ネットワーク二重化・Hadoop のセットアップについても、マスタサーバ(プライマリ)、マスタサーバ(セカンダリ)の順で実施します。
セットアップ手順を以下に示します。
スレーブサーバ定義ファイル slaves の編集
ネットワーク二重化・Hadoop のセットアップの実行
接続対象となるスレーブサーバをマスタサーバ(プライマリ)上のスレーブサーバ定義ファイル(/etc/opt/FJSVbdpp/conf/slaves)を編集して定義します。
スレーブサーバ定義ファイル“slaves”の詳細については、「A.2.2 slaves」を参照してください。
編集したスレーブサーバ定義ファイルは、マスタサーバ(セカンダリ)にもコピーしてください。
ネットワーク二重化・Hadoop のセットアップ手順を以下に示します。
マスタサーバにログインしていない場合は、root 権限でログインします。
ネットワーク二重化・Hadoop のセットアップを実行します。
“bdpp_setup”を実行します。
# /opt/FJSVbdpp/setup/bdpp_setup <Enter>
注意
セットアップに失敗した場合は、出力されたメッセージの意味や対処方法を参考にして、または、必要に応じてセットアップログ(/var/opt/FJSVbdpp/log/bdpp_setup.log)を参照して、失敗した原因を取り除き、再度インストールを実施してください。
参考
Hadoop のセットアップによって、本製品のデフォルトの設定として Hadoop および DFS の構成が設定されます。構成設定をチューニングするには、「D.5 Hadoop 構成設定」を参照してください。
構成設定を変更した場合は、マスタサーバ(マスタサーバ(プライマリ)、およびマスタサーバ(セカンダリ))、スレーブサーバ、および開発実行環境サーバの各構成設定情報をコピーして、同じ設定となるようにしてください。