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Systemwalker Network Manager 使用手引書
Systemwalker

K.1 SNMPトラップ転送プログラムの導入

導入方法

1.  インストール

SNMPトラップ転送プログラムは、以下ディレクトリに格納されています。

E:\pkg\ (CD-ROMドライブがEドライブの場合)

格納ディレクトリに移動し、以下コマンドでインストールします。

[Red Hat Enterprise Linux 5の場合]

# cd CD-ROMのマウントポイント/tools
# rpm -ivh FJSVsttr-13.4-1.i386.rpm --nodeps

[Red Hat Enterprise Linux 6の場合]

# cd CD-ROMのマウントポイント/tools
# rpm -ivh FJSVsttr-13.4-1.i686.rpm --nodeps

2.  Systemwalker Network Manager で使用するポート番号の変更

Systemwalker Network Manager では「49162/udp」のポートを使用します。通常は設定の変更は必要ありません。ポート番号を変更したい場合だけ、以下の手順を実施します。

a.以下のservicesファイルを開きます。

/etc/services

b.記載されている以下の行のポート番号を、変更したいポート番号に編集します。記載されていない場合は、追加して下さい。

mpwksttr-trap xxxxxx/udp

3.  SNMPトラップを受信する他のアプリケーションのポート番号の変更

他のSNMPトラップを受信するアプリケーションを使用する場合は、SNMPトラップを受信するポート番号を変更します。変更方法については、各製品開発元に確認して下さい。

4.  SNMPトラップ転送定義ファイルの編集

手順1と手順2で変更したポート番号を、SNMPトラップ転送定義ファイルに指定します。

ファイルの形式はK.2.1 SNMPトラップ転送定義ファイルを参照してください。

手順2でポート番号を変更していない場合は49162を指定します。net-snmpをインストールしている場合は5972を指定します。

※SNMPトラップ転送プログラム起動後にローカルIPアドレスが追加される場合には、SNMPトラップ転送ローカルIPアドレス定義ファイルの設定が必要です。詳細は、K.2.2 SNMPトラップ転送ローカルIPアドレス定義ファイルを参照してください。

5.  セットアップ

MpSttrSet(SNMPトラップ転送プログラム設定コマンド)を実行し、SNMPトラップ転送プログラムを設定します。コマンドの形式はK.3.2 MpSttrSet(SNMPトラップ転送プログラム設定コマンド)を参照してください。

6.  システムの再起動

システムを再起動します。

解除方法

1.  SNMPトラップ転送プログラムの停止

MpSttrCtrl(SNMPトラップ転送プログラム制御コマンド)を実行し、SNMPトラップ転送プログラムを停止します。コマンドの形式はK.3.1 MpSttrCtrl(SNMPトラップ転送プログラム制御コマンド)を参照してください。

2.  アンセットアップ

MpSttrSet(SNMPトラップ転送プログラム設定コマンド)を実行し、SNMPトラップ転送の設定を解除します。コマンドの形式はK.3.2 MpSttrSet(SNMPトラップ転送プログラム設定コマンド)を参照して下さい。

3.  SNMPトラップを受信する他のアプリケーションのポート番号を元に戻す

他のSNMPトラップを受信するアプリケーションを使用していた場合は、受信するポート番号を変更しているので、変更前に戻してください。変更方法については、各製品開発元に確認してください。

4.  システムの再起動

システムを再起動します。