配布する
開発したアプリケーションは、エクスポートウィザードを使用して、開発環境から運用環境に運用資産を配布できます。
運用資産を配布する方法
メニューから[ファイル] > [エクスポート]を選択してエクスポートウィザードを起動します。最初に表示される画面でエクスポート先に[ファイルシステム]を選択します(圧縮したい場合には[アーカイブファイル])。続いて表示される画面で運用時に必要な資産を抽出し、運用環境、媒体(フロッピーディスク、光磁気ディスクなど)またはサーバ上のハードディスクに、抽出した運用資産を複写します。
媒体(フロッピーディスク、光磁気ディスクなど)またはサーバ上のハードディスクに複写した場合は、エクスプローラなどで運用環境に運用資産を複写します。
資産配布の流れを下図に示します。
(a): ネットワークを経由して、運用環境に直接配布します。
(b): 媒体(フロッピーディスク、光磁気ディスクなど)を経由して、運用環境に配布します。
(c): サーバ上のハードディスクを経由して、運用環境に配布します。