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ETERNUS SF Express 15.0/ Storage Cruiser 15.0/ AdvancedCopy Manager 15.0 バージョンアップガイド

2.2.2 Storage Cruiser 14.2以前での変更点

ストレージ管理コマンドのエラーメッセージを変更

ストレージ管理コマンドの出力メッセージを変更しました。

メッセージID

14.1以前

14.2

ssmgr3228

指定されたRAIDグループは、Thin Provisioning Poolで使用されているRAID グループです。

または、

The specified raid group number is used in the Thin Provisioning Pool.

指定されたRAIDグループは、操作できません。

または、

The specified raid group cannot operate.


SNMPトラップ受信プログラムの変更

通信回復時のイベントメッセージの変更

本非互換の対象は、装置ポーリング機能において、ポーリング方式が「通信状況確認」の管理対象装置です。

バージョン

非互換の内容

13.4以前

Unit status changed: OK
Unit status changed: Warning
Unit status changed: Error

14.0

Connection OK

参照

ポーリング方法は、『ETERNUS SF Storage Cruiser 運用ガイド』の「装置ポーリング」を参照してください。


VMware Infrastructure 3 Version 3.5のサーバノードに対する管理方法を変更

バージョン

非互換の内容

13.3以前

ホストOSにStorage Cruiserエージェントをインストールして管理します。
Storage Cruiserに登録する場合、ホストOSのIPアドレスの情報が必要です。
関係管理画面で、ext2およびext3ファイルシステムが表示されます。

13.4

ホストOSにStorage Cruiserエージェントをインストールせずに管理します。
Storage Cruiserに登録する場合、VMホストのIPアドレスと、VMホストにログインするためのユーザー名とパスワードが必要です。
関係管理画面で、ext2およびext3ファイルシステムが表示されません。

Storage Cruiserマネージャーを13.4以降に移行して13.3以前のStorage Cruiserエージェントを使用する場合は、従来の管理方法となります。新しい方法で管理する場合は、Storage Cruiserマネージャーを13.4以降へ移行した後、当該Storage CruiserエージェントがインストールされているサーバをStorage Cruiserから削除して、新しい管理方法で再登録してください。

参照

新しい管理方法とその登録手順は、『ETERNUS SF Storage Cruiser 運用ガイド』の「VMware Infrastructure 3 Version 3.5以降、VMware vSphere 4以降、またはVMware ESXi 3.5以降」および「装置の登録」を参照してください。


LVMの論理ボリューム、物理ボリュームの統合アイコン名と基本情報を変更 (HP-UX環境の場合)

種類

バージョン

非互換の内容

論理ボリュームの統合アイコン名

13.3以前

PVLink Logical Volumes(xxxx)

13.4

LVM Logical Volumes(xxxx)

論理ボリュームの統合アイコンの基本情報

13.3以前

PVLink Logical Volumes(xxxx)

13.4

LVM Logical Volumes(xxxx)

物理ボリュームの統合アイコンの基本情報

13.3以前

PVLink Physical Volumes(xxxx)

13.4

LVM Physical Volumes(xxxx)

統合アイコンの基本情報は、統合アイコンのプロパティ画面で[基本情報]タブを選択すると表示されます。

  • バージョン13.3以前の場合

    論理ボリュームの統合アイコン名: PVLink Logical Volumes(vg01)
    論理ボリュームの統合アイコン - [基本情報]タブ: PVLink Logical Volumes(vg01)
    物理ボリュームの統合アイコン - [基本情報]タブ: PVLink Physical Volumes(c2t0d0-7)

  • バージョン13.4以降の場合

    論理ボリュームの統合アイコン名: LVM Logical Volumes(vg01)
    論理ボリュームの統合アイコン - [基本情報]タブ: LVM Logical Volumes(vg01)
    物理ボリュームの統合アイコン - [基本情報]タブ: LVM Physical Volumes(c2t0d0-7)


イベント連携機能に渡す「引数1内容を変更

引数1で渡す障害内容メッセージ中のSN200製品名を変更しました。

バージョン

非互換の内容

13.1以前

"SilkWorm xxxx"

13.2

"xxxx"

  • バージョン13.1以前の場合

    "AP:SSC: INFO: swsag4203:FC Port No.0 Online in M540(SilkWorm 48000[192.168.0.1])"

  • バージョン13.2以降の場合

    "AP:SSC: INFO: swsag4203:FC Port No.0 Online in M540(48000[192.168.0.1])"


運用管理サーバで使用するコマンドの、インストールディレクトリおよびコマンド名を変更 (Solaris環境の場合)

コマンド

バージョン

非互換の内容

デーモンの起動・停止コマンド

13.1以前

/opt/FJSVrcxmr/sbin/rcxmgrctl

13.2

/opt/FJSVssmgr/sbin/managerctl

調査資料採取コマンド

13.1以前

/opt/FJSVrcxmr/sbin/rcxmgrsnap

13.2

/opt/FJSVssmgr/sbin/managersnap


クラスタ環境用のCmdlineリソースのパスを変更 (Solaris環境の場合)

スクリプトの種類

バージョン

非互換の内容

Startスクリプト

13.1以前

/opt/FJSVrcxmr/cluster/cmd/rcxclstartcmd

13.2

/opt/FJSVssmgr/cluster/cmd/rcxclstartcmd

Stopスクリプト

13.1以前

/opt/FJSVrcxmr/cluster/cmd/rcxclstopcmd

13.2

/opt/FJSVssmgr/cluster/cmd/rcxclstopcmd

Checkスクリプト

13.1以前

/opt/FJSVrcxmr/cluster/cmd/rcxclcheckcmd

13.2

/opt/FJSVssmgr/cluster/cmd/rcxclcheckcmd


SN200 MDS(Cisco MDS)のイベントにおけるメッセージを変更

バージョン

非互換の内容

13.0以前

The status of the port has changed to %STATE%/%STATUS%

13.1

The status of the port has changed to %STATE%/%STATUS% fcスロット番号/スロット内ポート番号(ポート番号)

参照

変更後のメッセージの詳細は、『ETERNUS SF イベント説明書』の「SN200 MDS(Cisco MDS)のイベントの説明」を参照してください。