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Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編(互換用)
Systemwalker

11.3.1 性能の監視条件

ここでは、監視対象となるノードに対する条件について説明します。

SNMPエージェント

ネットワーク性能の監視は、SNMPプロトコル通信を用いて実現されます。したがって、ネットワーク性能監視の対象とするノードには、SNMPエージェントをインストールし、動作させておく必要があります。SNMPエージェントのインストールやセットアップ方法については、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”を参照してください。

ポイント

監視可能ノードの判定方法について

性能監視では、監視対象のノードでSNMPエージェントが動作していないと、性能情報を収集することができません。性能監視の監視に必要なノード情報は、ノード検出時に獲得します。このときに、監視対象とするノード上でSNMPエージェントが動作していない場合、監視に必要なノード情報を獲得することができません。

ポリシーの設定操作によりノードを監視対象にしようとするとき、ノード情報により監視が可能かどうかをチェックします。

サーバ性能情報の情報ソース

サーバの性能情報は、OSが提供するインタフェースから性能情報を収集することにより実現されます。ここでは、性能情報を収集するための条件について説明します。

UNIXのサーバ性能情報

UNIXのサーバ性能情報は、OSが提供する性能コマンド(sarコマンドなど)を定期的に実行することにより収集しています。Solarisの場合、OSにバンドルされている次のパッケージがインストールされていることが条件になります。

Windows NT(R)のサーバ性能情報

Windows NT(R)のサーバ性能情報は、レジストリ情報を定期的にアクセスすることにより収集しています。レジストリからディスク情報を収集するためには、diskperfコマンドによる設定操作が必要になります。システム情報収集エージェントをインストールしたシステム(標準では、運用管理サーバ、部門管理サーバ、業務サーバ)では、diskperfコマンドを実行してください。

diskperf -y

RAIDシステムの場合には、以下のオペランドを指定してコマンドを入力してください。

diskperf -ye

Windows(R) 2000のサーバ性能情報

Windows(R) 2000のサーバ性能情報は、レジストリ情報を定期的にアクセスすることにより収集しています。レジストリからディスク情報を収集するためには、diskperfコマンドによる設定操作が必要になります。システム情報収集エージェントをインストールしたシステム(標準では、運用管理サーバ、部門管理サーバ、業務サーバ)では、diskperfコマンドを実行してください。

diskperf -y

注意

diskperfコマンドを実行した場合は、システムの再起動が必要です。

アップデートモジュール

部門管理サーバ、業務サーバのバージョンレベルが古い場合、サーバ性能監視機能で作成したポリシーを配付することができません。配付に失敗します。この場合は、Systemwalker Centric ManagerのDVDに同梱されている性能監視のupdateパッチを適用する必要があります。アップデートモジュールとその適用方法の詳細が、以下に格納されています。

Windows(R)の場合

UNIXの場合

Windows32bit版

Windows64bit版

アップデートモジュール

DVDまたはネットワーク接続したドライブ\MAIN\tool\pfmupd

DVDまたはネットワーク接続したドライブ\Client\tool\pfmupd

DVDまたはネットワーク接続したドライブ\Client\tool\pfmupd

アップデートモジュールの適用方法

DVDまたはネットワーク接続したドライブ\MAIN\tool\pfmupd\Readme.txt

DVDまたはネットワーク接続したドライブ\Client\tool\pfmupd\Readme.txt

DVDまたはネットワーク接続したドライブ\Client\tool\pfmupd\Readme.txt

アップデートモジュールの適用が必要なバージョンレベル

SystemWalker/CentricMGR V5.0L10

SystemWalker/CentricMGR V5.0L20

SystemWalker/CentricMGR 5.0

SystemWalker/CentricMGR 5.1