導入方法
1. インストール
SNMPトラップ転送プログラムは、以下ディレクトリに格納されています。
E:\pkg\ (CD-ROMドライブがEドライブの場合)
格納ディレクトリに移動し、以下コマンドでインストールします。
[Red Hat Enterprise Linux 5の場合]
# cd CD-ROMのマウントポイント/tools |
[Red Hat Enterprise Linux 6の場合]
# cd CD-ROMのマウントポイント/tools |
2. Systemwalker Network Manager で使用するポート番号の変更
Systemwalker Network Manager では「49162/udp」のポートを使用します。通常は設定の変更は必要ありません。ポート番号を変更したい場合だけ、以下の手順を実施します。
a.以下のservicesファイルを開きます。
/etc/services |
b.記載されている以下の行のポート番号を、変更したいポート番号に編集します。記載されていない場合は、追加して下さい。
mpwksttr-trap xxxxxx/udp |
3. SNMPトラップを受信する他のアプリケーションのポート番号の変更
他のSNMPトラップを受信するアプリケーションを使用する場合は、SNMPトラップを受信するポート番号を変更します。変更方法については、各製品開発元に確認して下さい。
4. SNMPトラップ転送定義ファイルの編集
手順1と手順2で変更したポート番号を、SNMPトラップ転送定義ファイルに指定します。
ファイルの形式はK.2.1 SNMPトラップ転送定義ファイルを参照してください。
手順2でポート番号を変更していない場合は49162を指定します。net-snmpをインストールしている場合は5972を指定します。
※SNMPトラップ転送プログラム起動後にローカルIPアドレスが追加される場合には、SNMPトラップ転送ローカルIPアドレス定義ファイルの設定が必要です。詳細は、K.2.2 SNMPトラップ転送ローカルIPアドレス定義ファイルを参照してください。
5. セットアップ
MpSttrSet(SNMPトラップ転送プログラム設定コマンド)を実行し、SNMPトラップ転送プログラムを設定します。コマンドの形式はK.3.2 MpSttrSet(SNMPトラップ転送プログラム設定コマンド)を参照してください。
6. システムの再起動
システムを再起動します。
解除方法
1. SNMPトラップ転送プログラムの停止
MpSttrCtrl(SNMPトラップ転送プログラム制御コマンド)を実行し、SNMPトラップ転送プログラムを停止します。コマンドの形式はK.3.1 MpSttrCtrl(SNMPトラップ転送プログラム制御コマンド)を参照してください。
2. アンセットアップ
MpSttrSet(SNMPトラップ転送プログラム設定コマンド)を実行し、SNMPトラップ転送の設定を解除します。コマンドの形式はK.3.2 MpSttrSet(SNMPトラップ転送プログラム設定コマンド)を参照して下さい。
3. SNMPトラップを受信する他のアプリケーションのポート番号を元に戻す
他のSNMPトラップを受信するアプリケーションを使用していた場合は、受信するポート番号を変更しているので、変更前に戻してください。変更方法については、各製品開発元に確認してください。
4. システムの再起動
システムを再起動します。