ファーム管理情報ウィンドウに表示されているファーム管理対象ノード情報の検索を行うことができます。以下に管理ノード情報の検索方法について説明します。
1. ファーム管理情報ウィンドウでメニューバーから【編集】―【検索...】を選択(または、ツールバーの【検索...】アイコンをクリック)します。
2. 管理ノード情報検索ダイアログが表示されます。
3. 検索条件として以下の項目を指定します。
項目 | 内容 |
---|---|
・ノード名 | 検索対象のノード名称に含まれる文字列を入力。 |
・管理アドレス | 検索対象の管理者用アドレス。 |
・ファーム版数 | 検索対象のファーム版数。 |
・機種種別 | 検索対象の機種名を選択。 |
4. 【検索】ボタンをクリックします。
5. ファーム管理情報ウィンドウの管理ノード情報エリアには、検索の結果に該当する管理ノード情報のみが表示されます。
6. 【キャンセル】ボタン(または右上の【×】ボタンをクリック)すると、検索は行われず管理ノード情報検索ダイアログは閉じられます。
管理対象装置からファーム情報の取得をすることができます。以下にファーム情報の取得方法について説明します。
1. ファーム管理情報ウィンドウでメニューバーから【編集】―【最新情報更新...】を選択(または、ツールバーの【最新情報更新...】アイコンをクリック)します。
2. 確認ダイアログが表示されます。
3. 【OK】ボタンをクリックすると最新情報更新が実行されます。【キャンセル】ボタンをクリック又はダイアログ右上の【×】ボタンをクリックすると、最新情報更新は実行されずに確認ダイアログが閉じられます。実行後、メニューバーから【表示】―【再表示】を選択(または、ツールバーの【再表示】アイコンをクリック)すると、取得したファーム版数を表示します。
ファーム管理情報ウィンドウで選択された装置に対して、更新版数を選択しファーム更新の実行をすることができます。以下にファームの更新方法について説明します。
1. ファーム管理情報ウィンドウでメニューバーから【編集】―【ファーム更新...】を選択(または、ツールバーの【ファーム更新...】アイコンをクリック)します。
2. ファーム管理情報ウィンドウの管理ノード情報エリアに、ファーム更新実行ダイアログが表示されます。
項目 | 内容 |
---|---|
― ノード名 | ノードに設定されている機器名称。 |
― 管理アドレス | ノードの管理アドレス。 |
― 機種名 | ノードの機種名。 |
― 現ファーム版数 | 現在装置で稼動しているファーム版数。 選択ノードのファーム版数を取得していない場合は空欄となる。 |
― 更新版数 | 更新対象のファームを識別する名称。ファーム登録時に登録版数として指定した内容を表示。 |
― 自動反映 | 装置へファイル転送後、そのファイルを適用させるかを選択させる項目 |
3. 更新版数を変更したい場合は、変更するノードの行の更新版数欄をクリックし指定ファーム版数を選択します。なお、最初に表示される版数は、登録時間が最新のものが表示されます。
4. 「自動反映」チェックボックスにてチェックを付けた場合、ファーム更新後に装置に対してファームの反映が実施されます。【全チェック】ボタンをクリックすると、全データの”自動反映”チェックボックスがチェックされます。【全解除】ボタンをクリックすると、全データの”自動反映”チェックボックスが解除されます。
5. 【OK】ボタンをクリックすると以下の確認ダイアログが表示されます。【キャンセル】ボタンをクリック又はダイアログ右上の【×】ボタンをクリックすると、ファーム更新を行わずにファーム更新実行ダイアログが閉じられます。
6. 【OK】ボタンをクリックするとファーム更新が実行されます。【キャンセル】ボタンをクリック又はダイアログ右上の【×】ボタンをクリックすると、ファーム更新は実行されずに確認ダイアログが閉じられます。
参考
自動反映をチェックすると、更新後のファームが自動的に適用されます。この際、機器側で再起動が発生する場合があります。
自動反映をチェックしない場合、更新後のファームは適用されません。後から手動で再起動等を実施し、適用させて下さい。
