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ETERNUS SF Express 15.0/ Storage Cruiser 15.0/ AdvancedCopy Manager 15.0 バージョンアップガイド

2.2.1 Storage Cruiser 15.0での変更点

GUIクライアントのサポートを中止

Web GUIのサポートに伴って、GUIクライアントのサポートを中止しました。
インストールされているGUIクライアントを、アンインストールしてください。

バージョン

非互換の内容

14.2以前

Storage Cruiserの機能をGUIで操作する場合、PCにインストールしたStorage CruiserのGUIクライアントから操作します。

15.0

Storage Cruiserの機能をGUIで操作する場合、Webブラウザから操作します。

参照

利用できるWebブラウザの種類や操作方法は、『ETERNUS SF Webコンソール説明書』を参照してください。


管理対象装置のサポート中止

以下の装置について、サポートを中止しました。

バージョン

非互換の内容

14.2以前

-

15.0

ETERNUS4000 モデル80, 100
ETERNUS3000 (全モデル対象)
ETERNUS6000 (全モデル対象)
ETERNUS GR series
ETERNUS SX300、SX300S
ETERNUS VS900
ETERNUS LT120/LT130/LT160
ETERNUS NR1000C series

参照

本バージョンレベルのStorage Cruiserで管理できる装置は、『ETERNUS SF 導入ガイド』の「サポート装置」を参照してください。


動作プラットフォームのサポートを中止

以下の動作プラットフォームについて、サポートを中止しました。

バージョン

非互換の内容

14.2以前

-

15.0

  • Storage Cruiserマネージャー

    Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Foundation SPなし/SP2
    Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Standard Edition SPなし
    Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Enterprise Edition SPなし
    Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Standard Edition SPなし
    Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Standard x64 Edition SPなし/SP2
    Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Enterprise Edition SPなし
    Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Enterprise x64 Edition SPなし/SP2

  • Storage Cruiserエージェント

    Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 for Itanium-Based Systems SPなし/SP2
    Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Standard Edition SPなし
    Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Standard x64 Edition SPなし
    Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Enterprise Edition SPなし
    Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Enterprise x64 Edition SPなし
    Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Enterprise Edition for Itanium-based Systems SPなし/SP2
    Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Standard Edition SPなし
    Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Standard x64 Edition SPなし
    Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Enterprise Edition SPなし
    Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Enterprise x64 Edition SPなし
    Solaris(TM) 8 Operating System
    Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5 (for Intel Itanium)
    Red Hat(R) Enterprise Linux(R) AS (v.4 for Itanium)
    Red Hat(R) Enterprise Linux(R) AS (v.3 for x86)
    Red Hat(R) Enterprise Linux(R) ES (v.3 for x86)
    SUSE(R) Linux Enterprise Server 9 EM64T

参照

本バージョンレベルのStorage Cruiserが動作するプラットフォームは、『ETERNUS SF 導入ガイド』の「ETERNUS SF Managerの動作環境」および「Storage Cruiserエージェントの動作環境」を参照してください。


Storage Volume Configuration Navigatorのサポートを中止

Storage Volume Configuration Navigatorのサポートを中止しました。

バージョン

非互換の内容

14.2以前

Storage Volume Configuration Navigator機能を利用できます。

15.0

Storage Volume Configuration Navigator機能を利用できません。


マップ表示を中止

マップ表示を中止しました。

バージョン

非互換の内容

14.2以前

マップ表示(アイコン表示)とリスト表示が可能です。マップ表示では各アイコンの結線表示、アクセスパスの状態表示、アクセスパスを形成している物理結線表示、およびドラッグ&ドロップによるアクセスパスの設定が可能です。

15.0

リスト表示だけ可能です。マップ表示はできません。
マップ表示に関連する各アイコンの結線表示、アクセスパスの状態表示、およびドラッグ&ドロップによるアクセスパスの設定はできません。


