開発したアプリケーションを、実際の運用環境で独立して実行させるためには、開発環境から運用環境に必要な資産を配布する必要があります。運用に必要な資産のことを、運用資産といいます。
ここでは、運用資産について説明します。
アプリケーションの運用に必要な運用資産を構成するファイルの説明およびプロジェクト資産の格納フォルダに格納される運用資産を以下に示します。
運用資産を構成するファイル | 意味 | 作成されるタイミング | |
---|---|---|---|
ファイル名 | 拡張子 | ||
プロジェクト名(デフォルト) | jar | プロジェクトのJavaアーカイブファイル | ビルド時 |
class | プロジェクトのJavaクラスファイル | ビルド時 | |
war | Webアプリケーションのアーカイブファイル | ビルド時 | |
ear | エンタープライズアプリケーションのアーカイブファイル | ビルド時、またはAntビルドファイル(earbuild.xml)実行時 | |
exe | COBOLアプリケーションの実行ファイル | ビルド時 | |
dll | COBOLアプリケーションのダイナミックリンクライブラリ | ビルド時 | |
USプロジェクト名 | dll | CORBAサーバアプリケーションのダイナミックリンクライブラリ | ビルド時 |
電子フォーム名 | fae | 電子フォームデザイナで作成した電子フォームの大きさや電子フォーム内の項目のレイアウトおよびオーバレイなどを定義したファイル | 電子フォーム定義時 |
pmd | |||
ovd | |||
psf | |||
bip | |||
Javaクラス名 | class | ユーザがメインプログラム/サブプログラム/イベント処理に追加したJavaクラスのJavaクラスファイル | ビルド時 |
任意名 | ser | Beanのシリアライズファイル | Javaフォーム定義でBeanに設定したプロパティ値を保存したとき |
map | 関係定義ファイル | Webアプリケーション(Apcoordinator)新規作成時など | |
tld | タグライブラリディスクリプタファイル | ユーザが作成 | |
css | スタイルシートファイル | ユーザが作成 | |
js | JavaScriptファイル | ユーザが作成。電子フォームで関数を定義した場合にも作成される。 | |
ユーザが指定した リソースファイル名 | 任意 |
| ユーザが作成 |
COBOL85 | CBR | COBOLアプリケーションの実行環境情報設定ファイル | COBOLプロジェクト新規作成時 |