ファーム更新を実施する前に、ファームを登録する必要があります。ファーム登録については7.5.1.1 ファームを登録するを参照して下さい。
ファーム更新は、最大で同時に10台まで実施可能です。
ファーム更新を実施する前に、更新対象の機器側に十分なサイズの空き容量があることを確認して下さい。
ファーム更新実施後、機器側で更新前に使用されていたファームは削除されません。
エラー発生時は、以下のような要求受付失敗一覧ダイアログが表示されます。
ファーム管理情報ウィンドウで選択された装置に対して、指定した時刻にファーム更新を実施することができます。以下にスケジュールの設定方法について説明します。
1. ファーム管理情報ウィンドウでメニューバーから【編集】―【スケジュール設定...】を選択(または、ツールバーの【スケジュール設定...】アイコンをクリック)します。
2. ファーム管理情報ウィンドウの管理ノード情報エリアに、スケジュール設定実行ダイアログが表示されます。
項目 | 内容 |
---|---|
― ノード名 | ノードに設定されている機器名称。 |
― 管理アドレス | ノードの管理アドレス。 |
― 機種名 | ノードの機種名。 |
― 現ファーム版数 | 現在装置で稼動しているファーム版数。 |
― 更新版数 | 更新対象のファームを識別する名称。ファーム登録時に登録版数として指定した内容を表示。 |
― 自動反映 | 装置へファイル転送後、そのファイルを適用させるかを選択させる項目 |
3. 「自動反映」チェックボックスにてチェックを付けた場合、ファーム更新後に装置に対してファームの反映が実施されます。【全チェック】ボタンをクリックすると、全データの“自動反映”チェックボックスがチェックされます。【全解除】ボタンをクリックすると、全データの“自動反映”チェックボックスが解除されます。
4. 【スケジュール設定…】ボタンをクリックすると、スケジュール設定ダイアログが表示されます。
項目 | 内容 |
---|---|
― スケジュール実行 | 選択された装置に設定するスケジュールの有無。 |
― 実行日 | 選択している装置のファーム更新実行日。 |
― 実行時刻 | 選択している装置のファーム更新実行時刻。 |
5. 【OK】ボタンをクリックすると以下の確認ダイアログが表示されます。【キャンセル】ボタンをクリック又はダイアログ右上の【×】ボタンをクリックすると、スケジュールの設定を行わずにスケジュール設定実行ダイアログが表示されます。
6. 【OK】ボタンをクリックするとスケジュールが設定されます。【キャンセル】ボタンをクリック又はダイアログ右上の【×】ボタンをクリックすると、スケジュールは設定されずに確認ダイアログが閉じられます。
ファーム管理操作履歴表示機能は、Systemwalker Network Managerからノードに対して行われたファーム管理操作の履歴を表示することができます。以下にファーム管理操作履歴の表示方法について説明します。
1. ファーム管理情報ウィンドウで、メニューバーから【表示】―【操作履歴表示】―【ファーム管理操作履歴】を選択(またはツールバーの【ファーム管理操作履歴】アイコンをクリック)します。
もしくは、ビュー監視ウィンドウやトポロジマップにおいて、メニューバーから【表示】―【操作履歴表示】―【ファーム管理操作履歴】を選択(またはツールバーの【ファーム管理操作履歴】アイコンをクリック)します。
2. Webブラウザが起動し、操作履歴が表示されます。
項目 | 内容 |
---|---|
上段フレーム | 検索条件の入力を行うフレーム。 |
・名称 | 入力不要。 |
・ID | 入力不要。 |
・ノード名 | 検索対象として、特定のノードを指定したい場合に入力。 |
・期間 | 表示/ダウンロードする情報の日付を入力。 |
― 表示開始日 | 操作履歴の表示開始日を入力。 |
― 表示終了日 | 操作履歴の表示終了日を入力。 |
― 期間指定 | 過去何日分の表示を行うのかを指定。
|
・操作種別 | 操作の種別。 |
・検索結果の出力形式 | 検索を行った結果、出力する形式を指定。 |