参考

  • 装置の状態は、リスト表示で参照してください。

  • ドラッグ&ドロップによるアクセスパスの設定は、表選択方式に変更しています。


メモ情報の表示を中止

メモ情報の表示を中止しました。

バージョン

非互換の内容

14.2以前

メモ情報による編集・表示が可能です。

15.0

メモ情報を編集・表示できません。また、以前のバージョンで作成したメモ情報は、引き継がれません。


関係管理ウィンドウを中止

関係管理ウィンドウの以下の表示を中止しました。

バージョン

非互換の内容

14.2以前

装置内の詳細な関係管理構成を、別ウィンドウでエレメント表示できます。

15.0

リスト表示できますが、別ウィンドウでエレメント表示できません。


関係管理の表示の中止

関係管理の一部の表示を中止しました。

バージョン

非互換の内容

14.2以前

-

15.0

関係管理の以下について、表示できません。

  • 業務(アプリケーション)表示

  • DBMS表示

  • ファイルシステム(マウントポイント)表示

  • ミラードライバ表示

  • マルチパスドライバ表示

  • Rawデバイス表示

  • IOB表示

  • Router表示

  • DE表示

  • バッテリ表示

  • エレメント統合表示

  • 経路表示

  • 構成情報の保存


回転灯アイコンの表示を中止

回転灯のアイコンの表示を中止しました。

バージョン

非互換の内容

14.2以前

リソース管理画面に回転灯アイコンを表示します。

15.0

回転灯アイコンを表示しません。


コンディションレポートの表示を中止

性能管理機能の閾値監視を行った場合の動作を、以下のように変更しました。

バージョン

非互換の内容

14.2以前

コンディションレポートを表示します。

15.0

コンディションレポートを表示しません。


ファイバーチャネルスイッチ登録後のSNMPトラップの設定機能のサポートを中止

ファイバーチャネルスイッチ登録後のSNMPトラップの設定機能のサポートを以下のように変更しました。

バージョン

非互換の内容

14.2以前

ファイバーチャネルスイッチを登録した後に、SNMPトラップの受信設定を有効にできます。

15.0

ファイバーチャネルスイッチを登録した後にSNMPトラップの受信設定を有効にする場合は、装置の再登録が必要です。


Solarisサーバノードのビーコン機能を中止

Solarisサーバノードに対するビーコン機能を、以下のように変更しました。

バージョン

非互換の内容

14.2以前

ビーコン機能を利用できます。

15.0

ビーコン機能を利用できません。


性能管理グラフのファイル出力機能を中止

性能管理グラフ表示におけるファイル出力機能を、以下のように変更しました。

バージョン

非互換の内容

14.2以前

性能管理グラフで表示した内容を、JPEGファイルに出力できます。

15.0

性能管理グラフで表示した内容を、JPEGファイルに出力できません。


マネージャー機能が含まれるプログラムのデフォルトインストールパスを変更 (Windows環境の場合)

バージョン

非互換の内容

14.2以前

C:\Program Files\ETERNUS-SSC\Manager

15.0

C:\ETERNUS_SF\ESC\Manager

デフォルトのインストール先にプログラムをインストールした場合、シェル連携機能で使用するシェルスクリプトのフルパスは、以下のようになります。

  • バージョン14.2以前の場合

    C:\Program Files\ETERNUS-SSC\Manager\opt\FJSVssmgr\lib\sample\trapop.bat

  • バージョン15.0の場合

    C:\ETERNUS_SF\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\lib\sample\trapop.bat


