通信環境の定義は、次の2つの方法で定義できます。
ポリシーとして各サーバに配付して定義する
各サーバでローカルに設定する
通信環境定義のログファイルの定義、接続および、動作設定はポリシー設定、ローカル設定の2とおりの設定が可能なため、以下のようにポリシー設定とローカル設定は、後から設定した定義が有効になります。
ポリシー設定により設定後、ローカル設定を行った場合は、ローカル設定で定義が置き換わります。
ローカル設定により設定後、ポリシー設定を行った場合は、ポリシー設定で定義が置き換わります。
このため、これらの定義を変更する場合は、ローカル設定、ポリシー設定のどちらか一方を利用してください。
なお、ログファイルの定義項目であるメッセージログ/コマンドログの格納ディレクトリについては、ポリシー設定での置き換えは起きません。ローカル設定で定義を行ってください。
ポリシーとして各サーバに配付して定義する
[Systemwalkerコンソール[編集]]の[ツリー選択]コンボボックスから、通信環境の定義を行う対象が存在するツリー([ノード一覧]、[ノード管理]、[業務管理])を選択します。
[ノード管理]ツリー、または[業務管理]ツリーを選択した場合は、[ファイル]メニューから[監視ツリーの選択]を選択します。
→[監視ツリーの選択]ダイアログボックスが表示されます。
[ツリー一覧]から目的のツリーを選択し、[OK]ボタンをクリックします。
選択したツリーの中から、通信環境の定義を行う対象のフォルダ、またはノードを選択します。
[ポリシー]メニューから、[ポリシーの定義]-[イベント監視の動作環境(フォルダ/ノード)]を選択します。
→[イベント監視の動作環境設定]ダイアログボックスが表示されます。
UTF-8環境の場合(UNIX版)
イベント監視の動作設定(システム監視エージェントサービス)のポリシーを配付する際、ポリシー配付先でコード変換に失敗、またはポリシー配付先で定義項目を文字コード変換した結果が定義できる文字列の最大長を超えるとポリシー配付に失敗します。このとき、[ポリシーの配付状況]画面の[適用コマンド結果]に、“失敗(0x30)”が表示されます。また、配付先システムのシスログには、ポリシー配付失敗のメッセージが出力されます。
配付先システムに出力されたシスログを参考にして、定義の再設定、再配付を行ってください。再設定の際は、日本語(UTF-8)が含まれないような定義に変更できないか検討してください。
各サーバでローカルに設定する
[通信環境定義]ダイアログボックスを表示します。呼び出し方法は、“[通信環境定義]の呼び出し方法”を参照してください。
注意
[通信環境定義詳細]画面の[自ホスト名]タブ、[メッセージ送信先システム]タブは、各サーバでローカルに設定する方法での定義となります。