― 表示 | 検索結果をWebブラウザ上に表示。 |
― ダウンロード | 検索結果をファイルに出力し、運用管理クライアントにダウンロード。 |
下段フレーム | 検索結果、メッセージ表示を行うフレーム。 |
・操作ログ | 表示対象となったログを表示。 |
― 日時 | 操作が起きた日付を表示。 |
― 操作種別 | 履歴に保存された各操作の種類を表示。 |
― 名称 | ‐ |
― ID | ‐ |
― ノード名 | 操作対象となったノード名称の一覧を表示。 |
― ユーザ名 | 操作を行ったユーザ名を表示。 |
・検索条件 | 上段フレームで指定した検索条件を表示。 |
― 名称 | ‐ |
― ID | ‐ |
― ノード名 | テキストボックスに入力したノード名を表示。 |
― 期間 | テキストボックスに入力した期間を表示。 |
― 操作種別 | コンボボックスから選択した操作種別を表示。 |
3. Webブラウザを閉じると、操作履歴表示は終了します。
参考
ファーム管理情報ウィンドウの管理ノード情報より任意の管理ノードを選択してから操作を行うと、選択した管理ノードに関する操作履歴が表示されます。
操作履歴は30日間保存します。
期間を手入力するか、コンボボックスより選択することができます。両方指定された場合は手入力による期間指定が優先されます。
期間指定の詳細については7.2.3.2.1 障害履歴表示の期間を指定すると同様に行って下さい。
操作履歴の基本情報を表示することができます。以下に操作履歴基本情報の表示方法を説明します。
1. 操作履歴画面はフレームが上下2段に分かれており、上段のフレームで検索条件の入力を行い、下段のフレームで検索結果やメッセージを表示します。初期表示では、下段フレームに過去1日(24時間)の検索結果が表示されていますのでその他条件が必要であれば上段フレームに検索条件を入力して下さい。検索結果の出力形式で“表示”を選択し【OK】ボタンをクリックすると、下段フレームに検索の結果を表示します。
2. 【リセット】ボタンをクリックすると、検索条件が初期表示の状態に戻ります。
注意
検索条件の期間に未入力で操作履歴情報を表示させている場合、Webブラウザから印刷を行うと、印刷を開始した時刻を基準にして再度データを運用管理サーバから読み込み直すため、表示されていたデータとは異なるデータを印刷しますのでご注意下さい。上記を回避するためには、検索条件の期間に日時を入力するようにして下さい。
操作履歴の詳細情報を表示することができます。
操作履歴基本情報表示で検索結果表示後、ノード名を選択することで、そのノードに関する詳細な情報を表示します。
操作履歴のダウンロードを行うことができます。以下に操作履歴のダウンロード方法を説明します。
1. 操作履歴表示と同様に検索条件の入力を行います。
2. 検索結果の出力形式で“ダウンロード”を選択し【OK】ボタンをクリックします。
3. ファイル名の入力ダイアログが表示されるので、任意のファイル名を設定して下さい。設定したファイル名で操作履歴ファイルが作成されます。デフォルトはSoftMngOpelog(日付).txtになっています。
注意
ダウンロードでは、操作履歴画面に検索結果を表示しません。
ダウンロード中は、Webブラウザのプログレスバー表示が“残り時間 未定義”となります。
項目 | 内容 |
---|---|
操作履歴ダウンロードファイル | 操作履歴ダウンロードファイルタイトル。 |
日時 | 操作の投入日時。 |
操作種別 | 履歴に保存された各操作。 |
名称 | ‐ |
ID | ‐ |
ユーザ名 | 操作を行ったユーザ名。 |
ノード情報 | 操作対象となったノード情報(ノード名、IPアドレス)の一覧。 |
詳細情報 | 当該操作基本情報に対応する操作履歴詳細情報。 |
検索条件 | 上段フレームで指定した検索条件を出力。 |
名称 | ‐ |
ID | ‐ |
ノード名 | テキストボックスに入力したノード名。 |
期間 | テキストボックスに入力した期間。 |
操作種別 | コンボボックスから選択した操作種別。 |
4. 【リセット】ボタンをクリックすると、検索条件が初期表示の状態に戻ります。