ETERNUS ディスクアレイの装置登録処理を変更

ETERNUS ディスクアレイを装置登録する場合に必要な情報を、以下のように変更しました。

バージョン

非互換の内容

14.2以前

ETERNUS ディスクアレイのアカウントは指定不要です。

15.0

以下の機種では、ETERNUS ディスクアレイのSoftwareロール権限を持つアカウントの指定が必要です。

  • ETERNUS DX80 S2/DX90 S2

  • ETERNUS DX400 S2 series

  • ETERNUS DX8000 S2 series

上記以外の機種では、ETERNUS ディスクアレイのAdministrator権限を持つアカウントの指定が必要です。


装置登録時の初期値を変更

ETERNUS ディスクアレイおよびファイバーチャネルスイッチを登録する時のSNMPトラップの設定機能チェックを、以下のように変更しました。

バージョン

非互換の内容

14.2以前

ETERNUS ディスクアレイおよびファイバーチャネルスイッチ登録時、SNMPトラップ送信先アドレスの自動設定機能が、デフォルトでチェックされます。

15.0

ETERNUS ディスクアレイおよびファイバーチャネルスイッチ登録時、SNMPトラップ送信先アドレスの自動設定機能が、デフォルトではチェックされません。


ログインアカウントを変更

ログインアカウントを以下のように変更しました。

バージョン

非互換の内容

14.2以前

Storage Cruiserクライアントから運用管理サーバに接続するために、Storage Cruiser専用のアカウントが必要です。

15.0

Webコンソールから運用管理サーバに接続するために、Storage Cruiser専用のアカウントは不要です。運用管理サーバのOSアカウントを利用します。


シン・プロビジョニングプールの閾値監視で表示されるアイコンを変更

シン・プロビジョニングプールの使用量が「警告閾値」以上の場合に表示されるアイコンを、以下のように変更しました。

バージョン

非互換の内容

14.2以前

”が表示されます。

15.0

”が表示されます。


シン・プロビジョニングプールの容量グラフの表示方法を変更

シン・プロビジョニングプールの容量グラフの表示方法を、以下のように変更しました。

バージョン

非互換の内容

14.2以前

  • 表示内容は、以下を選択できます。

    • 使用容量

    • 残容量

  • 単位は、以下を選択できます。

    • TB

    • %

  • 表示期間は、以下を選択できます。

    • 過去1か月

    • 過去N年(Nは1から10)

  • 1回の指示で複数の、シン・プロビジョニングプールのグラフウィンドウを表示できます。

15.0

  • 表示内容は、使用容量だけです。

  • 単位は、TBだけです。

  • 表示期間は、以下を選択できます。

    • 過去1か月

    • 過去1年

    • 過去10年

  • 1回の指示で1つの、シン・プロビジョニングプールのグラフウィンドウを表示できます。


管理対象サーバ削除時の動作を変更

アクセスパスが設定されている管理対象サーバを削除する場合の動作を、以下のように変更しました。

バージョン

非互換の内容

14.2以前

管理対象サーバの削除時にアクセスパスが設定されている場合、アクセスパスも同時に削除できます。

15.0

管理対象サーバの削除時にアクセスパスが設定されている場合、アクセスパスを同時に削除できません。


VMホスト上にVMゲストが存在する場合のVMホストの削除手順を変更

VMホスト上にVMゲストが、存在する場合のVMホストの削除手順を変更しました。

バージョン

非互換の内容

14.2以前

VMホストを削除した場合は、VMホスト上のVMゲストも同時にETERNUS SFから削除されます。

15.0

VMゲストが存在するVMホストを削除する場合は、先にVMゲストをETERNUS SFからすべて削除してください。VMホストとVMゲストは、同時に削除できません。


Storage Cruiserマネージャー調査資料採取コマンドの名称およびパスを変更

Storage Cruiserマネージャーの調査資料採取コマンドの名称およびパスを変更しました。

バージョン

非互換の内容

コマンド名

パス名

14.2以前

managersnap

  • Windows環境(注1)
    $INS_DIR\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin

  • Solaris/Linux環境
    /opt/FJSVssmgr/sbin

15.0

esfsnap

  • Windows環境(2)
    $INS_DIR\Common\bin

  • Solaris/Linux環境
    /opt/FJSVesfcm/bin

1: $INS_DIRは、Storage Cruiserマネージャーのインストール時に指定した「プログラムディレクトリ」です。
注2: $INS_DIRは、ETERNUS SF Managerのインストール時に指定した「プログラムディレクトリ」です。