ページの先頭行へ戻る
Interstage Big DataParallel Processing ServerV1.0.0 ユーザーズガイド
Interstage

E.3.1 スレーブサーバ、開発実行環境サーバ、および連携サーバ情報の追加

スレーブサーバ、開発実行環境サーバ、および連携サーバの追加を行うには、マスタサーバの接続許可リストファイルに、追加する スレーブサーバ、開発実行環境サーバ、または連携サーバのホスト名を登録します。

マスタサーバ(プライマリ)で、以下の作業が必要です。

  1. スレーブサーバ、開発実行環境サーバ、および連携サーバを追加するファイルシステムのファイルシステム ID を “pdfsinfo コマンド”の出力にある FSID 欄から確認します。

    # pdfsinfo -n /dev/disk/by-id/scsi-1FUJITSU_300000370106 <Enter>
    /dev/disk/by-id/scsi-1FUJITSU_300000370106:
    FSID  hostID    status  hostname
       1  80a4f75b  RUN     master1
       1  80960096  RUN     master2
  2. ファイルシステム ID が該当する接続許可リストファイルに、追加する スレーブサーバ、開発実行環境サーバ、および連携サーバの CLIENT フィールドを追加します。

    CLIENT フィールドは、接続許可リストファイルの末尾に追加します。
    複数のスレーブサーバ、開発実行環境サーバ、または連携サーバを追加する場合は、クライアントの数だけ CLIENT フィールドを追加してください。

    # cat /etc/pdfs/server.conf.1 <Enter>
    #
    # Copyright (c) 2012 FUJITSU LIMITED. All rights reserved.
    #
    #   /etc/pdfs/server.conf.<FSID>
    #
    # List of client hostnames of a file system.
    #
    # Notes:
    #   Do not describe hostnames of management servers.
    #
    # example:
    #CLIENT nodeac1
    #CLIENT nodeac2
    #CLIENT nodeac3
    #CLIENT nodeac4
    #CLIENT nodeac5
    CLIENT slave1
    CLIENT slave2
    CLIENT slave3
    CLIENT slave4
    CLIENT slave5
    CLIENT develop
    CLIENT collaborate

    注意

    • 追加する DFS クライアントの CLIENT フィールドは、必ず接続許可リストファイルの末尾に追加してください。
      既存の CLIENT フィールドが変更されると、追加する スレーブサーバ、連携サーバ、または開発実行環境サーバの mountコマンドが失敗します。

    • 既存の CLIENT フィールドの変更および削除はできません。
      スレーブサーバ、開発実行環境サーバ、または連携サーバの追加と同時に変更および削除を行いたい場合は、DFS をアンマウントした状態で行ってください。

    • スレーブサーバ、開発実行環境サーバ、および連携サーバとマスタサーバを合わせた数が、共用サーバ数の上限である128台を超えないようにしてください。


  3. 更新した接続許可リストファイルを マスタサーバ(セカンダリ)に配付します。

    # cd /etc/pdfs <Enter>
    # scp ./server.conf.1 root@moony:/etc/pdfs/server.conf.1 <Enter>

    注意

    マスタサーバ間で接続許可リストファイルの内容が異なると、MDS ダウンリカバリーに失敗してファイルシステム閉塞やシステムパニックが発生する場合があります。