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ETERNUS SF Express 15.0/ Storage Cruiser 15.0/ AdvancedCopy Manager 15.0 バージョンアップガイド
付録A 旧バージョンレベル環境に対する操作 > A.5 管理情報のバックアップ(HP-UX/AIX環境)
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A.5 管理情報のバックアップ(HP-UX/AIX環境)

Storageサーバに存在する管理情報を退避します。

バックアップ運用を行っていた場合

  1. バックアップ管理簿(以下のディレクトリ配下)のデータ容量を確認します。

    • Storageサーバが非クラスタ環境の場合
      /etc/opt/FJSVswsts/data

    • Storageサーバがクラスタ環境の場合
      /etc/opt/FJSVswsts/<論理ノード名>/data

  2. バックアップ管理簿を退避します。

    手順1で確認したデータ容量を格納できるディレクトリを指定して、以下のコマンドを実行してください。

    # /opt/FJSVswsts/bin/swstresback <退避先ディレクトリ>

    参照

    コマンドの詳細は、該当する旧バージョンレベルの『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書』の「swstresback(資源バックアップコマンド)」を参照してください。

  3. 前後処理スクリプトを退避します。

    cpコマンドを使用して、以下のファイルを退避してください。

    • バックアップ管理の前後処理スクリプト

    クラスタ運用でない場合

    退避対象ファイル

    ファイル名

    バックアップ管理の前後処理スクリプト

    /etc/opt/FJSVswsts/sh/OpcBackup.pre
    /etc/opt/FJSVswsts/sh/OpcBackup.post
    /etc/opt/FJSVswsts/sh/OpcRestore.pre
    /etc/opt/FJSVswsts/sh/OpcRestore.post

    クラスタ運用の場合

    退避対象ファイル

    ファイル名

    バックアップ管理の前後処理スクリプト

    /etc/opt/FJSVswsts/<論理ノード名>/sh/OpcBackup.pre
    /etc/opt/FJSVswsts/<論理ノード名>/sh/OpcBackup.post
    /etc/opt/FJSVswsts/<論理ノード名>/sh/OpcRestore.pre
    /etc/opt/FJSVswsts/<論理ノード名>/sh/OpcRestore.post

  4. テープバックアップ連携を行っていた場合は、cpコマンドを使用して、以下のファイルも退避します。

    • テープコピーの前後処理スクリプト

    クラスタ運用でない場合

    退避対象ファイル

    ファイル名

    テープコピーの前後処理スクリプト

    /etc/opt/FJSVswsts/sh/TapeCopy.pre
    /etc/opt/FJSVswsts/sh/TapeCopy.post

    クラスタ運用の場合

    退避対象ファイル

    ファイル名

    テープコピーの前後処理スクリプト

    /etc/opt/FJSVswsts/<論理ノード名>/sh/TapeCopy.pre
    /etc/opt/FJSVswsts/<論理ノード名>/sh/TapeCopy.post


レプリケーション運用を行っていた場合

  1. レプリケーション管理簿を退避します。

    レプリケーション管理簿はStorage管理サーバ上のリポジトリに格納されています。このため、Storage管理サーバのバージョンアップ作業の過程でリポジトリデータを退避済みの場合、本手順は不要です。

    Storage管理サーバ上のリポジトリデータを退避していない場合は、以下を参照して作業してください。

  2. 前後処理スクリプトおよび動作指定ファイルを退避します。

    cpコマンドを使用して、以下のファイルを退避してください。

    • レプリケーション管理の前後処理スクリプト

    • コンカレントサスペンド機能のタイムアウト値指定ファイル (AdvancedCopy Manager 13.4以降の場合だけ)

    クラスタ運用でない場合

    退避対象ファイル

    ファイル名

    レプリケーション管理の前後処理スクリプト

    /etc/opt/FJSVswsrp/sh/RepSrc.pre
    /etc/opt/FJSVswsrp/sh/RepDst.pre
    /etc/opt/FJSVswsrp/sh/RepSrc.post
    /etc/opt/FJSVswsrp/sh/RepDst.post

    コンカレントサスペンド機能のタイムアウト値指定ファイル

    /etc/opt/FJSVswsrp/data/DEFAULT/check.ini

    クラスタ運用の場合

    退避対象ファイル

    ファイル名

    レプリケーション管理の前後処理スクリプト

    /etc/opt/FJSVswsrp/<論理ノード名>/sh/RepSrc.pre
    /etc/opt/FJSVswsrp/<論理ノード名>/sh/RepDst.pre
    /etc/opt/FJSVswsrp/<論理ノード名>/sh/RepSrc.post
    /etc/opt/FJSVswsrp/<論理ノード名>/sh/RepDst.post

    コンカレントサスペンド機能のタイムアウト値指定ファイル

    /etc/opt/FJSVswsrp/<論理ノード名>/data/DEFAULT/check.ini


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