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Systemwalker Centric Manager 全体監視適用ガイド
Systemwalker

3.8.2 Systemwalkerプロトコルでの運用

Systemwalkerプロトコルの場合は、全体監視サーバのインターネットフォルダ配下に登録するノード情報にIPアドレスが表示されます。


被監視側の運用管理サーバのノードが所属しているサイトフォルダにはインターネット経由で被監視側の運用管理サーバへ通信が可能なグローバルIPアドレスが表示され、被監視側の運用管理サーバへの操作が行えます。

全体監視サーバの設定手順については、全体監視サーバの設定の“運用理サーバを体監視サーバに登録”を参照してください。


以下に、全体監視サーバの[Systemwalkerコンソール]を示します。


イベント通知

Systemwalkerプロトコルによる全体監視サーバへイベント通知を行います。

全体監視サーバで、業務サーバ、またはクライアントを直接監視することができます。

全体監視サーバで受信したイベントの“イベント発生元ホスト名”には、運用管理サーバを全体監視サーバに登録するときに指定した、被監視運用管理サーバのサイト名(管理ドメイン名)が付加されます。

サイト名(管理ドメイン名).発生元ホスト名


以下の機能は、全体監視サーバの[Systemwalkerコンソール]で、インターネットのサイトフォルダを選択時に、メニューから呼び出すことができます。

マルチサイト型のSystemwalkerプロトコルを使用する場合の、以下の運用方法について説明します。

なお、その他の運用方法については、“Systemwalker Centric Manager使用手引書 監視機能編”を参照してください。

3.8.2.1 運用時の留意事項

全体監視運用時の留意事項について説明します。


全体監視運用時のサーバ間連携についての留意事項

全体監視運用している全体監視サーバと運用管理サーバ間では、監視イベントの状態(対処状況、対応者、メモ)の同期をとることができますが、次の注意が必要です。

3.8.2.2 リモートから操作する

リモート操作機能、およびリモートデスクトップ(ターミナルサービス)を使用して、被監視サーバの障害復旧などを全体監視サーバから操作することができます。

リモート操作、およびリモートデスクトップ(ターミナルサービス)を使用した運用方法について説明します。


リモート操作

全体監視サーバのリモート操作で、被監視側の運用管理サーバ/運用管理クライアントに接続し、そこからリモートデスクトップでサイト内の対象サーバに接続し操作することができます。


リモートデスクトップ(ターミナルサービス)

全体監視サーバの[Systemwalkerコンソール]からリモートデスクトップ接続を起動し、被監視側の運用管理サーバを操作することができます。


リモートデスクトップ(ターミナルサービス)の起動方法

全体監視サーバの[Systemwalkerコンソール]で対象の運用管理サーバの所属するサイトフォルダを選択し、[操作]メニューの[ユーザ登録メニュー]-[指定システム]-[リモートデスクトップ(管理サーバ)]を選択します。

詳細については、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編”の“リモートから操作する”を参照してください。


ポイント

全体監視サーバの[Systemwalkerコンソール]で、対象の運用管理サーバの所属するサイトフォルダを選択した場合、[操作]メニューで以下のメニューが選択できます。

  • ping(管理サーバ)

  • arp(管理サーバ)

  • telnet(管理サーバ)

  • ftp(管理サーバ)

  • traceroute(管理サーバ)

  • リモートデスクトップ(管理サーバ)

  • リモート操作(管理サーバ)

3.8.2.3 インベントリ収集を行う

運用管理サーバだけでなく全体監視サーバからでもインベントリ情報の収集と表示を行うことができます。

ここでは、全体監視サーバでインベントリ収集を行うために必要な定義と、インベントリ情報の管理方法について説明します。


インベントリ収集を行うために必要な定義

インベントリ情報の管理方法

インベントリ情報を収集、表示、検索する方法について説明します。